【築20年の断熱気密DIY#2】巾木にコーキングで隙間風対策!
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築20年超えの我が家は断熱性も乏しく、結露しないほどの気密性の低さです。
そこで【築20年の断熱気密DIY】シリーズでは、誰でもできる技術や道具を駆使して断熱性と気密性を向上することを目標にDIYに取り組んでいます。
前回:【築20年の断熱気密DIY#1】室内ドアの隙間を減らそう! - ドリリウム
今回の断熱性・気密性向上DIYは?
今回は、室内の断熱性および気密性を向上させるため、「巾木」に着目してDIYを実践していきます。
「巾木」とは、壁が床と接している部分にあるこれのことです。
壁と床の継ぎ目は、あえて隙間が設けられていることもあり見た目がよろしくないことから、この巾木で隠しているわけです。
つまり、この巾木が隙間風を塞いでくれるわけですが、一般的な家屋ではフローリングは新築から時間をかけて徐々に下がっていくものらしいです。
実際に築20年超の我が家はこれだけ隙間が空いています。
また、我が家は木の柱がむき出しになった作りをしているのですが、この木の柱と床(フローリング)の接する部分は結構派手に隙間が空いています。
そこで、今回はこれらの隙間をコーキングで埋めてしまおうと思います。
床下からモロに外気が入ってくる1階がメインです。
床側のコーキング
まずは巾木と床が接している面をコーキングしていきます。
巾木は薄いブラウン、フローリングも同様ですから今回はこちらを使用しました。
家中すべて作業して、1本と少し必要でした。
2本用意しておくと十分でしょう。
外気の進入がなさそうな2階の作業を省けば1本で十分でしょう。
まずはマスキングテープでマスキングを行います。
そして隙間に充てんするようにウッドシールを注入してヘラで均一に均し、すぐにマスキングテープを剥がします。
作業には慣れが必要そう!
そしてマスキングは面倒くさいです。何度か作業して慣れてきてからは、マスキングなしで作業しました。
玄関は石を使用しているので、石とフローリングの隙間も埋めます。
柱の隙間もしっかり埋めます。
これはへたくそですね。
何度か作業すると慣れてきて、マスキングなしでも気にならないくらい綺麗にできるようになりました。
今回使用したセメダインのウッドシールは、臭いもなくてとってもオススメ。
色のバリエーションも多いので巾木やフローリングの色に合った商品をチョイスできます。
壁側のコーキング
続いて壁側のコーキングです。
巾木と壁が接する面は目に見える隙間がなかったものの、折角なので作業することにしました。
使用するのはこちら。
こちらは安さに惹かれて選択しましたが、臭いが少しだけあります。
作業後は家を換気する必要がありそうです。
やることは床側のコーキングと変わりません。
家中の巾木をコツコツとコーキングして完成です。
まとめ
今回は、部屋の気密性と断熱性向上を図った前回とは違って、家自体の外気の進入を防ぐ対策を行ってみました。
小さな対策ではありますが、確実に隙間を塞げているのは確かです。
まだまだ寒さは防ぎきれていませんし、暖房が特段効くように感じてもいませんが、コツコツと対策を重ねていきたいと思います。