ドリリウム

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寝たいのに何か考えてしまって眠れない症候群

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寝たいのに何か考えてしまって眠れない症候群を、患っています。

しょうこうぐん【症候群】

ある特定の疾患もしくは病的変化を基盤として出現する一群の身体・精神症状。原因の異なる疾患が同一の症候群を現すことがある。シンドローム。
出典|三省堂
夜寝ようと布団に入って目を閉じます。
スッと寝たいのに、頭の中を考え事がぐるぐると行き過ぎ続けます。本当に寝たいので、必死に頭の中を真っ白にしようとします。実際には真っ白にしようと試みたり、暗黒で埋め尽くそうとしたり、目をつむったまま見える(?)黒い一点にひたすら集中しようとしてみたり、あれこれと四苦八苦しています。
しかし、いくら頑張っても考え事が終わりません。考えたくなくても、考え続けてしまいます。いくら疲れていようと、徹夜明けだろうと、苦しくても。考えてしまう内容は、多種多様。趣味の楽しいこともあれば、仕事の嫌なこともあります。どうでもいい経済のこともあれば、飲めもしない酒のことだったりします。本当に多種多様です。
昔は、嫌なことばかり浮かんで、イライラして眠れないことがありました。これは明確にストレスが原因だろうとわかったのですが、今の症状では楽しいことも嫌なこともバランス良く考えます。休みの前なら楽しいことばかり、休み明けなら嫌なことばかりだったりしますが全体のバランスは取れていますし、その時の気分を反映させているようです。
なんだか、遠足が楽しみで眠れない子供のそれに近いです。しかし、もうそこまで若くありません。いくら疲れていても、眠くても、辛くても何か考えてしまいます。むしろ、退屈な時には考えるネタなんて思いつかないのに、寝ようといくらでも考えが湧いてきます。しかも全く生産性がないから性質が悪いです。アロマや照明を考えたり、寝具をあれこれ試したり、寝る前の習慣もあれこれ変えてみたり。睡眠環境を変えても、何も変わりません。この考え続ける力を活かして、新たな物でも想像出来たら良いのですがそういう方向に考えが向いたことはありません。
考えたくないのに考えてしまうということは、意図的に考えるものを変えることも出来ません。きっと普通の人はこんなことはないと思います。このせいで、10時に布団に入ろうが、寝付けるのは1時ころ。そんなこともザラです。一体全体、どうしたらこの迷惑なビョウキを治せるのでしょうか。気持ちよく寝つけた記憶なんて、ここ10年はあまりない気がします。

対策

さて、こんな記事をぼけっと書いてみて、ようやく調べてみる気になりました。あまりにも普段通り過ぎて、調べるという方法を思いつきませんでした。
調べると、出てくる出てくる。同じ症状を訴える人とその対策。検索結果の上位20サイトほどに目を通しました。これはちょっと違うんじゃない?テキトーに書いてるんじゃない?違うタイプのビョウキ用かな?なんて思う対策も散見されますが、僕にとって有効そうなものをいくつか見つけました。

布団の中で行う対策

  1. 腹式呼吸とその回数を数える
  2. 体を伸ばす

一旦布団から出て行う対策

  1. 考え事を書き出す
  2. ストレッチ
  3. 温かい飲み物を飲む

 

ほとんどどのサイトにも書かれているようなものです。

しかし、「書き出す」というのはとても有効だと感じました。

 

なぜなら、普段からあまりにも強く鮮明かつ長く考え事が続く場合、我慢しきれずメモに残していました。

 

そして、「きちんと記録したから、考えるのを止めても大丈夫だ」と自分に言い聞かせることができました。

もしかすると、私は一度考えたことを、忘れることが心配なのかもしれません。

 

普段から心配性で、メモや確認は欠かしません。

 

前述の通り、考え事は多種多様です。

仕事のことでは、例えば「次の面談では上司にこういう言い方で、こういう思いを伝えよう」だとか。

あるいは逆に「次の奥さんとの記念日には、こうしてああして、こういうものをプレゼントして喜ばせよう」だとか。

趣味であれば「あそこはこうやって加工して、こういうパーツを買って、こうしたらいいんじゃないか?」だったり。

 

どれも、すべて今後の自分が行う事柄なのです。

そして、その考えを何度も何度も頭の中で繰り返すうちに、どんどん精査されます。

(悪い考え事の場合、どんどん悪い方に向かって沈んでいきます)

 

そして、そこまで考えたことを忘れたくないから、同じことを更に何度も繰り返します。

 

つまり、きっと忘れたくないのです。

だから、きっと書き出すことが有効なはずです。

 

また、考え事をしていると、傍らに焦りがあります。

「また考え事が止まらず寝られない」という焦りです。

 

それを落ち着ける為にも、心に余裕を持たせるためにも、

一旦布団を抜け出して、ゆっくり温かいものを飲みながら、

自分の素晴らしい考えの集大成(ということにしておく)を書き出す。

 

こうした余裕のある行動が、心の余裕につながり、スムーズな睡眠につながる。かもしれません。

 

さっそく、今晩から試してみます。

折角だから、「素晴らしい考え」を書き残すに相応しい

カッコイイノートでも買って帰ろうと思います。

ブログを書いている人

カタミチ

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