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【アパート・マンション】DIY好きのための賃貸住宅選びと防音対策

多くのDIY好きは一戸建ての庭や作業スペースを確保してDIYを楽しんでいます。

しかし、1人暮らしであったり、家賃などの都合によりアパート・マンションのような賃貸物件を選ばざるをえない事情があることがあります。

そこでDIY趣味を少しでも楽しむことができる防音性に優れた賃貸住宅の選び方を紹介します。

はじめに

多くのアパート・マンションは木造・鉄筋・RC造を問わず防音性能に限界があります。特にDIYで発生する騒音は耳障りな機械音や丸のこで木を切断するような高音、そして何よりも振動、衝撃、低周波といった防音が難しい類の騒音を発生させます。

「昼間であれば多少はOK」という考えでDIYをされている方も散見されます。しかし、私の場合には近隣への迷惑を出来るだけ減らしたい(というかゼロにしたい)という考えでこれまで5回の引っ越しについて慎重に部屋を選択し、騒音の出ない道具や作業に限定したDIYを行ってきました。

ここではその経験から、防音性に優れた物件のポイントや注意点を紹介します。

ポイント1 築5年未満の部屋で絞り込む

始めに最も重要なのが築年数です。

建材や工法も年々進化しており、コスト最優先で建てられたアパート・マンションを除いて築年数が新しければ新しいほど静かな傾向にあります。

例えば、RC造は静かと言うイメージを持たれている方が多いです。大抵の場合それは真実です。しかし、築年数が15年や20年と経ったアパート・マンションはそれほど静かではありません。例外として、立派な高層の分譲マンションだったものが一部賃貸として出回るケースを除けば古いRC造は静かではありません。

リフォームをしており一見綺麗に見える物件でも、古い物件であれば変わりません。

ポイント2 相場より高い部屋を選ぶ

賃貸物件の家賃は一件一件条件が異なるため比較することが難しいです。

例えばポイント1を加味して、築5年未満で検索していたとしましょう。希望に合う物件のなかで最も安い物件を選び、そこから3割以上は高い物件を選びましょう。

ポイント1のなかでも言及していますが、コストを優先して建てられた物件は新築であっても防音性は高くありません。

もしDIYを楽しみたいのであれば、仕方のない出費として諦めましょう。

DIYは趣味としては決してお金がかかるものではないですから、作業場を確保するための投資と考えましょう。

地域によっては作業場を別に借りた方が安いケースもあるかもしれません。それも一考です。

ポイント3 1階角部屋を選ぶ

アパート・マンションにおけるDIYの問題点は騒音です。

騒音は上下を含めた隣室への騒音が最も問題となりますが、そもそも1階角部屋を選べば気にするべきは上階だけです。

もちろん作業をする場所は、角部屋の間取りのなかでも最も角で隣の部屋に隣接していない部屋を選びます。

防犯上の都合等で1階を選びたくない場合でも最低限最上階角部屋を選ぶと良いでしょう。

ポイント4 ファミリー向け物件を選ぶ

ワンルーム物件の防音性はおしなべて高くありません。

もし一人暮らしだとしてもファミリー向けの2LDKなどの物件を選ぶと良いでしょう。基本的にファミリー向け物件の方が防音性が高い傾向にあり、また防音性の高い部屋の選択肢も多いです。

防音性以外にも、2LDK程度の間取りで角部屋を選べば、全く隣室と隣接していない部屋と言うのが大抵の場合存在します。

更に、ファミリー向けでポイント2に挙げたようにそこそこ良い部屋を選ぶと防音性はぐっと上がります。

例えば2階建ての木造アパートであっても、良い物件であれば窓ガラスは防音ペアガラスで、窓を閉めれば外の音は完全にシャットアウトされ、床もおそろしくしっかりしており大人が跳ねても下階には全く音がしません。これは新築のアパートを見学に行った時に実際に試してもらいました。

ポイント5 一流メーカーが建設したアパート・マンションを選ぶ

一流メーカー以外の物件が悪いというわけではありませんが、一流メーカー製のアパートやマンションはある程度パッケージが決まっています。

同じメーカー製であれば、違う物件であってもおおよそ同じような建材で同じような工法で作られているというわけです。

少なくともここまで紹介した4つのポイントを守ったうえで一流メーカー製のアパート・マンションを選ぶとそれなり以上に防音性の高い物件が見つかるはずです。

賃貸一戸建てを選ぶという選択肢

地域によっては賃貸物件があまり充実していない場合や、賃貸の一戸建てを選んでもそれほど家賃に差がない場合があります。地方であれば空き家が困るほど余っているという話も聞きます。

もしここで挙げた5つのポイントを守って良い物件に出会えなかった場合には賃貸一戸建ても検討してみると良いでしょう。

作業場を別に借りるという選択肢

良い賃貸物件に出会えない、角部屋が空いていない、ちょうど良い賃貸の一戸建てもない。そんな時には思い切って賃貸の作業スペースを借りるという手もあります。

DIY用の専用作業スペースと言うわけではなく、事業用などに利用される倉庫や事務所スペースです。もちろんDIYのような騒音が出る作業を行って良いかは立地や貸主に相談する必要があります。

こうした物件・土地はなかなかアパート・マンションのように便利に検索できるサービスがありませんが、「地域名 作業場」のように検索するとある程度情報が見つかるはずです。また、アパート・マンションを探したときに頼った不動産屋さんに相談してみると相談に乗ってくれ、適切な担当者へ回してくれることもあります。

楽器OKの防音物件は要注意

都市部などでは、楽器OKの防音物件が存在します。

しかし、楽器の音とDIYの音は種類が異なり、特にDIYにおける振動や低周波はこうした物件でもふせぐことができません。くれぐれも防音物件であっても過信せず慎重に選んでください。

部屋の防音性を高める工夫

部屋の防音性を高める工夫として、遮音材吸音材を追加する方法があります。

遮音材とは、音を遮る素材のことで、音を出来るだけ通さず反射させる性能が高い素材を言います。基本的に比重が高く重ければ重いほど音を遮る性能が高いです。

吸音材とは、音を減衰させる素材のことで、吸音材を音が通過することで段々と音が小さくなる性能が高い素材を言います。

 

この説明からもわかる通り、DIYにおいて重要なのは遮音材です。

もちろん補助的に吸音材を使った方が、室内で音が響かず、結果的に外に出る騒音も減るわけですが、メインは遮音材です。

比較的手軽にできる対策として「壁」と「床」の2つの対策を紹介します。

壁の防音対策

壁の上に施工する場合オススメできるのが以下のような防音シートです。

比較的簡単に施工でき、効果自体は大きくありませんが確かな効果が見込めます。

もし多少の労力を厭わないのであれば、ホームセンターで石膏ボードを購入しましょう。1.82m×9.1mが1枚300円程度で購入できます。これを壁にずらりと並べましょう。遮音材ではありませんが、それなりに重量がある板なのであるとないとでは防音性能は全く変わってきます。

また、壁の対策という意味では窓ガラスからの音の透過も対策が必要です。

防音ペアガラスや二重サッシでない場合には、防音性の高いカーテンを選択しましょう。

床の防音対策

DIYにおける騒音の多くは床を伝って伝播する音です。

そのため床の対策も重要です。

本来は2重構造にしたり、フローティング(浮かせる)構造が望ましいのですが、最も簡単な対策はマットを敷くことです。

マットといってもできるだけ厚い方が良く、ジョイントマットのなかでもこちらの20mm厚の商品はおススメできます。

また、壁対策と同じく労力を厭わないのであれば簡易的な2重構造・フローティング構造を作るとなお効果的です。

方法はホームセンターで12mm以上の厚さの合板(針葉樹合板が最も安いと思われます)を購入します。

この合板を床に敷くわけですが、床と合板の間に制振ゴムを挟みます。

洗濯機の足の下におく制振ゴムや、専用の制振材など色々あるのですが、以下の商品をカッターで切り分けて小分けにして使うのが最も経済的です。合板は出来るだけ厚いものを選択して、合板がたわんだり振動したりしないように制振ゴムを出来るだけ分散させて配置すると良いです。更に先述の極厚ジョイントマットも敷くと効果的でしょう。 

既存の防音対策

ちなみに一般的な壁の構造はざっくりと言ってこのようになっています。

 壁紙 → 石膏ボード → 遮音材 → 空間・断熱吸音材 

 

遮音材には主に以下のような非常に重いシート状の遮音シートが使用されます。

10m巻きがAmazonで3500円で買えるということで、とても魅力的ですが恐ろしく重いです。1巻き20kgあるので注意が必要です。壁に固定するにはタッカーが必要です。壁へ小さいながら穴も開きますので、選択には注意が必要です。

 

吸音材には以下のようなガラス繊維を綿状にしたグラスウールが使用されます。

これは壁の中に入れるには良いのですが、剥き出しで使うには不適です。現状の壁の上から施工するという意味ではオススメできません。

最終手段 - 防音室を設置する

最終手段として、防音室を設置するという方法があります。

私の場合には防音性の良い物件を選んでなおかつ防音室を設置しています。私はDIYといっても木で家具やいろいろなものを作るのが好きなので、防音室自体も自作しました。

▼賃貸・DIY用の自作防音室作りの記事はこちら

【DIY用自作防音室#1】分解・運搬OK!賃貸DIYに特化した防音室を作りたい(構想編) - ドリリウム

賃貸と言う特性上、運搬が容易でかつ振動や低周波に強い防音室を作ってみたつもりです。

 

市販の防音室は比較的高額です。

防音性の高い物件で、更に防音室のなかで作業すれば音が漏れていることはないでしょう。(多分)

このような段ボール製の比較的安価な防音室もありますが、防音性は高いとは言えないようです。

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