ウォータードリッパーを自作しよう(水出しコーヒー) その1
ドリリウムは移転しました。
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そろそろ冷たい飲み物がおいしい季節ですね。
僕は水出しアイスコーヒーが好きです。もちろん、行きつけのお店に限っての話でして、というか行きつけのお店の水出しアイスコーヒーが絶品です。
うまい水出しコーヒーのワインのような華やか、そしてアルコールのような深みは、普通のコーヒーでは味わえず、一度味わってしまうとしばらく普通のコーヒーが物足りなく感じてしまいます。
さて、そんな行きつけのお店で水出しコーヒーの話をしていると、僕が家具つくりに凝っていることを知っている店主は、水出しコーヒー用の機械を作ったらどうだ?と提案してきました。
そのお店でも半自作のウォータードリッパーがあります。
ガラスや樹脂、金属の冷たい質感は好まないので、木でフレームを作ろうというわけです。フレーム以外は市販のコーヒーサーバーやウォータードリッパーの部品を転用してもよいですが、自作するのが好きな人間というのはそれを好みません。
市販の専用品以外を使って実現するのが面白いのです。
ということで、軽くホームセンターと100均をめぐり、いくつかのガラス瓶とアクアリウム用のコックを買ってきました。
▼ニッソーの一方コックです。片側にねじが切られています。
素材は黄銅ですから、食品に触れる場所に使っても問題ないでしょう。
瓶はあまり深く考えず、主に100均でいくつか選んできました。
その中で、最上部に位置する水溜め用としてひとつを選択し、試しに底に穴をあけてみます。
▼5mmのガラスドリルを使います。
すでに写真ではまっていますが、ここに一方コックをねじ込みます。
ガラス側が弱いため、ねじは切っていませんが、ねじ込むことで根本まで入れることができました。当初の計画では、裏からシリコンかゴムのワッシャーをはめて、ステンレスのナットで固定するつもりでしたが、瓶が思いのほか厚く、ナットを取り付けるだけの余裕がありませんでした。
まずはこのまま水を貯めてみると、コック全開であれば水漏れはないものの、2滴/1秒くらいからコックの付け根から水漏れを始めてしまいます。
そこで、食品が触れる場所に使える接着剤や充填剤、パテを探し始めました。
特に接着剤に関しては、数多く見つかるのですが、素人が簡単に手に入れられる商品がなかなかありません。
唯一見つけたのは、アルテコの瞬間接着剤で、CN2あるいはCN4です。
これであれば、モノタロウで購入することができます。そして、食品衛生法に適合しています。
アルテコ社のカタログ:http://www.alteco.co.jp/cms/wp-content/uploads/catalog/cyanoacrylate.pdf
モノタロウの商品ページ:
CN2は液状、CN4は粘度が高いジェル状とのことで、CN4を選択しました。
シアノアクリレートを使っていますので、市販のアロンアルファなどの接着剤でも問題ないと思われます。今回は、1000円少々という価格でしたので、念のためにこちらを選択しました。
届くのに時間がかかるようで、その2に続きます。。。