私はDIYを始めるにあたってブログをはじめ、今は日曜大工、DIYを楽しんでいます。
しかし、残念なことに私は賃貸マンションに住んでいます。
賃貸住宅でDIYをするからには、かなり気を使って作業しています。むしろ「やるなよ」というお叱りの声が聞こえてきそうですが、やるからには気を使っています。
基準としては「掃除機」
掃除機より絶対に静かな音しか立てません。
同じような境遇(?)の方と情報を共有したく、僕が気にしているポイントをあげてみます。
追記
後にDIY用の防音室を製作しました。
【DIY用自作防音室#1】分解・運搬OK!賃貸DIYに特化した防音室を作りたい(構想編)
電動工具は使わない
まず、使う電動工具はドリルドライバーのみです。
音が出ない電動工具を探してみましたが、これ以外は見つかっていません。インパクトは間違っても使えません。僕が使うMakitaのドリルドライバーの音量は、掃除機と変わりません。一部のやかましい掃除機と比べれば、静かなくらいです。
後に防音室を自作した時、デシベル計を購入して計測していますが、サイクロン集塵機を製作するために購入したツインバードの格安スティック掃除機より静かです。
【参考】サイクロン集塵機を製作した記事:木くずの掃除を楽にするサイクロン集塵機を作ろう(ツインバード スティック型掃除機と組み合わせる)
もちろん掃除機同様、朝夜は避けます。もちろん家族が団欒を過ごすであろう時間も。
最近の建物ですから、掃除機程度の音はまず遮られます。事実、私は周囲の部屋の掃除機の音を一度たりとも聞いたことがありません。それでも念には念を入れています。
振動を気にして作業工程を決める
私の使う作業道具の中で、一番音が大きいのが上述のドリルドライバーです。
これを使うとき、回転数を抑え、トリガーを完全に引き絞ることはしません。どうしてもフルパワーで使いたい時は、接している部屋(1部屋しかないのが救い)の住人が出かけている時を狙います。
隣の部屋で聞いてみてもらったことがありますが、音はほぼ遮られますから、たぶん深夜にフルパワーで使ったところで、音は完全に遮られるだろうと見込んでいますが、それでも念には念を入れています。
そして、音以上に問題なのが振動です。
振動と言えばやすり掛けやカンナ掛け、トンカチなどによる打撃、そしてのこぎりです。
そういった振動は、音以上に隣接する部屋へ伝わりやすいはずですから、極めて慎重になっています。やすり掛け、カンナ掛けは優しくかつスムーズを心がければ、振動は避けられます。しかし、トンカチとのこぎりは別。
どちらも作業時には、木材を床に置かなければなりません。
その上で、ぎこぎこ切ったりカンカン叩いては、どんな家でも音が通ります。
まず、こうした作業は極力避けます。
物を作るときには事前に製作工程を考え、なんとしてでもこうした振動の出る作業を避けられるようにします。
カットや穴あけは、当然お金を払って木材屋さんにお願いします。
どうしても必要な場合には、やはり上述の通り周辺の部屋に人がいない時を狙い
なおかつ、対象物を出来るだけ壁や床から離して行います。2部屋向こうに響くことはないかもしれませんが、念には念、です。
マットを敷いて作業部屋を作る
当然ですが、作業部屋を作ります。
作業部屋には、厚手のジョイントマットを敷き詰めています。
【知識ゼロから始める家具作り#13】ジョイントマットで作業部屋を作ろう(傷・騒音防止/養生)
特に作業する場所には、更にマットを重ねています。
音や振動が出る恐れがある場合には、更にいらない毛布を何重かにして敷きます。
これは、部屋の汚損防止にもつながります。長年住んだり、お金を払って済ませるつもりなら良いかもしれませんが、やはり無駄な汚損は避けたいですし、音や振動の観点も考えれば敷くに越したことはありません。
掃除を怠らない
木を切ったり、削った際にです粉や屑は、必ず作業後に掃除します。
粉や屑が多く出る作業では、作業中に何度も掃除します。
このため、専用の掃除機を作業場に置いています。
狭い室内での作業ですので、粉は舞い、屋外や部屋の外へ広がります。
苦情が出るほど外に粉が舞うことなど、手作業ではありえないですが
基本的に閉め切って作業します。
家中に舞い広がったり、塗装中に付着したり、
加工中に潜り込んで線や角度を狂わせる可能性もあります。
ひとまず、今気にしているのはこんなところ。
とにかく音と振動です。
徹底的に気にかけているつもりですが、更により良くできた際にはまた共有したいです。