樟のダイニングテーブル その4 - 大仕事、切断(前半)
ドリリウムは移転しました。
約5秒後に自動的にリダイレクトします。
樟のダイニングテーブルの材料が、大体揃いましたので、切ります。今回は無垢の一枚板を探して出してきて購入していますので、カットしなければなりません。普段は過去の記事で取り上げたように、極力カットはお店にお願いするのですが、無垢の一枚板となれば致し方ありません。近所の住人がいない隙を見て、一気にカットしていきます。
今回カットするのは、①樟の天板の両端。そして②脚用の樟の一枚板を真っ二つ。最後に③脚と脚をつなぐ欅の柱と適切な長さと太さにカット。
①脚の台座、紫。
②脚。ピンク。
③柱。赤。
まずは、簡単そうな②の脚から始めます。おおよそのサイズは、巾500mm、厚さ45mm。
1枚板を台にセットし、鉄のアングルをクランプで固定し、ソーガイドとします。使うのはライフソー。刃はライフソー 9寸目 265mmです。縦横斜め挽き。ソーガイドとセットで買ったもので、期待はしていません。
最初は感覚を思い出しつつ丁寧に、慣れてきたら余計な力もかからずすいすいと。木の水分量が多いのか、後に切った欅と変わらないくらい進みが悪いです。刃がアングルに接触して音を鳴らすのが心臓に悪いです。これは刃がすぐにダメになるなぁと思いつつ、切断。
どうでしょう?素人がまともに初めて切ったにしては上等な切断面な気がします。僕としては大満足。後から言い訳をするようですが、利き手が負傷しており、左手で切りましたが、単純な動き故、割とすぐ対応できました。
立ててみると、きちんと自立します。上下逆さでも自立。
切ってイメージがつかみやすくなりましたので、外側に使う面を選びます。
1枚目 木裏
1枚目 木表
2枚目 木裏
2枚目 木表
マスキングテープが貼り付けてありますが、どちらも木裏を外側に使うことに決めました。天板もそうですが、木裏の方が面白い表情をしています。特に縦に走った割れは、この板に決めた決め手の一つでもあります。
長くなったので分けます。
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その3:樟のダイニングテーブル その3 - 脚用の1枚板が届いた - ドリルを買ったから家具を作りたい
その4:樟のダイニングテーブル その4 - 大仕事、切断(前半) - ドリルを買ったから家具を作りたい
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その7:樟のダイニングテーブル その7 - 天板表を仕上げる - ドリルを買ったから家具を作りたい
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