バイクで釣りに行く僕にとって、道具の取捨選択はとても重要です。
車で釣りに行けと言われればそれまでですが、身軽な釣りを好みますので、たとえバイクでなくても道具は限界まで減らしたいと思っています。身軽な釣りを好むからこそ、餌釣りよりルアー釣りを好んでいます。
釣りとしては餌釣りも好きなのですが、やはり身軽ではない(餌の確保、運用、処理)ために、少なくとも一人で餌釣りをするとすれば、穴釣り程度のものです。
【参考】バイクへのクーラーボックス積載について徹底的に情報をまとめました。
バイクで釣りをするときの持ち物
僕がバイクで釣りに行くときの持ち物は主に以下のようになっています。
ショルダーバッグ
DAIWAのショルダーバッグで、ルアーケースが2つとナイフ、ペンチ、リーダー、スナップ類を収納しています。以前はサイドバッグに仕舞っていましたが、ウェーダーを持ち歩くようになってからは背負ったままバイクに乗っています。
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ウェーダー
ヒップウェーダーで、ウェーダーとしてはかなりコンパクトです。バイクのサイドバッグに収まっています。普通のウェーダーだとサイドバッグに収めるのはかなり難しいと思います。
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ライフジャケット
ベルトタイプのライフジャケットです。サーフでの釣りでは出番は少ないのですが、念のため持ち歩いています。
クーラーバッグ
バイクの釣りや身軽な釣りで一番厄介なのがクーラーボックスやバケツ類だと思います。クーラーボックスをリアシートやリアキャリアに縛り付けて運搬することも可能ですが、不安定で滑りやすく、危険と判断してクーラーボックスを使用していません。
リアキャリアに滑り止めを施したうえで、しっかりと固定すれば問題ないとは思うのですが、大抵のクーラーボックスは高さがありますし、念のために避けました。
そこで代替として使用しているのがクーラーバッグです。
ソフト素材なので普段は折り畳み平らにできます。リアシートにツーリングネットで固定すれば全く脱落の心配はなく、中身が入ったところでソフト素材である点を活かして、バッグ自体を押しつぶしつつ縛り付ければ脱落の心配はやはりありません。
小物類
ルアーケース、帽子、グローブ、ヘッドライトなど
ロッドとリールはバイクに取り付けたロッドホルダーに搭載しています。
実は上記の装備だと、サイドバッグ1個が丸々余りますが、そこには車載工具やレインウェアが常時搭載されています。面倒くさいのでそのままなのです。
魚が釣れたけどまだ釣りたい
僕は釣りに関しては全くと言っていいほど下手くそで、滅多に釣果が上がることはありません。しかし、先日運よく浜辺で青物の回遊にぶちあたり、1匹釣った後の魚の処理に苦労したために解決策を探すようになりました。
この日は運がよく、真昼間だったのに生命感が強く、後半はサワラらしき魚がたくさん飛び跳ねている姿を確認しました。目と鼻の先で飛び跳ねていたので間違いありません。
まずは小さな小さなカマスがジグに食いついてきましたがそれはすぐにリリースしました。そしてその後まもなくカンパチの子供が釣れ、上記の通り魚が飛び跳ねだしました。カンパチの子供は30cmもない程度でリリースしようと思ったのですが、運が悪くエラが傷ついており、持ち帰ることにしました。
しかし、普段から釣れることもなく、身軽な釣りをしている関係から魚をキープしておく手段がありません。慌ててバイクまで走り、冒頭で紹介したクーラーバッグを持ってきて、本当は水を溜める機能などないのに海水を入れてカンパチの子供をキープしました。大した距離ではないといえ、サーフを走るのはしんどく、クーラーバッグも頼りないです。
1匹連れたら即撤収であればクーラーバッグでも良いのですが、その理屈で行くとビニール袋で十分な気がします。何よりビニール袋ならまだしもクーラーバッグを持ち歩くのは、サーフを歩きながらジグを投げる釣りでは邪魔すぎます。
色々悩んで、「ストリンガー」を買いました
高さのないクーラーボックスを探してこんなものを検討したり、
背負えるクーラーバッグを検討したり、
リアキャリアと滑り止めでクーラーボックスを検討したり、砂を掘って魚を埋める方法を検討したりしましたが、最終的にストリンガーを選択しました。
ストリンガーにも種類がありますが、とにかく軽量コンパクトで、冒頭で紹介したショルダーバッグに簡単に収まる程度のものにしました。これはポケットにも収まるレベルのコンパクトさで、身軽な釣りには欠かせないアイテムだと感じました。
これを使えば魚が釣れてもさっとかけて、海を泳がせておくことができます。
大きな移動ができなくなる難点はありますが、一度釣れた場合、あまりそこから動くこともないと考えてストリンガーを選択しました。
とにかく安く、送料込みで900円という代物です。
安い分余計な要素がなく、コンパクトそうな点が魅力です。また、ストリンガーの運用が難しかった場合にはすぐにあきらめがつく価格です。
まずはこれで不満が出るにしろ満足するにせよ、次の釣果を確実にあげたいところです。