20cmキューブ水槽にメガパワー2045を導入(水槽崩壊) - 前編
ドリリウムは移転しました。
約5秒後に自動的にリダイレクトします。
先日ブログにあげた通り、濾過に不安があった水槽にGEX メガパワー2045という外部フィルターを購入しました。
また、これにあわせて寂しかった水槽に生体を追加することとし、エビを3色各3匹購入しました。
先に断っておきますが、前のブログからもわかる通り、アクアリウムに関しては全くの素人です。これまでホームセンターで買った水槽やフィルターのセットに、これまたホームセンターで買ったドジョウを数匹入れて飼っていただけで、知識も経験も何もありません。
今回は、水槽崩壊とも言うべき惨事(?)を経験しながらのメガパワー2045および生体導入となりました。へとへとに疲れたので、時系列でだらだらと書いていきます。
逸る気持ちを抑えられない(導入準備)
僕は、昔っから落ち着きというものがなく、何か予定があると徹底して準備します。落ち着いていたいのですが、気がせってしまうのです。もちろん大抵は空回りに終わるのですが、今回は空回りではなく酷い結果を呼び込む羽目になりました。
点滴法による水合わせとトリートメント水槽
前回の記事にあることがすべてです。
新しい生体を、既存の水槽の水に慣らすために行う「水合わせ」。その中でも、かなり慎重な部類に入る、ぽたぽたと水を垂らしてゆっくり水合わせをする「点滴法」という方法で水合わせをすることにしました。そのため、水槽の前にバケツとエアチューブを用意しました。また、新しい生体を、既存の生体がいる水槽にいきなり入れずに、まずは別の水槽でしばらく療養させてあげる「トリートメント」を行うために、これまた別のバケツを用意していました。
別のバケツには、日々既存の水槽から少しずつ水を取り、濾過器も回した状態で置いてありました。
当日の準備、そして崩壊
そして、メガパワーとエビが届く今日。配達を午前指定としていたため、到着がいつになるかはわかりません。ヤマトさんはおそらく回るルートを決めていて、いつもの感じだと、11時台に届くはずです。朝、6時にはパチリと目が覚めていました。遠足の日の子供のようですが、まさにその感じです。
実際には、水合わせの準備も、トリートメントの準備も前もって終わらせており、やることはありません。しかし、何もしないと落ち着きません。水槽を眺めていると、砂利と砂が混じっていまいち綺麗ではないことに気が付きます。そもそもなぜ砂利と砂を半々に敷いているかというと、2匹いるドジョウのうち、1匹は砂に潜り、1匹は砂利に潜るのです。これは我が家に来た時から変わっていません。
しかし、よく潜り、よく暴れるドジョウは、折角綺麗に半々に敷いた砂と砂利をごちゃまぜにしてしまいます。あれこれ悩みましたが、砂一本に絞ることにしました。今後、レイアウトを考えていくこともあり、見た目が好きな砂にすることに決めました。
最初は砂利を網で地道に掬っていたのですが、なかなか進みません。そもそも砂利と砂が混じっていて、綺麗にどちらかを取り出すことはできないのです。仕方がありませんので、ほぼ同じ状態の水質であるトリートメント水槽にドジョウと水を移し、水槽を空にしてすべて綺麗に洗い流し、砂を敷き直すことに決めました。
半分ほど水を吸いだしました。トリートメント水槽(ただのバケツ)は水が8割ほど溜まっていますから、後の水は捨てることにしました。水を捨てる前に、水槽を持ち上げ、傾けてバケツに流し込みます。ドジョウは逃げ足が速く、すぐ潜るため網では捕まえにくいです。そのため、この方法が一番ドジョウへのストレスもないと考えたのです。しかし、そこでやってしまいました。水槽が、手からつるりと滑り落ち、どんがらがっしゃん。
床の水たまりを這い回るドジョウ
一瞬、呆然としてしまいました。
しかし、すぐに水槽を床に置き、中身を確認します。1匹はいますが、もう1匹はどこにもいません。大洪水状態の床を探すと、床の水たまりをドジョウが這い回っています。捕まえようにも、するりと手から逃げて、どうしてもつかまりません。水はテレビ台の下にも入り込み、一歩間違えるとドジョウもそちらへ向かい、そうなった暁にはもう打つ手なしです。絨毯もびしょ濡れです。先日からあれこれを準備していたせいで、水槽周りは物が多く思うように捕獲できません。なんとか捕まえ、トリートメント水槽に放り込みます。
掃除
大掃除の始まりです。まずは、もう諦めて絨毯で水をふき取ります。しかし、当然吸水性は期待できず、お風呂の方からありったけのタオルを持ってきて、水を吸い取ります。テレビ台の裏側まで水は回っており、絨毯を剥ぎ取り、テーブルをすべてどかし、テレビ台を動かしてふき取ります。あらかたふき取り終えたところで、扇風機を収納の奥底から引き釣りだし、床に送風。その間に、絨毯を洗濯機に突っ込みます。濡れたタオルは次の洗濯。そして、洗濯の最中に、床にこれでもかというほどアルコールを吹き付け、雑巾で拭き上げていきます。なんだか学生の頃色々培養していた奥さんの助言により我が家で愛用し続けている「パストリーゼ77」を惜しげもなく使います。大人買いしてあるので安心。
ここで一段落。ですが床がじゃりじゃりします。そう、砂や砂利までぶちまけていたのです。仕方がないので掃除機をかけ、再度雑巾がけをします。奥さんにばれては怒られると必死です。奥さんが大好きな絨毯を汚してしまっています。更に雑巾がけをしていると、ブルーレイプレイヤーとWiiが水をかぶっています。もう諦めの境地です。何も考えず拭き取り、放置です。水槽がテレビ台のすぐ横というのが災いしました。床にそのまま置いておいたケーブルテレビのモデムやらなんやらも水に浸かっていましたが、平然と動き続けていました。水槽台の下のケーブルボックス部には浸水はありませんでした。しっかり作っておいて良かった。あ、こうしている途中にヤマトさんがメガパワーとエビを持ってきてくれました。
一通り片づけて、掃除していると、洗濯が終わりました。快晴なのが不幸中の幸いです。外に干して、濡れた大量のタオルを選択します。洗いとすすぎ時間を最大にして、水量を増やして、洗剤とハイターを入れて洗います。
洗いとすすぎ時間を最大にしていますので、1時間近くかかります。気が付けばお腹はぺこぺこ、近所に食事をしにいくことにしました。散々です。
・・・と、その前に、折角外食しにいくわけで、時間がかかります。
この時間を水合わせに使って有効活用します。
生体の到着と水合わせ
到着したエビです。赤、橙、黄かな?橙は色がくすんで薄茶色っぽいです。写真ではちょっと見づらいですね。
これを空のバケツに開けます。
そして、既存の水槽は崩壊して空っぽですから、トリートメント水槽からサイフォンの原理で水を注ぎます。
なお、この時に口で吸うのが嫌なので、水槽のゴミ取り用のスポイトをチューブに押し当てて吸わせています。そのままでは「じょー」という感じで注がれてしまうので、コック付きの分岐するやつを使って水量を抑え、「ぽたぽた」と垂れる程度にします。
ごはんをたべにいきましょう・・・。
長くなりそうなので分けます。
後半は順調ですよ。
▼後編