今月から3年目を迎えたiPhone8のSoftbank契約を解除しました。
代わりに乗り換えたのが「楽天モバイル」です。
Softbankには同グループ内の格安SIM業者である「ワイモバイル」が存在します。
Softbankからワイモバイルへの移行へ割引サービスなども適用されるため、多くのSoftbankユーザーで格安SIMを検討される人が移行する先のひとつです。
そんななかでなぜ私が「楽天モバイル」を選択したのか、移行の流れ、評判のいまいちな楽天モバイルはどうだったかのかを紹介したいと思います。
なぜワイモバイルでなく楽天モバイルにしたのか
私が楽天モバイルを選択した理由は大きく分けて2つあります。
1つは価格、そしてもう一つはサービスの集約による利便性の向上です。
①価格
楽天モバイルを通話SIM(通話も可能なSIMカード契約)で契約した場合の利用料金は2,980円です。
基本的に格安SIMは業者による価格差がほとんどありません。
同じものを売っているわけですから当然です。
しかし、各社その中でも差別化を図っており、楽天モバイルの場合には以下のような割引が受けられます。
楽天会員は1年目1,500円割引
楽天モバイルを楽天会員が使用した場合はそれだけで1,500円もの割引が受けられます。
つまり1,480円で通話(10分かけ放題)+2GBのデータ容量が得られるわけです。
6GBのプランでも2,480円、14GBのプランでも4,480円と通常のドコモやau、softbankと比べると断然お得なことがわかります。
ダイヤモンド会員は500円割引
この割引に加えて、楽天会員のランクがダイヤモンド会員の場合には更に500円の割引が受けられます。
つまり980円で通話と2GBのデータ容量が得られるわけです。
これは他社と比べてもかなりお得なプランと言えます。
縛りなし・違約金なし
上記2点に加えて楽天モバイルには最低利用期間や契約解除料(違約金)がありません。
気に入らなければいつでも辞められるというわけです。
楽天モバイルの料金ページはこちら。
②利便性向上
2点目は利便性の向上です。
私は買い物にはAmazonを使うのですが、最近では楽天市場を利用するようになりました。
なぜなら
・当ブログの収益の一部は楽天アフィリエイトからあがっていること。
・還元率の高いカードとして楽天カードを使用し始めたこと。
・昔から投資のために楽天証券を利用していたこと。
などが挙げられます。
特に最近作成した楽天カードが大きかったです。
多くのサービスは特定のクレジットカードを使っているとポイントが多く付いたり、サービスが付加されたりします。
そのためクレジットカードを変えるときは多くの利用サービスを変えるキッカケにもなります。
また、普段から利用する多くのサービスを別々の会社で使用していると明細や契約内容の変更などの時に大変面倒くさいです。
出来ることなら利用するサービスは1社にまとめたいです。
楽天アフィリエイト、楽天市場、楽天証券、楽天カードなど多くのサービスを利用する楽天に携帯電話もまとめてしまうことでグッと便利になるというわけです。
格安SIM移行の流れ
格安SIMへの移行は各社想定したものであり、ネットを通じた申請作業だけで乗り換えることができます。
その工程は大きく分けて4ステップに分けることができます。
①MNP番号の取得
まず始めにMNP番号と呼ばれる番号を取得する必要があります。
この番号を乗り換え先である楽天モバイルに伝えることで、今の電話番号を引き継いで楽天モバイルへ移行することができます。
MNPの取得はSoftbankであればMy Softbankから申し込むことができます。
もしくはMNP番号の取得専用ダイヤルも用意されており「*5533」へ電話することでMNP番号を取得することができます。
②楽天モバイルの申し込み
楽天モバイルの申し込み手順はご利用の流れページをご覧ください。
案内に従って選択していくだけで簡単に申し込みが可能です。
③SIMカードの交換
②の申し込みから1週間以内にSIMカードが手元に届きます。
申し込み内容によってはこの時点で楽天の開通ダイヤルに電話して新しいSIMカードを有効にする必要があります。
その後、説明書に従ってSIMカードを交換します。
なかなか丁寧な説明書がついていて結構良心的だと思います。
④APNの設定
SIMカードの交換が終わったら端末を再起動してAPNの設定を行います。
接続するための初期設定のようなもので、これまた説明書に丁寧に手順が記載されています。
高知の僻地における楽天モバイルレビュー
私の住む高知の僻地における楽天モバイルのスピードテストの結果が以下の通りです。
何回か繰り返し実施して遅いものと速いものをピックアップしています。
街中でのスピードテスト | |
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田舎でのスピードテスト | |
街中では若干反応速度が速いものの、それ以外は大きな違いはありません。
速度は1Mbps以上出ており、普通にインターネットなどを使う分には全く不足を感じません。
時間帯による差もド田舎ではそれほどでないのか夜7時とか、そういう帯域が狭まりそうな時間帯でも多少の速度の落ち込みはあるものの実用上困ることはありません。
楽天モバイルを始めとして格安SIMは比較的低評価が多いものですが、もしかすると都会で使うと帯域が狭まって激遅になるのかもしれません。
逆に私が住むような僻地の田舎であれば、時間帯による減衰も少なく結構快適に使えるのかもしれません。
田舎者にこそ格安SIM、オススメかもしれません。