【釣り場調査】高知県土佐市・宇佐井尻公園はどんな釣り場?(サーフ・地磯)
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2019年12月15日
高知県は土佐市にある釣りのポイント「宇佐井尻公園」を紹介します。
この【釣り場調査】シリーズでは、私自身の釣りの知識や経験、腕を上げるために釣り場をしっかりと把握しようという思惑から始まっています。そして、その情報をまとめつつ高知で釣りをする方にとって有益な情報を提供できれば良いと考えて製作・公開しています。
高知県の中央付近(高知市・土佐市・須崎市)の海および河口がメインです。
▼これまで調査してきた釣り場一覧とリンクはこちらから。
宇佐井尻公園とは?
宇佐井尻公園とは、高知県土佐市の宇佐町と横浪半島をつなぐ大きな橋のたもとにある公園です。バーベキューなど火の使用も許される公園です。
駐車場 | 約25台分・舗装あり |
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トイレ | あり |
駐車場から海への距離 | 10m以内(目の前) |
釣り場の種類 |
|
釣り場の特徴 |
|
水深 | 遠浅 |
潮流 | 速い |
火の使用 | 可 |
自動販売機 | あり |
高知市方面からは、桂浜から続く海辺の道(県道34号線)を西に直進すると辿り着きます。真っすぐな道ですが、県道34号線→14号線→23号線と名前が変わります。
桂浜を離れると段々と周囲のお店や施設が減っていきます。
途中には仁淀川を渡る仁淀川河口大橋と、南風と言う道の駅のような施設があります。しばらく走ると、宇佐の町へと入ってきます。
宇佐大橋の手前には宇佐漁港(釣り可能)があり、釣具屋さんが2件とコンビニが1件、ガソリンスタンドが1件あります。もう少し戻ると更にガソリンスタンドが1件とコンビニが1件あります。
宇佐井尻公園は、宇佐大橋を渡ってすぐを右折します。
宇佐大橋を渡り終えると直後に「P 井ノ尻」の看板があります。
(ぐるっとUターンするように曲がります。正確には右折×2回です。)
釣り場としての「宇佐井尻公園」
施設について
宇佐井尻公園は、駐車場から釣り場までのアクセスが良く、車を降りれば目の前が釣り場です。
火の使用もできますから、バーベキューなどアウトドアを楽しみながらの釣りにも適しています。
トイレや自動販売機もあり、橋を渡って宇佐の町に入ればコンビニやガソリンスタンドなど一通りの施設がそろっています。また、ここは遍路道(お遍路さんの通り道)でもあり、周りにはいくつかの民泊や宿泊施設があります。
近隣の釣り場について
目の前には宇佐漁港、宇佐井尻公園を通り過ぎて海沿いに南進すれば小さな漁港などのポイントがあります。
宇佐大橋を渡った後に、宇佐井尻公園方面へ右折せずに直進すると向萩の浜や漁港などの釣り場もあります。
状況に合わせて釣り場を変えることができます。
地形と特徴について
宇佐井尻公園周辺は遠浅で、特に手前30~40mあたりまではかなり浅いです。
それ以上遠くになると、細く入り組んだ湾の入り口という地形のせいで潮の流れがかなり速いです。その潮の動きは、宇佐大橋を通過する時に目で見てわかるほどで、激しく海面がうねっている様子が確認できます。
特に潮の流れが速いポイントでは、穏やかな日であっても40g程度のメタルジグでは流され続けて底を取ることが出来ません。
ポイントは大きく分けて公園目の前の突堤と、その左の浜、右の地磯です。
突堤は短いながら先端に照明が1灯備わっています。
写真右側にあるのが突堤で、満潮時でも海に突き出しているのは20m程度です。写真はやや干潮時のもので、突堤先端付近まで海底が露わになっています。
突堤から左手を向くと宇佐大橋があります。
橋脚周りの魚を狙うことが出来そうな良いポイントですが・・・。
これは潮が引いている時のものですが、手前から2本目の橋脚あたりまで基礎が露わになる浅さです。特に橋脚周りは満潮時でも水深が1mに満たないです。
写真右側の海面にある緑~茶色いものはすべて海藻です。この宇佐井尻公園周辺の海はとにかく海藻が生い茂っています。
なお、橋脚に貝がびっしりとついていることからもわかる通り、満潮時には1本目の橋脚までしっかり水に浸かります。
一方で、突堤から右手を見ると地磯になっています。
地磯と言っても浜と地磯の中間くらいの地形です。
この地磯は、満潮時には完全に海に沈んでしまいますが、特に干潮時には潮だまりなどもできて、そこにはヤドカリやカニ、ウニを始めとして魚も多数確認ができます。
地磯には陸側からケーブルがひかれている場所があり、ここからそこそこの量の水が流れ出ています。超小さな流れ込みです。山の湧き水でしょうか?
この地磯も、海側を見ると海藻がびっしりと生い茂っています。
岩礁があるせいか、橋側よりも海藻が生い茂っており、ルアーを投げようものなら毎投海藻がごっそりとついてきます。
よく狙われる魚
この釣り場では、キスなどを狙う投げ釣りとエギングをしている人をよく見かけます。
水深が浅く、海藻が多いため小魚が豊富です。
これを狙うイカがたくさん寄ってくるのかもしれません。
まとめ
私は専らルアーを使って青物やヒラメ、マゴチ、根魚を狙う釣りをするのですが、メタルジグやミノー、ペンシルなどのハードルアーを投げると高確率で海藻に引っかかって釣りづらいです。
遠くにキャストすると、今度は速すぎる潮の流れに持っていかれてしまいます。
とはいえ、流れの速くないポイントや水深の深いポイントも探っていけば見つかりそうです。
生命感は豊富です。
餌となる小魚が豊富ということは、いくら水深が浅くてもそれを狙った魚が一定数は寄り付いてくるはずです。
宇佐漁港ほど釣り人も多くなく、特にハードルアーを使った釣り人は見かけたことがありません。
うまいこと開拓することが出来れば良いポイントになるのではにかと考えています。
しばらく通って研究していきたいです。