ドリリウム

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懐く猫、懐かない猫

今週のお題「ねこ」

 

私は猫を飼っていたことがあります。

子供のころの話ですから、私が飼っていたというより両親が飼っていたと言った方が正確かもしれません。

1匹は私が小学3年生の時、母親がホームセンターに捨てられていた子猫を拾ってきたのです。三毛猫のメスでした。

子猫と言ってもそれなりに育っていた記憶があります。

もう1匹は小学5年生の時、同じく母親がその友人と出掛けた先で捨てられていた生まれて間もない子猫たちを拾ってきました。

その内1匹は我が家で引き取られ、残りの数匹は母親の友人宅に引き取られました。

残念ながら我が家に引き取られた1匹以外は亡くなってしまいました。

目も開いていない時期に捨てられていたのだから仕方がないと思います。

 

我が家で拾われた子猫は、夜は暖かいお湯を入れたペットボトルをタオルにくるんで入れてあげ、こまめにシリンジでミルクを与えて無事に育っていきました。

黒猫で、ところどころ白が入ったオスの猫でした。

 

2匹の性格は真逆で、1匹目の三毛猫は警戒心が強く臆病でした。

家族にもなかなか慣れなかったのは、やはりある程度育ってから拾われたからだと思います。

2匹目の黒猫は人懐っこく、元気いっぱいで好奇心旺盛でした。

 

郊外の飼い猫ならよくある飼い方だと思いますが、たまに外に出してあげていました。

外に出すと言っても、最初は紐をつけて一緒に、慣れてからは自由に外に出していました。

もちろん少し経てば自分で戻ってきます。

 

ただ、三毛猫は臆病で警戒心が強く、けんかをしてもすぐに逃げる割には外へ出すと戻るまで時間がかかった記憶があります。

好物をちらつかせて探しに行くことも間々あったと思います。

黒猫は体形は小柄でしたが好奇心旺盛でけんかをしても大抵は勝っていたみたいです。見事に縄張りを形成していました。

呼べばすぐに戻ってきた記憶があります。

今思えばこの放し飼いともいえる飼い方ははた迷惑なものだなぁとつくづく思います。これが許されたのも時代だったのかもしれません。

電車でタバコが吸えたように、日常における色々な些細なことが年を経るごとに良く言えば上品に悪く言えば締め付けられてきています。基本的にはマナーが良くなって良いことだと思います。

 

さて、この三毛猫は私に懐くことが終ぞありませんでした。

15年以上を生きたかなりの長い気でしたが、最後まで懐いてくれませんでした。

呼んでもこないし、自分からすり寄っても来ないし、抱けば嫌がりました。

 

きっかけはわかりきっていて、些細な事故です。

この三毛猫は猫らしくストーブが好きで、ストーブの前をよく独占していました。

私も寒い時はストーブに当たりたいですから、そういう時はこの三毛猫を膝の上にのせてストーブに当たっていました。

この当時は警戒心は強いと言っても膝の上でおとなしく丸まるくらいのことはしていました。多少懐かれていたと思います。

しかし、膝の上で丸まって寝ていても尻尾が動いています。

当時の私はそんな様子をぼけっと眺めていたと思います。

ストーブと言ってもファンヒーターとかセラミックヒーターとかではなく、灯油を入れて火をつける昔ながらのストーブです。ストーブのうえにやかんとかを置けるあれです。

さて、案の定というか自分が大人だったら避けさせたところでしょうが、ゆらゆら揺れている尻尾がストーブの網を越えて熱源に近づきました。目にしたときにはもう手遅れです。

「に゛ゃっ」という濁った鳴き声を上げて猫はすぐに目を覚まして一目散に逃走。

私が何をしたわけでもないのですが、その事故によりそれ以来すっかり三毛猫に嫌われて、その後10年以上に渡って懐くことはありませんでした。

床に寝そべっていれば尻尾がいくら動いてもストーブの台座部分にあたるだけですが、膝にのって高さが増していたため、ちょうど尻尾の位置がストーブの熱源にあたってしまったわけです。残念な事故でした。

 

一方で黒猫はというと懐きに懐いていました。

なぜかはわかりませんが特に私に懐いていました。

夜になると必ずベッドまで来て顔をすりすりすりすり。いつまでも寝られません。

仕方がないから外に出して扉を閉めると、ずっと扉の前でごそごそ待機していたみたいです。

理由は不明ですが私が大好きで、とにかくいつでも近くを離れませんでした。呼べばすぐに駆け寄ってきたものです。

子供のころはそれがあまりに過剰でしたから、鬱陶しく感じていたことを覚えています。

特に夜はあまりにしつこく寝られませんから猶更です。

ある程度育ってくると、扉(引き戸)を開ける方法を覚えてしまってそこからは扉に棒を引っ掛けて入ってこれないようにしたりと大変な日々でした。

いつからか諦めたのか、流石にそこまでしつこくはなくなりました。

人懐っこく甘えん坊、好奇心旺盛な猫でした。

 

三毛猫が15歳を超えたころだったと思います。

外でけんかをして尻尾を傷つけられてしまいました。

それまで長らく外に出して、たまにけんかすることはあっても怪我を負うことはなかったので母親は大焦りです。

すぐに病院に駆け込みました。

当時私は仕事に忙殺されていたこともあったし、その時点で手遅れだったので詳細はわかりません。

しかし、その傷が原因で亡くなってしまいました。

年齢を考えればかなり長生きした部類です。

しばらく薬を与えながらなんとか生き永らえてもらうよう努力はしていましたが、高齢なこともあり体力がもたなかったみたいです。

 

黒猫も15歳を超えたころから調子を崩すようになりました。

三毛猫の怪我以来、親も自由に外に放すことをやめて紐をつけて庭で遊ばせるだけになりました。

それでもたまに勝手に窓や網戸を開けて飛び出していましたが。

調子を崩してからは病院に通い、薬をもらいながら闘病の日々でしたが、これも長くは続きませんでした。

獣医師の方によれば、打つ手なしの状態だったようです。

事実上の老衰です。

細かな症状は聞いていたはずですがよく覚えていません。

 

小学生のころから社会人になって働きだすまで、長い時間を共にした2匹はこうしてこの世を去りました。

まだスマートフォンも十分に普及していない頃でしたから、デジタルの写真はほとんど残っていません。記憶のなかに留まるのみです。

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