バックパック(リュックサック)の肩紐にGoProやSONYのアクションカム、コンデジ、スマートフォンを取り付け出来るマウントがとても便利だったので紹介します。いわゆる「PeakDesign キャプチャー」のパクリ商品です。「PeakDesign キャプチャー」が1万円近い価格であるのに対して、ノーブランドのパクリ商品は1000円程度で購入することができます。こうしたPeakDesign キャプチャーもどきでは、特に前後方向に長いSONYのアクションカム(AS-300やX3000)の取り付けが難しいのではと考えていたのですが、試しに購入してみました。
▼本家のPeakDesign キャプチャー
開封・取り付け
PeakDesign キャプチャーのパクリ商品はいくつかラインナップがありますが、今回は評判が良さそうなこちらを選択しました。
管理の悪そうな薄汚れたパッケージですが、こうした商品を選ぶ以上は仕方ありません。
中身はこんな感じで、本家と違って全体的にプラスチック製です。しかし、数百gのアクションカムやスマホ、あるいはコンデジを載せる程度であれば十分な強度が感じられる悪くない作りです。
取り付けるバックパックは奇しくもTIMBUK2です。
本家PeakDesignと同じ、サンフランシスコ発のバックパックブランドです。通勤用に購入し、最近では散歩&買い物用に活躍しています。妻もTIMBUK2の別モデルを使っており、とても気に入っています。
肩紐はかなりしっかりとしています。
左右の肩紐を結ぶストラップが付属していたのですが、紛失しています。もし肩紐にカメラをマウントする場合は、ストラップがあった方がカメラが安定すると思います。こちらもAmazonで200円(送料無料)で購入したものを使おうと考えています。
PeakDesign キャプチャーもどきの裏面。
こちらが体に当たります。ちょっと痛いのではないかと不安でしたがそんなことはありませんでした。もし痛い場合には適当な生地やパットを当ててやれば十分でしょう。また、取り付けネジが飛び出していますが、これはリュックの肩紐に取り付けると、肩紐の厚さ分引っ込んで、体側に飛び出すことはありません。
取り付けネジを外すとこんな具合です。ネジの頭(赤い部分)はプラスチック製です。壊れそうなほど貧弱ではありませんが、万が一壊れた場合には市販の蝶ボルトなどに変えても良いでしょう。リュックの肩紐を挟み込む面は、特別な滑り止め加工がされていません。しかし、実際に取り付けると滑ることはありませんでした。むしろ滑らなさ過ぎて位置調整をするたびに取り付けネジをかなり緩める必要があって手間なくらいです。
取り付けた様子です。
標準ではGoProマウントに対応します。
今回はSONY HDR-AS300を取り付けてみます。AS300にGoPro⇔三脚の変換アダプターを取り付けます。
マウント。
SONYのアクションカムは、前後方向に長いといっても三脚ネジ穴は後方に位置しているため、後方が突っかかるようなことはありませんでした。むしろ余裕があります。
更に、このように肩紐上部に取り付けることで、肩の上にカメラをマウントすることもできます。
一般的な胸のあたりにマウントするとこんな感じ。左右の肩紐をつなぐストラップがないので、大分外側に肩紐があります。
この状態を上から見るとこんな感じ。かなり調整の余裕があることがわかります。
ちなみにスマホマウントを取り付けるとこのような感じです。iPhoneくらいであれば余裕でマウントすることができます。新しいiPhone XSは手振れ補正もかなり優秀なようですから、マウントしてみても面白そうです。