【ワームで飛距離を伸ばす方法】ワームの飛距離に悩む方へ - サーフヒラメ、マゴチ、ショアジギング、シーバス
ドリリウムは移転しました。
約5秒後に自動的にリダイレクトします。
飛距離が重要なサーフでヒラメやマゴチ、あるいはショアジギング、シーバスなどを狙う方でワームの飛距離が出ない、ワームがくるくる回って飛行姿勢が安定しないと悩んでいる方に向けて書いてみます。
私は地方への転居を機に釣りを再開し、特にサーフでの釣りに熱中しています。状況に応じて、ヒラメやマゴチを狙ったり、青物を狙ったり、シーバスを狙ったり。あるいは特にどれを狙うわけでもなくすべてのターゲットに対応できるように釣りをしてみたりと釣りを楽しんでいます。基本的にはメタルジグやペンシルなどを使うわけですが、そうしたハードルアーで反応が悪い時に頼りたくなるのがワームです。
私は過去に、バスやシーバスを狙って都心部近くの海で釣りをしていた時期があります。もちろんその時もワームは使っていましたが、サーフと違ってフィールドは極めて狭く、上からロッドを振りかぶってキャストするようなシーンは皆無でした。そのためか当時はワームの飛距離や飛行姿勢で悩むことはありませんでした。
30gのジグヘッドを初めて買う、でも飛ばない
釣りを再開した当初は、ジグヘッドを使っていました。釣りをするというよりは、サーフからのキャスティングをずっと練習している側面の方が強かった記憶があります。いわゆるペンデュラムキャストを練習して、メタルジグを気持ちよくかっ飛ばせるようになったのが、釣りを再開してから数週間後のことでした。
私が通うサーフは波の荒い外海に面したサーフのため、穏やかな日でも波は高く斜面が急です。足場が取られるうえ姿勢も安定せず、未だにキャストが安定しないことがあるのが正直なところです。
釣りを再開したのが1月ころだったこともあってか、メタルジグでの釣れない釣りが辛くなってきたころ、ヒラメやマゴチというターゲットもいることを知ってワームに手を出しました。
その時に購入したのがこちら、メガバスのボトムスラッシュでした。
決して悪い商品ではないと思うのですが、これがどうしても飛ばないのです。
ボトムスラッシュは、チャターブレードというブレード付きのジグヘッドで、スターターセットを購入するとワームも付属します。付属のワーム(ボトムスラッシュプラスシャッド)は5インチですが、4インチと3.5インチにカットすることができます。
5インチで使い始めて、4インチ、3.5インチとカットしてみるもやはりうまく飛びません。くるくると回転してしまうのです。
対策1:空気抵抗になるものを外す
当たり前なのですが、空気抵抗になるものを外します。
先ほどのボトムスラッシュであれば、チャターブレードを外しました。これでキャスティングすると飛行姿勢が安定して飛距離が伸びました。
しかし、どうにもうまくいきません。
まだクルクルと回ってしまいます。ジグだとうまく飛ぶし、重めのハードルアーを投げてもうまく飛んでいきます。
例えば他のワームに変えてみても同じです。こうしたシュッとしたシルエットのワームであれば比較的ましなのですが。いまいち綺麗ではありません。
対策2:ロッドの重みを乗せる
そこでキャスティングに問題があると考えました。
ジグだとうまくいく。
重めのハードルアーでもうまくいく。
でも軽めのハードルアーやワームではうまくいかない。
つまり重量が軽いとうまくいかないのです。
大体20g以上になると投げやすくなり、30gを超えると超投げやすいです。
そこであれこれ試していくと、やはりキャスティングに問題がありました。重いルアーだと、流れるようにペンデュラムキャストできるのですが、軽いルアーで同じ感覚でキャスティングするとロッドに重みを乗せられていなかったのです。
だから、後ろに振りかぶってルアーが後ろに来た時にワンテンポ待ってロッドに重みが乗ったことを手元に感じてから振りかぶるようにしてみました。そうするとワームがくるくると回ることもなく綺麗にキャスティングすることができます。
そもそも、プロの映像を見るとサーフヒラメでペンデュラムキャストをしている人は少ないです。たらしはやや長めではあるものの、振りかぶって勢いをつけてロッドに重みを乗せている人が大半です。
こちらはサーフヒラメの第一人者、堀田さんのキャスティングが確認できる映像です。
3分48秒からキャスティングが見られますが、画像で切り出してみました。
ここで使用しているのは10フィート前後のロッドで、垂らしはロッドの半分~根元のガイドあたりに見受けられます。(ルアーによる)
そのまま斜め後ろに振りかぶります。
ペンデュラムキャストのように「振り子」にはならず、ルアーは勢いをもってロッドの先端の先を通過します。
そのまま重さをロッドに乗せます。
振りぬく。
こちらは大久保亮一さんの映像です。画質が良く見やすいです。キャスティングはやはり堀田さん同様です。
そもそももう少し柔らかいロッドに変えれば良いのですが、バイクに乗ってロッド1本で色々な釣りをしているので、Mロッドで悪戦苦闘している話でした。堀田さんのようなキャストは現在練習中です。よく考えたら昔はこうしたキャストが普通だったのに、海でジグばっか投げているせいでペンデュラムキャストしかしなくなっていました。
対策3:よく飛ぶジグヘッドを使う
こちらの記事で紹介しているがまかつのジグヘッド「レンジスイマー タイプリバーシブル」が非常によく飛びます。がまかつ製と言うことで性能はもちろんのこと、安く手に入るのが嬉しいです。