ステロイドによる皮膚萎縮の恐怖
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僕は長年の悩みである指の水疱のため、5年以上に渡って手にステロイドの塗り薬を使用してきました。水疱が治ることもなく、いくら医者を変えようと治療方法が変わることもなく。生命の危機に直結しない皮膚疾患は研究が進まないんでしょうか?
もう水疱の悩みはほぼ諦めかけており、どうでも良いのですが、惰性で使い続けてきたステロイドの副作用に、いまさら気が付いたので書き残しておきます。
ステロイドのランク
ステロイドの塗り薬の強さはこちらを参照してください。
初期のころ、何を処方されていたかはすっかり忘れてしまいましたが、ここ3年以上はデルモベート、ジフラール、アンテベートの3種類をローテーションするように処方されていました。最も強い薬たちです。
手に塗布し、全く副作用を感じることはありませんでした。
一方で、効果を感じることもありませんでしたが・・・。
皮膚萎縮
副作用は、手とは違うところに出ました。
厳密には、あまりに慣れ親しんでしまって危機感の薄れた僕が、僕がステロイドの副作用を甘く見て、手以外にも容赦なく使っていたことが原因です。
たまに出た顔のニキビ、虫刺され、乾燥などによる肌のかゆみなど。
どれも基本的には単発でしたので副作用がでることはありませんでした。
しかし、唯一長く続いた症状として、足の付け根のかゆみがあります。場所が場所ですので医者にも言えず、かゆみには確かな効果があるためステロイドを塗り続けていました。おそらく数か月。半年には満たないです。
最近、かゆみは収まっていましたが、ふと気が付くと薬を塗っていたあたり一帯がまだらに赤くなっていることに気が付きました。不自然な紅斑です。皮膚が薄いような・・・。
そうです。
意を決して病院に相談しました。
ステロイドによる皮膚萎縮でした。
ステロイドの皮膚萎縮って治るのにどれぐらいかかるの? | アトピー攻略ブログ
・・・思えば、手指も皮膚が薄いような違和感を常に感じていました。
外力にも弱かったです。
治療方法
目に見える皮膚萎縮は、すでに真皮に影響が及んでおり、修復されるのには年単位の時間が必要なようです。また、治療方法や修復を早める方法はなく、皮膚が弱っているため、清潔にして保湿などの保護を心掛けるくらいしかないようです。
そこで、顔用の乳液などを使っても良いですが、今回はヘパリン類似物質とやらに頼ってみることにしました。
ヘパリン類似物質について|顔などの乾燥肌治療薬 さいき|小林製薬
ヘパリン類似物質は、保湿、抗炎症、皮膚の修復を助けてくれます。副作用はほぼなく、悪影響がほとんどない物質です。ヘパリン類似物質が含まれた薬は、市販薬や処方薬がありますが、皮膚科通いにこりごりしている僕は市販薬をためらいなくぽちり。
▼ピアソンHPクリーム
▼評判もそこそこ?
http://www.cosme.net/product/product_id/10072043/top
まずはこれで様子を見たいです。
写真でも載せて経過を報告できたら良いのですが、場所が場所ですからやめておきます(^^;
写真はなしで、経過報告くらいはしていきたいですね。