【水耕栽培】自作水量計をつけて水を管理しよう!【自作水耕栽培ボックス改良】
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今月頭からスイカの水耕栽培を始めました。
情報も少なく手探りで栽培していますが、今のところ順調です。
見ての通り、発泡スチロールのクーラーボックスを利用した自作水耕栽培ボックスを使っています。制作と立ち上げの様子はこちらの記事で紹介しています。
水の管理がわからない
水耕栽培は、水をこまめに入れ替えた方が良いと言われています。
これは水の腐敗を防ぎ、肥料切れを起こさないためと言うことはわかるのですが、私の場合にはたっぷりのエアレーションをしているため水の腐敗は起こりにくいと考えています。また、フタで密閉されているため、水の蒸発もかなり少ないと思われます。
とはいえ、苗が固定されているフタをあまりパカパカと動かしたくはありません。
そのため、水の管理の第一歩として水量計を取り付けることにしました。
水耕栽培ボックス本体同様、家にある材料だけで制作します。
フロート式水量計
制作するのは、車の各種タンクで使われているフロート式の水量計です。
極めてアナログな機構なので、どなたでも自宅にある材料で制作できると思います。
材料
- 浮力のあるもの(発泡すちろーくの切れ端など)
- 棒(割り箸など)
- 接着剤(粘性のあるものが使いやすい)
作り方
今回、私は自作水耕栽培ボックスを作るときにフタをくり抜いた余り(発泡スチロールのかけら)があったので、これを使用します。棒にはいらなくなった菜箸を利用しました。
まずは発泡スチロールのかけらの中心に、用意した棒が刺さる程度の穴を空けます。
なお、棒は水耕栽培ボックスの深さより少し浅い程度にカットしておきましょう。
続いて、棒を発泡スチロール片に突き刺した状態で、接着剤で固定します。
接着剤は即効性で多用途、粘性も高いボンド ウルトラ多用途S・Uあたりがおススメです。植物への影響を最小限に抑えたい場合にはセメダイン バスコークNがおススメですが、乾くまでに丸一日かかるため、前者がおススメです。
これでフロート式の水量計が完成です。
設置
水耕栽培ボックスのフタに、使用した棒より少し大きい程度の穴を空けます。
ボックスのフタを開け、棒を内側から通してフタを閉めます。
完成です。
使い方
この棒は、発泡スチロールの浮力で浮き上がります。
水が十分に入っていれば、発泡スチロールが引っかかる位置まで棒が上がってきます。
▼わかりやすく一番上まで上がった場所にテープを張りました。
水が減ってくると、この棒が下がってくるというわけです。
水を抜いたり、継ぎ足したりするときにもこれがあると便利です。
水の様子
なお、約10日水を交換していない我が家の水耕栽培ボックスですが・・・
十分なエアレーションのお陰か、水量のお陰か、全く悪くなっている様子はありませんでした。匂いもなく濁りもありません。箱の密閉性もあってか水量もほとんど減っていませんでした。
流石に1カ月に1回、あるいは2回程度は水を変えてやった方が良い気がしています。継続して調べながら実践していきたいです。