ドリリウム

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【2万円のスライド丸ノコ】TACKLIFE PMS01X徹底レビュー

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中国の電動工具メーカーであるTACKLIFE(タックライフ)が販売する超低価格スライド丸ノコ「PMS01X」を紹介します。

 

スライド丸ノコは前々から欲しかったのですが、場所の都合や価格の問題から手が出ませんでした。

 

騒音の問題は自作防音室により解決しています→【分解・運搬OK】賃貸向けDIY用自作防音室を作ろう!【ダイジェスト版】

サイズ感と重量

まず始めに、付属品を取り付けた状態での幅は60cmです。

更に、スライド部を最も伸ばした状態での奥行きは90cm弱ほどあります。

幅はともかくとして、奥行きがあるためちょっと置き場に困る人もいるかもしれません。

最新のHiKoki(日立工機)のスライド丸ノコは、スライドポールを刃の側面から配置することでスライド量の確保と奥行の低減を実現しています。(それでも80cmくらいはある)

 

私は先述の通り自作防音室で作業しており、その室内は狭いです。

そのため使う時だけ持ち出すようにしています。

スライド機構が手軽にロックでき、持ち運び用のハンドルがあり、更に10kgという軽量設計なので苦ではありません。

 

実際のサイズ感はこんな感じです。

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縦にするとこんな感じ。

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スライド丸ノコの大きさはおおよそ刃の大きさと比例します。

刃は165mm・190mm・216mm・305mmあたりが主流ですので、216mmの本製品は中間くらいの大きさということになります。

機能

このPMS01Xは今時の一流メーカーの高機能なスライド丸ノコと比べるといくつか機能が見劣りします。

左傾斜のみ

最も大きなポイントは左傾斜のみということです。

スライド丸ノコと言えば刃を左右に傾斜できることが大きな特徴ですが、高機能なスライド丸ノコは左右どちらにも傾斜させることが可能です。

 

しかし、本製品の場合には左だけです。

もちろん材料をひっくり返せば左だけで必要十分ですが、ちょっとだけ利便性に劣ります。

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各部の調整

高機能なスライド丸ノコは、直角や傾斜の角度を調整することができます。

 

具体的には

「目盛りを0度に設定したのに綺麗な直角が出ていない」

といったシチュエーションで0度の位置を調整することができます。

 

しかし、本製品では0度を示す針の位置を動かす簡易的な調整に留まります。

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もちろん出荷時に正確な調整が施され、万が一ズレた場合でもこの針の位置の微調整により問題なく使用することができます。

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しかし、根本的な部分の調整が難しい構造になっていることは確かです。

 

DIYで使う分にはあまり困らないかもしれませんね。

安全機構とスイッチ

本製品のスイッチはハンドル内にありますが、そのまま押しても動きません。

手前のレバーを引くことで安全装置が解除され、初めてスイッチが押せるようになります。

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切り込み深さ調整

切り込み深さ調整はモーター背面のノブを回すことで調整可能です。

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このノブを回すことでボルトが下に突き出し、これが引っかかることで切り込み深さを調整します。

調整機構としては一般的なものです。

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ただのボルト剥き出しではなく最初からノブが付属している点は嬉しいです。

レーザーガイド

本製品はこれだけの低価格でありながらレーザーガイドが装備されています。

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見やすく使いやすく満足度は高いですが、レーザーには刃の厚みがわからないという欠点があります。

 

レーザー以外のガイド方式として、刃の上からLEDを照射する方法があります。

LEDを照射することで、木材に刃の影が映ります。

この方式であれば、刃の厚みがわかるためどれだけ切り取られるのかが見極めやすいです。

騒音チェック

スライド丸のこがうるさいことは明らかですが、念のため騒音チェックを行ってみました。

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比較対象は普通の丸ノコこと日立工機・FC6BB2です。

 

約1mほど離れた場所にデシベル計を設置し、PMS01Xを空転させました。

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結果はというと最もうるさい瞬間で100dBAを越えました。

詳しくは本記事末尾にリンクを貼っている動画内で使用シーンがありますのでチェックしてみてください。

 

音の種類はギヤノイズっぽいややがさつきある音が気になる感じです。

 

切断音については空転時とほとんど変わりません。

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一方で普通の丸のこFC6BB2は空転時で90dBAほどとやや静かですが、結局切断時は100dBA近い音がでます。

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また、切れ味や切断速度がスライド丸ノコの方が早いため騒音についてはどちらかが圧倒的に優れているということはありませんでした。

スライド機構

本製品を使って見て一番驚いたのが、スライド丸ノコの肝である「スライド機構」のスムースさです。

 

安価な製品はスライドや刃の振り下ろしが渋かったり重かったりする印象がありました。

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しかし、こちらの製品は素晴らしくスムースです。

 

振り下ろしはしっとりと適度な抵抗感があり、スライドは抵抗のないスムースな動きです。切断の精度や安全な作業のために重要なポイントですから嬉しい誤算です。

精度

直角の切断、角度切りなど色々と試しました。

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結果はというと非常に正確な切断が可能です。

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スライド丸ノコは精密な角度切りに特化しています。

この点に問題があるのでは使い物になりませんが、きちんと正確な切断ができて一安心です。

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交換用チップソーについて

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本製品は外径210mm、ボア径30mmというちょっと特殊な寸法です。

これは海外では一般的なようですが、国内では珍しく交換用チップソーの入手性が悪いです。

 

しかし、海外では一般的ですから海外の通販サイトを使えばより取り見取りです。

詳しくは以下の記事にまとめてあります。

diy-kagu.hatenablog.com

まとめ

2万円を切るスライド丸ノコということで半信半疑でしたが、実際に使って見ると非常に満足の行く製品でした。

高機能なモデルに比べて劣る点はいくつかあるものの、スライド丸ノコとしての基本性能は十分な水準にあります。

 

 

中国製の安価な製品は「昔から大まかな構造が変わっていないもの」についてはある程度信頼が置けます。

その点でスライド丸ノコのような工具は細かな進化はあっても大まかな構造や仕組みは変わっていません。

 

そのためこうした安価で必要十分な商品が生み出されたんだと思います。

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動画レビュー

動画でも解説しています。

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