ドリリウム

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【水替え】高い位置の水槽には「ポリタンク+バスポンプ」が最強な理由

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水槽を維持されている方であれば避けては通れないのが「水替え」。

 

我が家では1m以上の高さのある水槽台に水槽を設置しているため、水替えがとても大変でした。

テレビ台と同程度の40cm程度の高さの水槽台に置いていた時は、灯油用の乾電池式ポンプ(下記)を使用しており、これで問題なかったです。

また、周りに水槽と同程度の高さの家具があれば、その家具の上にバケツなりタンクなりを置いてサイフォンの原理を使うなり、灯油用の乾電池式ポンプを使うことでスムースな水替えが出来ると思います。

 

しかし、つい最近自作した高さのある水槽台へ水槽を移動しました。

それがこちらです。

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設計や細かい部分はこちらの記事で解説しています→安くて簡単・60cm水槽用の水槽台の作り方【設計・寸法・木取り図】 - ドリリウム

高い位置の水槽の水替えってどうするの?

この水槽台。

作るまでは良かったのですが、実際に水槽を移動するにあたってこの疑問が沸きました。

 

「高い位置の水槽の水替えってどうするの?」

 

サイフォンの原理を使うには、重い水を肩くらいの高さまで上げなければなりません。

灯油用の乾電池式ポンプはホースが短い上、高い位置まで水をあげられるほどパワーがありません。

 

このままじゃ水槽を移動したが最後。水替えが出来ない!

 

ということであれこれと調べ始めました。

バスポンプが主流っぽい

調べた結果としては、やはり水中ポンプを使う方式が主流のようでした。

水中ポンプは安価なノーブランド品から高価な国内メーカー品まで幅広い選択肢があるのですが、安いもので1000円ほど。高いものになると1万円以上します。

 

信頼性を求めれば1万円以上。

安物を買ったらすぐに壊れて安物買いの銭失いになるかもしれない。

 

そこで多くの人が選択しているのば「バスポンプ」です。

 

バスポンプとは、お風呂の水を汲んで洗濯機に給水するための水中ポンプです。

中身は中国製だと思いますが、日本のメーカーから広く販売されており、信頼性は十分に高いと言えるでしょう。

更にお風呂の水を数十リットル単位で洗濯機へ組み上げる必要があることから、パワーも十分です。

更に更に、嬉しいことに「水中ポンプ」で調べると高額な商品ばかり見つかるのですが「バスポンプ」と調べると安価なものが多いのです。

 

具体的には1000円程度から国内メーカーが販売する商品を手に入れることができます。

 

色々な選択肢があるなかで私が選択したのがこちらのバスポンプです。

 

工進さんのバスポンプ「KP-104」です。

4mのホース付きのバリエーションがありますが、ホースは別途ホームセンターなどの切り売りを利用しても構いません。

また、型落ちの「KP-103」というモデルも併売されています。

 

 Amazon.co.jpでは型落ちの「KP-103」が高いという逆転現象が起きていますが、ホームセンターなどを探すと「KP-103」が1000円以下で売られていることも多いです。

 

この製品のポイントは、バスポンプの中では圧倒的にポンプサイズが小さいことです。

私は手持ちの灯油用のポリタンク(20L)を使いたかったため、ポンプサイズの小さい製品を探していました。

バケツかポリタンクか

バスポンプを使う場合、バスポンプ本体が大きいために下図のような一般的なポリタンクの口に入りません。

 

そのため、新たに購入する人は口の大きな以下のような製品を買うことをオススメします。

こちらの製品は、コックが弱いという弱点がありますが水槽の水替えに使うのであれば関係ありません。送料込み1,018円(2019年10月8日時点)と格安です。

 

先ほど紹介したKP-103やKP-104といったポンプの小さなバスポンプであれば、タンクの口が60mmほどあれば中に入れることができます。

70mmあればかなり余裕です。

 

なお、バスポンプは大きいためにポリタンクではなくバケツを使う方も多いようです。

しかし、バケツは運搬時に水がこぼれたり、持ち手が持ちづらいなどの問題があります。

可能であればバケツではなくポリタンクを使いたいです。

ポリタンクの口を拡張工事

さて、私はというと既に持っていたこちらの一般的なポリタンクの口を拡張しました。

ちなみに一般的なポリタンクの口は内径が40mm弱です。

KP-103やKP-104がバスポンプとしてはいくら小さいとはいえ、入れようとすればこんな感じで絶対に入りません。

最低でも穴を20mm程度拡張する必要があります。

更に、水の吐き出し口が横向きについていますからこの分も考えるともうちょっと大きくするか切り欠きが必要です。

 

そこで私はホールソーを使って58mmほどの穴を開けたうえで切り欠きを作りました。

 

こんな感じでうまいこと中にバスポンプを収めることができました。

バスポンプは普段は取り出す必要がありません。

せいぜい壊れた時くらいでしょうから、ダクトテープを使ってフタをしておきました。

 

このポリタンクは20Lで、水替えは多くても15L程度ですから上まで入れることはありません。

しかし、ふいに傾いたときなどに水漏れしないように念のための対策です。

 

写真からもわかる通り、今回はホース付きを購入しました。

ホームセンターでホースを買っても良かったのですが、この付属ホースの方が曲げに強く長持ちしそうだと思ったからです。

外部フィルターなどに使われるゴム系のホースって、曲げ癖がついたり劣化したりするのでホース付きを買った方が長期的にはお得になると思います。

ブログを書いている人

カタミチ

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