ドリリウム

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趣味の園芸や家庭菜園にピッタリな噴霧器の選び方

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お庭で楽しむ趣味の園芸や家庭菜園に欠かせないのが病気や害虫を防ぐ農薬。

「農薬」と言うとなんとなく顔をしかめてしまう方でも、オーガニックや有機栽培対応のお薬や殺虫剤、忌避剤などは使ったことがあると思います。

牛乳や竹酢液、ニームオイルなどの天然資材そのもののようなものも含めれば、ほぼすべての方が使用したことがあるのではないでしょうか?

※本記事ではすべて含めて農薬と表記します。

 

そんな農薬の使用に欠かせないのが「噴霧器」です。

 

プランター1つ、2つくらいなら手でプッシュする霧吹きを使うことも出来ますが、それ以上になると手が痛くて大変!

しかも、霧吹きはノズルが短いため枝葉の奥の方まで農薬を散布しようとすると、枝葉についた農薬が手や腕に付着してしまうこともあります。

 

そんな噴霧器を買おうか否か悩んでいる方に噴霧器の選び方を紹介します。

1.ロングノズルは必須

噴霧器選びで最も重要なことはロングノズルが付属していることです。

特別な意図がない限り、絶対に長いノズルがついた製品を選びましょう。

 

長いノズルがついていると取り回しが不便そうだとか、大袈裟だとかそうした悪い印象を持たれる方も多いと思います。

しかし、長いノズルがないと噴霧するたびに植物ひとつひとつに近づいて噴霧しなければなりません。

 

基本的に農薬は皮膚や目などの粘膜へ付着したり、吸引すると良くありません。

農薬の説明にも必ずゴム手袋やマスク、長袖長ズボンや専用の防護服を着用するように指示があるはずです。

とはいえ、家庭菜園ではせいぜいゴム手袋と長袖長ズボンを着用する程度で、もっと軽装で農薬を扱う方も居られるでしょう。

 

そんな時にロングノズルなら距離を置いてしっかりと噴霧することができます。

ロングノズルがない状態で、植物にしっかりと密着せずに噴霧した場合には十分に薬剤が散布できない場合があります。

体への付着と薬剤の適正な散布をするためにロングノズルは有効なのです。

 

更に、小さな植物であればともかく、それなりに大きくなる植物では枝葉の奥まで散布するためにはロングノズルが必須です。

さもないと、農薬まみれの枝葉のなかに自分の腕を突っ込んで散布しなければならなくなります。

2.ノズルの角度調整は必須

次に重要なのがノズルの角度調整機能です。

多くの噴霧器のロングノズルには角度調整機能がありますが、角度調整ができない製品も存在します。

 

角度調整機能があることで、株の上の方から散布して葉の表面に薬剤を散布し、更に下の方から散布して葉裏までしっかりと散布することが出来ます。

 

これがないと、噴霧器を持つ自分自身がしゃがみこんで下から散布したり、背伸びをして上から散布する羽目になります。

 

特段の事情がない限りはロングノズルで角度調整が出来る製品を選んでください。

3.容量は大きめを選ぶ

要領は自身の想定より一回り大きなものを選ぶと良いでしょう。

 

おおよその目安は10株あたり1リットルと考えるとわかりやすいです。

  • 草花や野菜が10株未満:1リットル
  • 草花や野菜が20株未満:2リットル
  • 草花や野菜が40株未満:4リットル

株の数で目安を示していますが、同じ株でもトマトと小松菜では全く大きさが異なります。

 

例えば我が家の庭の面積は約40平方メートルです。

これは変則的な形をした庭と、道路に面した花壇エリアを含めた面積で、草花や野菜など様々な植物を育てています。

広くはないけど、家庭菜園はなんとか楽しめる程度の面積がある庭です。

 

すべての草花に農薬を散布しようとすると、4リットルでギリギリです。

農薬は正確に分量を量ってよく混ぜる必要がありますから、散布と補充を繰り返すのはあまりにも不便です。

 

また、蓄圧式の噴霧器の場合には容量の大きさがあればあるだけ、一度の蓄圧で噴霧を長時間維持できます。

噴霧の勢いや散布量も大きな噴霧器の方が優れており、効率良くしっかりと薬剤を散布可能です。

更に、蓄圧しようとすると実際には噴霧器の容量目一杯に薬液を入れると蓄圧できない場合もあり、少なめに薬液を作る必要があります。

 

少ない要領を選んでしまうと、こんなにもデメリットがあるのです。

  • 薬液が足りずに何度も補充と蓄圧が必要
  • 一度の噴霧のために何度も蓄圧する必要がある
  • 噴霧の勢いが弱く、噴霧に時間がかかる
  • ロングノズル製品が少ない
  • ノズルの口数が少ない製品が多い

 

4リットルなんて大きいでしょ?と思われがちですが、意外とコンパクトです。

こちらが私が愛用する1リットルと4リットルの噴霧器を並べた様子です。

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わかりやすくボトル部分のみを並べましたが、そこまで馬鹿でかいというわけではありません。

4.電池式ではなく蓄圧式を選ぶ

趣味の園芸や家庭菜園で使用する噴霧器には電池式と蓄圧式があります。

プロが使うようなバッテリー式(マキタ製など)もありますが、高価ですので趣味の園芸や家庭菜園程度ではなかなか選択肢に入ることはないでしょう。

 

さて、選択肢として蓄圧式と電池式があるわけですが、基本的に蓄圧式をおすすめします。

蓄圧式は、使用前にハンドルを握って上下にポンピングすることで容器内の圧力が高まり、それを使用して噴霧します。

ポンピングに力はほとんどいらず、一度蓄圧すれば容量の半分から3分の2程度は余裕をもって噴霧することが出来ます。

ポンピングの手間はそこまでないと言って良いでしょう。

 

一方で電池式は、電動で噴霧するためポンピングの手間がいらない反面、いくつかのデメリットがあります。

まずは完全な防水ではないため保管には気を遣う必要があります。

物置や屋根の下などではなく、基本的に屋内に持ち込まないと長持ちしません。

また、上部に大きな電池がいくつも入るので重く扱いが不便です。

電池自体もそう長く持たず、交換や電池代もかなりかかります。

長期保管の際には電池を着脱する必要もあります。

薬液を混ぜる際なども、電池が入るフタ部分に水がかからないように気を付ける必要があるなど、とにかく扱いが面倒くさいです。

 

蓄圧式ならいくら水をかけてもいいし、洗って屋外に吊るしておいても問題ありません。(できれば日陰や物置内などが望ましい)

5.部品供給のある製品を選ぶ

噴霧器はその特性上、消耗品が多い製品です。

比較的安価に製造・販売されることが多く、水漏れや圧漏れなどが起こりやすいです。

 

もちろん安い噴霧器を使って壊れたら買い替え、でも良いのですが、基本的にどこかしらのパッキンの劣化やちょっとしたプラスチックの割れ、汚れの詰まりなどが原因であることが多いです。

そのため良心的な製品であれば、きちんと部品のリストや部品の供給方法が示されているものです。

 

また、故障時のFAQなども掲載されています。

出来ることならそうした良心的な製品を買って、長く大事に扱いたいものです。

結局どの噴霧器がおすすめなの?

個人的にいくつかの噴霧器を使用してきましたが、おすすめは以下の通りです。

よく使う1~2リットルクラスの噴霧器から1台と、4リットルクラスから1台紹介します。

容量が変わっても価格はほとんど差がないため、よほど小規模な環境か保管場所の問題さえなければ4リットルをおすすめします。

1リットル~2リットルの噴霧器

1リットルから2リットルのコンパクトな手持ちサイズの噴霧器は、ちょっとしたベランダ菜園や、プランターをいくつか並べて家庭菜園を楽しんでいる方など、小規模な環境に適しています。

このクラスではロングノズルタイプの選択肢が少なく、特にホームセンターではそもそも扱いがないケースも見受けられます。

そんななかでおすすめなのがこちらの噴霧器です。

 

こちらは私自身、愛用している製品となります。

後述する4リットルの噴霧器も使用しているのですが、特定の株だけに噴霧したいケースや、除草剤の噴霧、掃除のときの洗剤の噴霧などに幅広く使用しています。

 

まずもって作りが良いです。

もちろん価格が価格ですから、そこまで優れているわけではないのですが比較的ガッチリしています。

ポンピング時もぐらついたり、ぐにゃぐにゃ壊れそうな感覚はありません。

 

ロングノズルは着脱可能で、短くすることもできます。

4リットルの噴霧器

4リットルクラスは家庭用噴霧器のスタンダードで、製品数のバリエーションも多いです。

ただし、注意深く見ていくとどうにも似たような製品が多く、いずれも中国製です。

 

そのためコストパフォーマンスに優れた1000円台で手に入る噴霧器となると50歩100歩というのが正直な感想です。

そのなかでもおすすめ出来、なおかつ私自身が愛用しているのが以下の噴霧器です。

まずもって価格が安い。

Amazonでもホームセンターでも1000円台前半で手に入ります。

若干チャチな作りをしているため、特にポンピング時には雑に扱うと壊れそうな印象ですが、扱いに気を付ければ長く使うことが出来ます。

 

こちらの製品は説明書がきちんと付属し、パーツリストも掲載されています。

蓄圧式の噴霧器は樹脂やゴムの劣化で水漏れや圧漏れが起こりやすいですが、そうした際の部品の調達方法が説明書にしっかり明記されています。

 

使い勝手はと言うと、大きなハンドルがポンピング兼持ち運びに利用出来て非常に使いやすいです。

肩紐も付属しますから、肩掛けして使用することも出来ます。

ノズルの形状は1口・2口・角度調整などバリエーションがあり、個人的には2口で角度調整できるタイプがおすすめです。

圧抜き用の弁もついており、長いノズルは本体に固定可能です。

 

安く・実用的で・壊れても部品が手に入る非常に良い製品と言えます。

まとめ

些細なポイントばかりですが、これだけで利便性が非常に良くなります。

噴霧器の出番はたまにしかないから・・・と不便な道具で我慢をしている方には是非買い替えをおすすめします。

価格も高くないうえ、圧倒的に散布の効率が上昇し、適切に十分な量の散布が可能になります。

 

ブログを書いている人

カタミチ

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