行ってきました、益子です。
若いころは焼き物の町に行って食器を選ぶことなんて考えもしませんでしたが、よくいえば文化的に成熟して、悪く言えば老けたということかもしれません。
割となんでも凝り性な僕は、おいしいコーヒーに出会った1年?前くらいから、ずっとコーヒーカップを探していました。家でせっかくおいしい豆を挽いてコーヒーを入れても、ろくなカップがなくては興醒めです。
そういうこともあって、家では雑に入れたアイスコーヒーばかりを飲み、たまにまともなものが飲みたければお気に入りの喫茶店へ行っていました。
1年以上経って、ようやくまともにカップを探そうと思い、週末を利用して益子へ行ってきたわけです。
まずは共販センターの中でも目立つところにでかでかと書かれた「人間国宝の作品」的な看板。
▼入ってみると・・・。
しゃれてて、作る工程とかを想像すると、すごいなぁとは思うもののまったく惹かれません。このカップに見合った生活を想像すると、騒々しくて疲れそうです。最初はおしゃれだな~と思いそうですが、使い込めば使い込むほど愛着は薄れそうです。(個人の感想です)
ということでいろいろと回ってみましょう。
たぬきたち。
ぶた
ん?鉢屋??
と、色々と回って、最後に見た「鉢の大塚」さんで良さそうなカップと、似た柄のデザート皿を購入してきました。正直なところ「これだ!」というものは見つからなかったのですが、せっかく出かけたので記念に購入しました。「これだ!」というものが見つかったら、格下げかな。
▼これら。
左上は苔玉鉢。右上と左下はデザート用の平らな皿で、右下がカップです。
▼こんなの。
▼苔玉は僕の趣味ではありません。飾りのカエル。
▼うずまき
今回購入したのは「鉢の大塚」。
折越窯(おっこしがま)という窯で作られた作品たちだそうです。
絵を入れた作品も多くて、なんだか想像していた益子焼とはちょっと違いましたが、色々な作品が見られて楽しかったです。いろんな焼き物の町をまわってみたいですね。