AC Delco ARW1208がとっても気になっています。
いわゆる電動ラチェットあるいはコードレスラチェットなどと呼ばれる製品で、ラチェットハンドルをそのまま電動化したような製品です。
最近車屋さん系Youtuberを見ることが多いのですが、この手の製品を使っているところが結構多くて物欲が刺激されています。
この手の製品では、アストロプロダクツなどの安価な工具メーカーから安価な製品が販売されているのですが、手締めにどこまで対応しているかが不明確なのが問題でした。
手締めというのは、この電動ラチェットを使って締め付けた後に手でぐいっと締めこむことです。
あるいは硬く固定されたボルトをぐいっと手の力で緩めることも含まれます。
いわゆる「本締め」および「初期緩め」です。
電動ラチェット製品自体が少ないですが、その中でもこの「本締め」「初期緩め」に関してしっかりと明記した製品というのはかなり少ないです。
素人では購入経路すら危ういSnapOnの電動ラチェットでは135Nmとなっていますが、ほかの製品ではこうした情報を見つけることができませんでした。
そして、SnapOn以外の工具のなかでも一流メーカーかつ安価ということでこの「AC Delco ARW1208」に注目していました。
Amazonにて2020年7月7日現在16,740円と比較的安価といえます。
これにはバッテリーと充電器も含まれています。
しかし、Amazonのリンク先を見ていただければわかる通り、本締め・初期緩めに関する言及はありません。
そこで、メーカーに問い合わせたところ冒頭でも述べたように「135Nm」まで使用可能という回答を得ることができました。
135Nmとはいえばホイールナットの締め付けトルクすら超えています。
一般的にはM12までのボルトまでであれば本締めが可能ということです。
M12を超えるようなボルトとなると車でもよほどトルクがかかる部分にしか使用されておらず、そうしたボルトはもっと長い工具やトルクレンチを使って緩めたり締め付けるものです。
ということでこの「AC Delco ARW1208」は超買いです!
僕も車が納車された際にはこれをあわせて注文する予定でいます。