昨日のルノー・ルーテシアに続いて、フォード・エクスプローラー(2008年式・3代目)の整備書も入手しました。同日に発注したはずなのに、別々の到着です。
日本では残念ながら手に入らず、オーストラリアのお店から購入しました。もちろん中身は英語になっています。BMWでは検索すれば大抵の問題はクリアできましたし、おそらく違法なのではないかと思いますが、整備書がアップロードされていました。
しかし、フォードは情報が多くありません。
今回購入したのは、整備書の定番「Haynes」です。
こうした車種専用の整備手順をまとめた本はHaynesとBentleyが有名ですが、今回はHaynesのものしか見つかりませんでした。
せっかく購入しましたので、どこまで従うかは別として、記載されている定期点検項目と手順の概要をまとめてみます。
この整備書には、エンジンオイルの交換など初歩的なものから、エンジンのオーバーホールまで網羅的に整備手順や必要な工具の情報が記載されています。巻末には配線図なども載っており、大変便利なものです。
- 400kmもしくは1週間ごとの点検
- 5,000kmもしくは3か月ごとの点検
- 12,000kmもしくは6か月ごとの点検
- 50,000kmもしくは24か月ごとの点検
- 100,000kmもしくは48か月ごとの点検
- 160,000kmごとの点検
- エンジンのシリンダー番号
400kmもしくは1週間ごとの点検
エンジンオイルレベルの確認
エンジンルームのオイルレベルゲージを引き抜いて、油量を確認します。確認はエンジンの始動前もしくはエンジンを停止して5分以上経過してから行ってください。
クーラントレベルの確認
エンジンルームのエクスパンションタンクを確認します。エンジンが完全に冷えた状態で確認してください。「COLD FILL RANGE」と書かれた2本の線の間にクーラントの水面があることを確認してください。不足している場合にはクーラントを補充し、しばらく走行した後エンジンを停止し、エンジンが完全に冷えてから再度確認してください。
ブレーキオイルレベルの確認
ブレーキオイルタンクを確認し、油面が下限と上限の線の間にあることを確認します。
ウォッシャー液レベルの確認
ウォッシャー液のタンクを確認し、不足している場合には上限まで補充します。
パワーステアリングオイルレベルの確認
パワーステアリングオイルのリザーバータンクを確認し、油面が下限と上限の線の間にあることを確認します。
タイヤの確認
タイヤの溝の深さ、空気圧、偏摩耗の有無を確認します。
5,000kmもしくは3か月ごとの点検
エンジンオイルおよびオイルフィルターの交換
タイヤローテーション
12,000kmもしくは6か月ごとの点検
ワイパーブレードの確認および交換
バッテリーの確認
冷却システムの確認
シートベルトの確認
25,000kmもしくは12か月ごとの点検
ホース類の確認および交換
ブレーキシステムの確認
サスペンションとステアリングの確認
燃料システムの確認
エアフィルターの確認および交換
トランスファーオイルの確認
ドライブシャフトブーツの確認
デフオイルの確認
50,000kmもしくは24か月ごとの点検
エアフィルターの交換
排気システムの確認
燃料フィルターの交換
クーラントの交換
ブレーキオイルの交換
ドライブベルトの確認
100,000kmもしくは48か月ごとの点検
デフオイルの交換
ATFの確認
PCVバルブの確認および交換
スパークプラグ(通常タイプ)の確認と交換
イグニッションコイルの確認
イグニッションワイヤーの確認および交換
160,000kmごとの点検
スパークプラグ(プラチナもしくはイリジウムタイプ)の交換
PCVの交換
エンジンのシリンダー番号
4リッターV6エンジンの場合
真上から見て左手前から左奥に向けて1,2,3。
右手前から右奥に向けて4,5,6。
4.6リッターV8エンジンの場合
真上から見て左手前から左奥に向けて1,2,3,4。
右手前から右奥に向けて5,6,7,8。