BOSCH製コンパクトドライバー、BOSCH GOを手に入れましたので紹介します。
BOSCH GOは非常にコンパクトなペン型の電動ドライバーです。
国内では正規販売されておらず、価格も7千円台とやや高額ですが、海外通販サイトを利用することで5000円以下という低価格で手に入れることができます。
私は精密作業や狭い場所での作業のために小さい電動ドライバーがほしいと考えていました。
国内で販売される他社製コンパクトドライバーは、狭い場所での作業に適しているものの、精密作業には全く向きません。
例えばHiKOKIやMakitaからこんな製品が販売されています。
コンパクトで真っ直ぐもなるし、ガングリップタイプにもなります。
しかし、こうした製品って見た目以上にパワフルです。かなり太いボルトの締め付けもできるだけの高いパワーを誇ります。
その反面、細かな調整は効かずに精密作業には向きません。
また、価格は1万円以上するため高額です。
メインの1本としてはパワー不足、サブで買うにはちょっと高いと悩ましいです。
また、精密作業にはペン持ちできることが重要と考えています。
ペンのように持つことで、初めて精密作業に使うことができます。
ペン型電動ドライバーBOSCH GO
そこで私が選択したのが、このBOSCH GOです。
見ての通りのペン持ちできる形状で、パワーも先程紹介したHiKOKIやMakitaのコンパクトドライバーが7.2Vであるのに対して、半分の3.6Vです。
実際に手に持ってみると、こんなふうに違和感なくペン持ちすることができます。
太さは33mmと、よほど手が小さくない限りはペン持ちしても苦しくないでしょう。
邪魔くさい充電器はなく、USBケーブルを接続して充電します。
回転数は360rpmとゆっくりと回ります。
背面のスイッチで、トルクを6段階で調整することが可能です。
スペックを見てみましょう。
比較対象として、マキタのコンパクトドライバー DF010DSを並べています。
重量は半分近い軽さで、電圧は半分。
ただ、意外なことにトルクが同じです。
トルク調整機能で最弱に設定すると、半分の2.5Nmまで下がります。
想像以上にパワフル
使ってみると、想像以上にパワフルです。
パワフルすぎると表現していた国内でよく流通するコンパクトドライバーと同程度であることからもわかっていましたが、本当にパワフルです。
相手の木材はSPFですが、10mmくらいまでの穴ならなんなく空いてしまいます。
3.8mm径の木ネジを打っても、余裕のパワーです。
ひたすらネジを打っては抜いてを繰り返してみましたが、50本以上打ってようやく止まりました。バッテリー容量も必要十分です。
これだけ軽量&コンパクトで、ここまでパワーがあるとは驚きです。
狭い場所での作業ではかなり役立ってくれそうです。
ちなみに、一般的なドリルで使用される6.35mmの六角軸のドリルビットならなんでも使用可能です。
精密作業は難しい
さて、肝心の精密作業はと言うと、これがちょっとむずかしいです。
ペン型ということで、作業はしやすいといえばしやすいです。
しかし、スイッチの構造が厄介です。
BOSCH GOはビットを相手に押し付けることでスイッチが入ります。
そのため、例えばPCなどの精密機器を相手にする場合、その精密機器に対して強く押し当てる必要があります。
場所によっては問題なく使えますが、場所によっては強く押し当てられませんよね。
この点のみ、精密作業には向かないと感じました。
購入方法
BOSCH GOは国内でも手に入れることが出来ますが、割高です。
海外の通販サイトを使用する場合には、日本国内にも物流拠点を持ったGearbestがオススメです。
送料無料で、5000円以下で購入することができます。
Amazon.co.jpで「BOSCH GO」の検索結果をチェック
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総評
BOSCH GOはコンパクトかつ軽量でありながら、素晴らしいパワーを持った電動ドライバーです。
マキタや日立には競合となる製品がありません。
特に狭い場所での作業や細かな作業には適している道具と言えるでしょう。
USBケーブルで充電可能という手軽さも良いです。
一般家庭でも電動ドリルがあると、家具の組立・分解やネジ止めなどに便利なものです。
しかし、安価な製品はコード付きで大柄、しかも聞いたこともない無名メーカーであることが多いです。
このBOSCH GOであれば、一流メーカーの製品でありながら、コンパクトで、更に5000円を切る価格も魅力的です。
- 普段から使うわけではないけど、たまにドリルがあると便利だなぁ
- 狭い場所の作業用に小さなドリルがほしいなぁ
そんな人達にオススメできる製品だと思います。