【車やアウトドアに最適】コンパクトな充電式の空気入れが超便利!(電動コードレスエアコンプレッサー)
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車やバイクの空気圧調整のために、充電式のコードレス空気入れ(エアコンプレッサー)を購入しました。
最近通販サイトなどを中心に出回り始めた、ガンタイプのバッテリー式小型エアコンプレッサーです。安いものでは6000円程度、高いものでも20000円程度で、あまり有名なメーカーからは発売していません。
使ってわかる有用性
普段、自身で車やバイクの空気圧を調整する方がどれだけ居られるでしょうか?
おそらくこの記事をご覧になる方は、この類の空気入れに興味があって辿り着いていると思います。
車やバイクの空気圧は季節や経年で大きく変動し、大きく変動する割にはその影響は甚大です。数か月空気圧調整をサボれば空気圧は想像以上に変化しています。調整後にあまりの変化の大きさに驚くことも珍しくありません。
さて、空気圧を調整する手段はいくつか挙げることができます。
- カーショップやディーラーに依頼する
- ガソリンスタンドの空気入れを使用する
- 自宅のエアコンプレッサーを使用する
- 小型のエアコンプレッサーを使用する
自身でこまめに空気圧を調整される方の場合、ガソリンスタンドを利用するケースが多いと思います。
DIY好きの方であれば自宅にコンプレッサーが設置されているケースも珍しくないでしょう。
いずれも面倒くさいという場合には、小型の手持ちできるエアコンプレッサーを使用しているかもしれません。
実際に、私はこれまでこちらの小型コンプレッサーを使用していました。
購入当時のレビュー記事はこちら:レビュー:Meltec ML-260 エアーコンプレッサー
手に収まる程度のコンパクトボディで気に入っていました。
しかし、面倒なことに長いコードが付属したシガーソケット給電方式だったのです。
車の場合には、以下のような手順の繰り返しです。
①シガーソケットにプラグを差し込む
②タイヤに近い窓を開ける
③その窓からコードを引いてタイヤまでもっていく
④空気を入れる
⑤次のタイヤに近い窓を開ける
タイヤ4本の空気を入れるために、いちいち窓を開閉してコードを引き回さなければいけませんでした。
購入当初は仕方がないと思っており、特に不便とは感じていませんでした。
事実、ガソリンスタンドへ行くよりはよっぽど手軽に空気圧調整ができます。
長らく我慢をしながら使っていましたが、バイクを購入すると更に面倒です。
わざわざバイクを車のギリギリ近くまで持っていき、そこで車のエンジンをかけてシガープラグを接続する必要があります。
そんな時に見つけたのが今回購入したガンタイプのコードレス空気入れです。
コードレス空気入れは小さければ小さいほど良い
そうしてガンタイプのコードレス空気入れを探し始めました。
まず始めに、このタイプはダメです。
おそらく安価な電動工具の電源部を流用しているものと思われます。
バッテリーが着脱可能で、その分サイズも大きくかさ張る形状になっています。
この類の商品を選ぶときの最重要項目は「小ささ」です。
バッテリー容量は気にするだけ無駄です。車やバイクの空気圧を調整する程度では、バッテリーはほとんど減りません。
車やバイクのタイヤに収まる空気の量はそれほど多いものではありません。しかも、空気圧調整の場合には不足分を補うだけです。
それこそ車を10台以上所有しているとか、大きな浮き輪やバランスボールなどを大量に膨らませるとか、なにか特殊な事情がない限りは出来るだけ小型の商品を選ぶのが正解でしょう。
もしそうした特殊事情がある場合には小型空気入れはオススメできません。
なぜなら、空気入れ(エアコンプレッサー)という機械の構造上の問題で、小型化すればするだけ空気の充填するスピードが落ちてしまうからです。
そうして発見した最小のコードレス空気入れがこちらです。
暗所でも使用できるバックライト付き液晶、空気圧を指定して調整可能と必要十分な機能を有しており、とにかくコンパクトです。
価格は5,999円(Amazon.co.jpにて2019年3月17日時点)ですが、こうした中国製品は同じ見た目の製品が色々な販売元から販売されており、価格に違いがあるものです。最安値を探してみることにしました。
最安値の空気入れをGearBest.comで発見
そうして探し回って結果、最も安かったのがGearbestにあるこちらの商品です。
価格は4,678円と、2019年3月17日時点でAmazonで販売されている商品と比べると1000円以上安いです。
Gearbestについてご存知ない方も多いと思うので簡単に説明しておきます。
Gearbestとは、最近Amazonなどの国内の通販サイトでも目立ち始めた安価な中国製品を世界中に販売する通販サイトです。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで販売される中国製品は、国内の代理店を経由するため価格が上がってしまいます。
その点Gearbestでは、価格の上昇が抑えられ、安価に商品を購入することができます。
国内で販売されていない商品もあるため、一度自分が興味あるジャンルの商品を調べてみると、思いがけない掘り出し物が見つかるかもしれません。
残念ながらWebサイト自体は英語で、日本語に切り替えることはできますがGoogle翻訳を使用した簡易的なものです。近く正式な日本語版サイトも開設予定とのことで、日本語版が提供されると一気に利用者が増大しそうですね。
日本への発送は既に対応しており、更に日本への発送であっても送料無料商品が大部分を占めています。
Amazonなどの通販サイトと同様、商品へのレビュー機能もあります。
紹介するにあたり確認したところ、日本国内の利用者は40万人を超えており、日本向けの物流ラインも確保し1週間程度の納期で商品を届けることが出来るようになっているそうです。
まだ国内にない魅力的な商品をいち早く、安く手に入れるチャンスがあります。
私は車やバイク以外にもガジェットが好きなので、こうした海外の通販サイトもよくチェックしています。
追記
ようやく日本語対応が決まり、日本語化記念キャンペーンが開催されています。
開封&レビュー
商品は1週間程度で到着しました。
私の元へは佐川急便さんが届けてくれました。
思ったよりしっかりした箱で到着です。
開けると、内容物は非常にシンプル。
本体、説明書、チューブ、電源ケーブル、アタッチメントです。
充電は本体の持ち手下にあるこちらに付属のUSBケーブルを差し込みます。
説明があれこれ書かれていますが、シンプルな機械なので読むまでもありません。
チューブは必要最小限の長さです。
長いと便利ではありますが、普段の持ち運びや収納を考えると必要最小限のこの長さがありがたいです。
早速使って見ましょう。
「R」ボタンを押すと液晶が点灯します。
「R」ボタンを押すたびに空気圧の単位がkpaやPSI、BAR、kg/cm3など切り替わります。
「+」「-」ボタンを使って調整したい空気圧に設定します。
▼バイクの前輪用に1.8kg/cm3に設定しました。
チューブの先端をタイヤのエアバルブにセットして、スイッチを押せば指定空気圧まで自動的に充填が始まります。
拳銃で言う引き金にあたるトリガー状のスイッチは、空気を入れている間押し続ける必要はありません。
一度引き絞るとカチッと音がなって、そのまま空気を充填し続けます。
調整後、手持ちのエーモンのエアゲージで計測してみましたがきちんと1.8kg/cm3まで空気がいれられました。
なお、エーモンのエアゲージを含めて数百円・数千円で手に入るようなエアゲージは大して精度が良くありません。ガソリンスタンドの空気入れも同じです。
もし正しく計測したい場合にはこちらのブリジストン製のエアゲージなど、最低でも実売1万円以上する製品を購入する必要があります。
しかし、日頃の空気圧調整でそれほど神経質になる必要はありません。目安がわかれば良いのであまり心配し過ぎる必要はないでしょう。
次に付属のアタッチメントを先端に取り付けて、バランスボールを膨らませたいと思います。
「R」ボタンで液晶を点灯させ、空気圧は指定せず0.00表示のままトリガーを引きます。
そうすると連続稼働時間まで動き続けます。
連続稼働時間は30~40秒ほどのようで、バランスボールの場合には6回繰り返す必要がありました。空気の吐出量は25L/分とのことです。
なお、バイクのタイヤ前後と車のタイヤ4本、バランスボール1個を膨らませてもバッテリー残量のインジケータは満タンのままでした。
とにかくコンパクト!林道走行や遠出の携行にも最適
これだけ小型だと、バイクでツーリングに行く際にリアボックスやサイドバッグ等の収納に気兼ねなく詰めていくことが出来るでしょう。
車の場合はトランクや座席の足元などはもちろんのこと、グローブボックスに収まるほどコンパクトです。
特にバイクでの遠出や、ツーリング先でちょっと林道に立ち寄る可能性がある場合などにはベストな選択になるでしょう。
本体の主要部は500mlのペットボトルより小さく、握りは更に小さいです。
チューブは90度捻るだけでロックできる親切設計で、出先で使用する際にも非常に便利です。
久々の満足度の高い買い物でした。