ブラックチェリーの木っ端詰め合わせを購入しましたら、思いの外大きい木っ端もありましたので、コーヒーメジャースプーン(コーヒー豆用の計量スプーン)を作ってみることにします。木のスプーンを使い続けると、段々と木にコーヒーの色が染み付いていくのです(^o^)
約10グラム程度の豆が入るコーヒーメジャースプーンだと、真円で半球よりやや深めの形状では、口径は45mm ほどになると思います。しかし、今回は木っ端がそこまで大きくないため、約5グラムを計量できるスプーンを作ってみたいと思います。
まずは、木っ端に30mmのドリルで浅めに穴あけします。
これを基準にして、彫刻刀でスプーンの「つぼ」の部分を彫っていきます。一番厄介になりそうですので、先に済ませます。柄からやろうものなら、つぼを彫る際にへし折ってしまいます。
コツコツ掘りますが、やはり難しい。真っ直ぐな刃の彫刻刀しかなく、地道な作業です。木目方向はまだ掘れるのですが。
そこで、木を煮ることに。
曲げ木をするときに、木を煮たりレンジでちんするということは知っていたので、煮れば柔らかくなるのだろうと安易に考えました(^^;;
結果は
大成功!
かなり簡単に掘れるようになりました。ある程度掘り進めて、試しに山盛りにコーヒー豆をいれてみると、5.5グラムほど。良い感じです。元々豆を測るわけですから、おおよそわかればよいわけです。これで十分です。
続いて、鋸で慎重に木っ端を切っていきます。切りすぎはいけないので、できるだけ大きめ荒めに切り出します。
と、ここで今日は終了。
少しずつカッターで切りすすめたいです(^o^)