【Amazonアソシエイト】テキストリンクには1ピクセルの画像やパラメータがなくてもいいの？

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Amazonアソシエイトで商品のテキストリンクを作成すると、以下のように謎の1ピクセル×1ピクセルの画像ファイルが付け加えられます。

<a target="_blank" href="商品URL">商品名</a>
<img src="//ir-jp.amazon-adsystem.com/から始まるURL" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

しかし、Amazonの商品リンクを生成する外部サービス（カエレバやはてなブログのAmazon商品紹介機能など）では、この画像ファイルがないどころか、商品URLのパラメータが削られています。

謎の1ピクセル画像がない点について
1ピクセルの画像を消していいの？
パラメータが少ない点について
7つのパラメータとその有無について

謎の1ピクセル画像がない点について

Amazonアソシエイトの公式サイトで商品のテキストリンクを生成しようとすると、「HTML」「リンク」「短縮URL」の3種類を選択することができます。

しかし、「HTML」には謎の1ピクセル画像があるにも関わらず、「リンク」と「短縮URL」にはありません。つまり、外部サービスを使用せず公式サイトで商品リンクを作成した場合にも謎の1ピクセル画像がある場合とない場合があるというわけです。

この謎の1ピクセル画像は、Amazonアソシエイトにおいて「インプレッションカウント」と呼ばれます。Amazonアソシエイトにおける「インプレッション」とは、「表示回数」とイコールです。

その説明はAmazonアソシエイトのヘルプにも記載されており、以下の通りです。

インプレッションカウントとはなんですか？
特定のリンクタイプに限り、アソシエイトリンクのインプレッション数をカウントしています。リンクタイプレポートでは、リンクタイプ別にインプレッション数をレポートします。このデータによって、あなたのページの中で、どのリンクがよりトラフィックを稼いでいるかを知ることができます。どのリンクが最も効率よく売上に貢献するかを見極め、今後の戦略作りにお役立てください。

Amazonアソシエイトヘルプより引用

また、このインプレッションカウントを持たないリンクタイプも存在しますし、2005年6月以前に作成したリンクにはインプレッションカウントが存在しません。インプレッションカウントが存在しない場合には、Amazonアソシエイトのレポート上で表示回数がカウントされません。

インプレッションカウントは必ずしも1ピクセルの画像とは限りませんが、1ピクセルの画像の場合にはAmazonのサーバー（www.assoc-amazon.com）上にある1ピクセルの画像が読み込まれる（Amazonのサーバーにリクエストが送られる）ことで表示回数がカウントされるというわけです。

この際、AmazonはアソシエイトID、広告のタイプ、ASIN（Amazonの商品を一意に識別するコード）のみを記録しており、セキュリティの心配はありません。

1ピクセルの画像を消していいの？

以上の説明を見てもわかる通り、1ピクセルの画像を消しても問題ありません。

cssでimgタグのborderなどを指定してしまうと1ピクセルの画像が表示されてしまう場合がありますが、その場合にはcssを見直して1ピクセルの画像が表示されないようにしましょう。Amazonとしては画像を消しても良いとは明言しておらず、消さないことを推奨しています。

実際に、この1ピクセルの画像があることでレポートがより正確になりますので消さない方が良いでしょう。ただし、何か不都合があれば消しても問題ないということです。

パラメータが少ない点について

▼Amazonアソシエイトで作成した商品リンクのURL

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07DKWZRMG/ref=as_li_tl?ie=エンコード&camp=整数値&creative=整数値&creativeASIN=ASINコード&linkCode=コード&tag=アソシエイトID&linkId=ランダムっぽい半角英数字列

商品URLに続いて「ie」「camp」「creative」「creativeASIN」「linkCode」「tag」「linkId」の7つのパラメータがあることがわかります。

▼カエレバやはてなブログで作成した商品リンクのURL

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07DKWZRMG/アソシエイトID/

商品URLに続いてパラメータはなくアソシエイトIDが指定されています。

▼見た目は変わりませんが、すべてのテキストリンクを貼り付けてみた例です。