ドリリウム

趣味をとことん突き詰めるブログ。ペット / フィンチ / 鳥 / 文鳥 / ジュウシマツ / 写真 / カメラ / 高知 / 釣り / DIY / バイク / 車 / 家具制作 / アクアリウム / コーヒー / 地方移住 / ルノー・ルーテシア / SUZUKI ST250 E type / EOS Kiss M

こんにちは。カタミチ(@katamichi2h)です。

お問い合わせsyufukc@gmail.com / Twitter

【BMW X1】N52B30エンジンについて

f:id:katamichinijikan:20171221211711j:plain

E84の前期25iにはNAの3リッターエンジン、N52B30が搭載されています。

その他、多くの同年代の車に搭載されており、2004年から2015年まで5種類のラインナップが存在しました。なお、同じブロックで2.5リッターのN52B25エンジンもあります。ここの構成は先代のM54エンジンと同じです。

M54からN52への進化

N52M54の後継となるエンジンです。

M54は非常に評価が高く、未だにN52を差し置いて最高のNA直列6気筒エンジンと評されることが多いです。僕もM54に乗っていましたが、N52より優れている点は容易に思い浮かべることができます。また一方で、N52が優れている点もあります。

更に時代を遡って、M20エンジンにも乗っていましたが、そちらはそちらで良さがありました。

さて、M54からN52へ進化することで大きく変わった点は燃費性能です。

多くの軽量化技術と省燃費技術が投入され、アルミニウムやマグネシウム、補器類の電動化、バルブトロニックの進化が大きなポイントです。もちろんフィーリング・チューニングも抜かりはありません。

 

先日の記事で書いたように、N系エンジンの搭載を機に、BMWは大きく変わりました。

なんで2005年以降のBMWに魅力を感じないのか考えた - ドリリウム

 

デザインは刷新され、過去のBMWブランドを築き上げてきた一貫したデザインの哲学は崩れ去り、エコのための省燃費技術に注力し、また重要なフィーリングを犠牲にする電動化を進め始めました。

一般的には進化と呼べるかもしれませんが、旧来のBMWの良さを知るユーザーにとってはBMWの終焉と呼んでも差し支えない変化でした。事実、この時にBMWの経営層は大きく入れ替わっていますから、変化があったことは確実です。

 

さて、様々なストーリーがあるMからNへの進化ですが、その2つを乗り比べた比較をしてみたいと思います。

M54とN52の音と振動

M54とN52の音には明確な違いがあります。

音にはエンジンのチューニングだけでは測れない要素があります。なぜなら、M54とN52の大きな違いとして、M54を搭載した車は、乗り手に明確にエンジンの音を聞かせようという作り手の意思が感じられました。それがN52では薄れています。なくなっていると言っても過言ではありません。

シルキーシックスなどと未だに声高に言う人達がいますが、BMWの直列6気筒エンジンは決してシルキーではありません。M20の当時(30年前)は、明確に4気筒に比べてスムーズで音の揃ったシルキーなエンジンでしたが、現在のBMWの4気筒エンジンは恐ろしくスムーズです。回して乗るなら断然4気筒と言えます。

さて、先述の通り聞かせるエンジンではなくなりました。そのため、車のチューニングによって多少の差こそあれ回したところで快音が響くことはありません。一応スムーズで滑らかな音を聞くことはできますが、それはただ単に作り手の意思と反して漏れ出しただけの音としか思えないのです。

M54をはじめとするM系エンジンにある、野性的な唸るような吠えるようなエンジンサウンドはなくなりました。

 

M54とN52の吹け上がり

こちらは車種によるチューニングにも寄りますが、そうした差を勘案してみるとほぼ同程度と言えます。昔から決して吹け上がりの良いエンジンではなく、N52になってもなおそれほど鋭い回転の上昇はありません。

音と振動の項目で述べたように、回して楽しむなら間違いなく4気筒の方が良いです。

M54とN52のフィーリング

音や振動、吹け上がりの項目で述べた点をまとめると、M54をはじめとしたM系のエンジンには野性的な趣がありました。これは旧来のデザインにあった保守的だが攻撃的と評されたデザインにマッチしたものでした。エンジンを楽しめる車だったわけです。

これがN52に進化することで、エンジンの要素はなりを潜め、エンジンは車の主役格からは外れてしまったと言えるでしょう。

f:id:katamichinijikan:20171222183956j:plain

N52B30のバリエーション

N52B30エンジンには5種類のバリエーションがあります。

出力にして218馬力を発生させるエンジンから272馬力を発生させるエンジンまで幅広いです。なお、E84の25iは218馬力を発生させる最もパワーの低いエンジンです。SUV向けのチューニングというわけではなく、単純にN52B30エンジンの中で最もエコ寄りのチューニングとなっています。旧来のエンジンにもあった大排気量低出力の燃費重視エンジンと性格が似ています。218馬力という出力は、2.5リッターのN52B25エンジンと同じ数値です。2.5リッターのM54エンジンも192馬力を発生しますから、いかに出力が控えめに設定しているかが伺い知ることができます。

個人的には低出力のブロックに対して排気量の小さいエンジンが好きなので、N52B25の177馬力仕様が単純なスペックからすると好みではありますが、今回の車選びでは、どうしてもマッチする車がなかったため仕方がありません。

218馬力/270Nm

 1シリーズ、3シリーズ、5シリーズ、X1

240馬力/310Nm

 5シリーズ

258馬力/300Nm

1シリーズ、3シリーズ、5シリーズ、6シリーズ、X1、X3、Z4

265馬力/315Nm

 1シリーズ、Z4

272馬力/315Nm

6シリーズ、X3、X5

X1に関してはN52の方が良い

さて、あれこれと述べてきました。過去の記事でX1を含む新しい世代のBMWを批判したりもしましたが、X1に関してはN52エンジンがマッチしていると考えています。

X1の評価はまた後日、もう少し乗り込んでからと考えていますが、BMWらしくハンドリングやフィーリングはそれなりに良いですが、SUVという絶対的に不利な形状かつ新しい時代のBMWの悪い要素が見事にまじりあって、BMWと名乗ってほしくない程度には走りは良くありません。(他のメーカーのSUVや乗用車よりは良いところも多いけど)

つまり、走りは諦め、のんびりと乗ることを考えると、巡航していれば音は聞こえず、踏み込んでも全く耳につかないスムーズな音が僅かにするだけのN52B30エンジンはとてもマッチしています。

X1はお世辞にも巡航性能が高いとは言えませんが、巡航性能が高く、走りを楽しまない車であれば更に相性は良いでしょう。N52B30

 

▼IT系の転職なら

▼誰かにプログラミングを教えてみませんか?

▼釣り具の宅配買取なら