ドリリウム

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BMWデザインのジレンマ - 1世代ごとにダサくなる

BMWといえば、保守的ながらどこか野生味ある攻撃的なデザインが特徴とされています。

しかし、近年その伝統を崩す面白い事態が発生しています。

 

例えば日本では中核モデルとなる3シリーズを例に取ってみましょう。

現行モデルであるG20は、BMWのバッチを外せばトヨタ車と言われても信じてしまうような情けなく保守的でなく、数年も経過すれば一気に陳腐化することが容易に予見できるデザインです。

新たに登場した8シリーズなどは典型的で、BMWバッチがあってなお「トヨタの車かな?」という感想が湧いてきてしまう情けないデザインです。

 

遡って1世代前のF30はどうでしょうか?

こちらはBMWらしい保守的なデザインが返り咲いたと言われる一台で、今なお色褪せない魅力があります。

同年代の5シリーズを見てみた方が、よりその違いが明確かもしれません。

 

さて、さらに遡って2世代前のE90はどうでしょうか。

これはF30の好評があったことからもわかるように本当に陳腐で軽薄で安っぽいデザインでした。

新しさは伝わってくるけど、少し時間が経つと一気に古臭く見える日本車にもよく見られるデザインです。

個人的にはこうして急速に陳腐化するデザインはデザインですらないと考えています。

 

もう1世代遡ったE46は言うまでもない名車です。

BMWらしいデザインもさることながら、走りの良さにおいてピークがここにあったと言っても過言ではないでしょう。

これより後のモデルは環境性能対策として、走りの良さを諦めざるを得ない要素が増え始めてしまうからです。

 

ここまで来るとなんとなくパターンが読めてきます。

そうです。

1世代ごとにダサいデザインと格好良いデザインを繰り返しているのです。

つまり現行モデルであるG20の次に登場するモデルはおそらく格好良くなるだろうと予想ができます。

内燃機関の進化が途上で終わる可能性

現在、自動車メーカーは内燃機関からの離脱に頭を悩ませています。

ここでユーザーとして心配になるのが、未だ発展途上の内燃機関が完成されないままなくなっていくのか?という点です。

 

現行モデルのG20や1世代前のF30に搭載される、いわゆるダウンサイジングターボエンジンは発展途上です。

サウンド、ノイズ、フィーリング、振動、吹け上がり、パワー感などいずれもレベルが低いと言わざるを得ません。

特にツインパワーターボを搭載しても解消しきれない僅かなターボラグが車好きにはあまりにも鬱陶しい存在です。

 

四気筒を例にとれば、自然吸気エンジンはN42エンジンで完成を見たと言っても差し支えない仕上がりでした。しかし、現在のターボエンジンたちはいずれもあまりにも出来が悪いです。

 

こうした内燃機関が中途半端なままに終わってしまうことがユーザーとしては大きな懸念です。

いずれ内燃機関エンジンで動く車が新車で買うことができなくなった時に、選ぶことができるマトモなエンジンを積んだ車が既に10年以上車齢を重ねているわけです。

取締役会の一新

BMWの取締役会の存在と影響力は広く知られているBMWの特徴のひとつです。

例えば今回話題にしているデザインひとつとっても、社内で吟味された複数のデザイン候補から最終的に取締役会が選択します。

E90が登場した当初はデザイナーの某氏が激しく批判されましたが、某氏が提示したデザインには保守的なBMWらしいデザインも含まれており、あえて陳腐なデザインを選択したのは当時の取締役会によるものです。

 

そんなBMWの取締役会が大きく入れ替わったのが2000年前後のランドローバー買収失敗後のことであり、駄作と評されるE90とその同年代の車たちにゴーサインを出したのが彼らです。

 

そしてこの度、また取締役会の再編成がニュースになりました。

これまでのBMWのデザインの歴史を紐解けば、次に登場するモデルは格好良くなるはずですが、果たして取締役会の変化がその歴史をどう変えるのか楽しみな反面、恐ろしくもあります。

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