【レビュー:TONE ツールチェスト BX230SV】工具箱を買ったらこれをやっとけ!【vs KTC SKX0213S】
ドリリウムは移転しました。
約5秒後に自動的にリダイレクトします。
TONEのツールチェストを購入しました。こうした引き出しがあるタイプの工具箱、ツールボックス、ツールチェストなどを購入したときに、長く使うために僕がやっている初期メンテナンスを紹介します。ただのグリスアップですが、なかなかやっている人は少ないかもしれません。これをやるだけで、安物だろうとかなり使い心地が良くなります。
TONE BX230SV vs KTC SKX0213S
まずはじめに、この工具箱を選ぶにあたり、KTCの工具箱と悩みました。50センチ幅のほぼ同じサイズで、三段の引き出しが付いています。半固定で使うサイズ感です。
どちらもほぼ同じスペックで、価格はKTCがやや安いもののほぼ同じ。決め手がないなか、レビューをいろいろと読みまして、KTCがやや貧弱というレビューが決め手となりTONEを選択しました。買ってから気がつきましたが、KTCは鍵がついておらず、南京錠などを通す穴がついているだけなのに対して、TONEはきちんと鍵が埋め込まれています。
▼こちらが今回購入したTONEの工具箱
▼こちらが競合のKTCの工具箱
TONE BX230SVを軽くレビュー
まず、ありがたいのがマットが付属すること。自分で買ってカットするのは意外と面倒なんです。
引き出しのロックは、定番の上蓋と連動するタイプ。上蓋をきちんと開くと引き出しを開けることができます。また、引き出しをきちんと閉めてから上蓋を閉める必要があります。
鍵はこんなの。
工具箱のスライドレールのグリスアップ
早速メンテナンスしていきます。僕は、こうした引き出しがあるタイプの工具箱を購入したとき、不要と思いつつもこれをやらずにはいられません。元々グリスが塗られていますが、更にグリスアップすることでグッとスムーズになるのです。
しかし、今回引っ越し後でグリスのありかがわからず、こちらを使います。間違ってもクレ556とか使ってはいけません。あれはただの灯油です。
はい、なんか物足りないですがシューっとしてみると、動きがグッとスムーズに。
と、ここでグリスのありかを思い出してやっぱりちゃんとグリスアップすることに!
スライドレールを外します。左右にあるレバーを上または下に持ち上げます。どちらかにしか動きません。また、片方が上に上がったらもう片方は下に下がります。
レバーを上げたまま、勢いよく引き出します。
全部外れました。
ここにグリスを塗っていきます。使うのは手持ちのリチウムグリスです。前はモリブデングリスを使って黒々したので今回はリチウムグリスを使いました。
グリスをたっぷり塗って、引き出しを戻すと動きが超スムーズ!
工具を引っ越し
それでは準備ができたので工具を引っ越します。途中であまり使わないサイズのソケットの収納に困ったのですが、最近買ったiPhoneの箱の蓋がピッタリでした。
ちなみに元々使っていたのはアストロプロダクツのツールチェストで、一回り小さいです。
こちらは引き出しのロックが甘かったので、調整します。
引き出しを全部出した奥に、ロックの爪がありますから、これを少し起こしてやります。ツールチェストの引き出しのロックが甘くなった時はここを調整です。