ドリリウム

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在宅勤務しながら運動したいならコレ!パソコン作業しながら運動なら「ステッパー」が最高な理由

在宅勤務歴10年以上。コロナ禍の影響を受けて在宅勤務が広く普及しましたが、私は2008年ころから在宅勤務を始め、ここ5年ほどは出勤という概念自体存在しません。

そんな在宅勤務で気になるのが体型が崩れて体重が増加すること。その原因でもある運動不足です。運動不足は単に体型を崩すだけでなくホルモンバランスや筋力低下を引き起こします。昨年、思い切って電動昇降デスク(電動スタンディングデスク)を導入しましたが、いまやほとんど出番もなく、椅子にどっかりと座り続ける日々です。

流石に危機感を覚え、せっかくなので在宅勤務をしながら運動できるエクササイズ用品がないか探しまわり、試して回ったのでその結果を紹介します。

結論はステッパー、その理由は?

先に結論を述べると、在宅勤務をしながら運動するのに最適なのが「ステッパー」と呼ばれるエクササイズ用品です。ステッパーとは以下のような運動器具のことです。

ご覧の通りの器具で、ステップに足を乗せて右、左、右、左と踏み込みます。お年寄り向けのライトなエクササイズ用かな?と思われそうですが、これが結構負荷があります。

①体が揺れずにパソコン作業しながら使える

在宅勤務で「ながら作業」をするために最も重要なのが体が揺れ動かないということです。

体が不必要に動けば、モニターを眺めたりキーボードをタイプするのに不都合が生じます。特にながら作業に適していると思われがちな、自発的に動く必要がない用品のなかには体がぐらぐら動いてキーボードの入力に差し支えるものも少なくありません。

そんななかでステッパーであれば単純な足の上下運動であり、そのペースも自由に制御できるのでパソコン作業の邪魔になりません。

②動きに慣れが不要

エクササイズ用品のなかに、ある程度動きに慣れないとパソコン作業が難しいものがあります。エクササイズ用品の動きに集中して、肝心の仕事の効率が下がっては目も当てられません。典型的なのはバランスボールで、慣れればただの椅子のように座り続けられますが、慣れるまではぐらぐらして仕事が手につかなかったり、ふいにバランスを崩すことを危惧して動きが遅くなってしまいます。

この点、ステッパーであれば足場はどっしりと安定していて、バランスを崩すことはありません。また、動き自体も単純な足の上下なので慣れるまでもなく足を動かすことができます。

③弱すぎず強すぎない負荷

ながらエクササイズとはいえ、負荷が小さすぎて効果が少なくては意味がありません。また、負荷が一部に集中する用品も不適当でしょう。適度に息が上がるくらいの全身運動ができて、なおかつ自分でペース配分ができ、さらに仕事に差し支えない程度に負荷を抑える必要があります。

例えばながらエクササイズの定番とも呼べるエアロバイクの場合、特に数万円で購入可能なリーズナブルなものでは負荷を最大にしても一般的な成人男性には負荷が小さすぎます。最大連続使用時間を守っていてはロクな運動になりません。リーズナブルなエアロバイクは調整幅が少ないため、身長が高めの方は無理な姿勢で関節を痛める可能性もあります。また、負荷が小さすぎると長時間使用する必要がありますが、在宅勤務中とはいえ常にながらエクササイズができるわけではありません。やはり適度に負荷は必要です。

そんななかでステッパーは見た目のコンパクトさとは裏腹に意外なほど負荷があります。少しペースを上げて足を動かせば、明らかに疲労を感じて息が切れ始めます。

ステッパーに及ばなかったながらエクササイズ用品

ながらエクササイズに最適かと思いきや問題があって候補から脱落した器具たちを紹介します。パソコン作業をしながら使うには不向きだっただけで、これらの器具自体に難があったわけではありません。

候補①ウォーキングマシン

ながら作業ができるエクササイズ用品で始めに思いついたのがウォーキングマシンです。

先に挙げたようなながらエクササイズの条件を一見して満たしている気がするウォーキングマシンですが、大問題がありました。

それは、持ち手やコントローラー部が邪魔でパソコン作業ができないという点です。広めのデスクであればデスク下に差し込むことはできるのですが、このコントローラー部があるせいでパソコンを理想的な位置に配置できません。ここが可動したり、取り外せれば良いのですが、いくつかのスポーツ用品店で見た限りは取り外して使用できる製品に出会えませんでした。これらが手元にあるのは安全上必要なことですから仕方がありません。

候補②エアロバイク

エアロバイクもながら作業に一見して適していそうな器具です。しかし、いくつものエアロバイクを試乗した限りでは負荷が低すぎます。それに反して連続使用時間は短いです。また、ハンドル位置が近く、サドルの調整幅が小さいため身長がある人には理想的な姿勢で使用することができません。

こちらもウォーキングマシン同様に手元に持ち手とコントローラーがあるのですが、多くの製品は調整することができます。持ち手は取り外すことができる製品も多く、コントローラーの位置もデスクとギリギリ干渉しないものも多いです。特に我が家のように電動式の昇降デスクを採用していて、小柄な方であればおすすめできる方法です。

候補③バランスボール・ボード

ながらエクササイズの定番であるバランスボールや、バランスボールを立位で行うバランスボードですが、これは仕事の効率を下げるためおすすめできません。

確かに慣れればほぼ無意識にバランスをとって座り続けることができるのですが、常識的な大きさの市販のバランスボールでは着座位置が低すぎて理想的な姿勢をとれません。また、常に同じ姿勢を保つならともかく、仕事中は狭い範囲ながらなにかと手足を動かして視線を動かすものです。こうした動きにいちいち遅れがでるうえ、ある程度意識して体を動かさないと同じ姿勢を保ちすぎて体がガチガチに凝ってしまいます。

もしかすると短時間使用なら健康に良いのかもしれませんが、ながら作業・ながらエクササイズという観点では全くダメでした。

候補④振動マシン

ボード状の器具に乗ってスイッチを入れると、ボードがぐらぐら動いて、バランスを取るために体が反射で動いて姿勢を保つ。自発的に体を動かす必要がない完璧なながらエクササイズ用品。なのですが、ダラダラと運動をしたいなら最適ですが、運動をしながら仕事をするにはあまりには不適当でした。

どうしても視線までぐらぐら動き、デスクに触れた手も落ち着かず、キーボード操作に支障がでます。

エクササイズ用品の難点、まとめなメーカーがない

こうして最終的にステッパーという結論に至ったのですが、さまざまなエクササイズ用品を見る中で感じた大きな問題点が「まともなメーカーがない」という点です。

世の中、安ければ安い方が良いと思う人もおられるかと思いますが、私なんかは多少高くても壊れず長く使えるものが欲しいと思ってしまいます。

そんな時にエクササイズ用品に目を向けると、通販でも店舗でもまともなメーカーの製品がないのです。もしかすると安全性を担保できないなどの理由で一流メーカーは安価な製品を販売しないか、ジムなどの正しく運用できる者にしか販売していないのかもしれません。そのせいか、エクササイズ用品のレビューを見ると、そのほとんどの製品に無視できないような低評価レビューが散見されます。それこそ有名なスポーツ用品店や、エクササイズ用品を販売している大型の電気店で販売されている製品ですら、ネットのレビューを見ると不安を感じざるを得ない製品ばかりです。

最終的に選んだのは「東急スポーツオアシス・ツイストステッパー Premium 」

私が最終的に選んだのは「東急スポーツオアシス・ツイストステッパー Premium」です。

ステッパーのなかでベストセラーといえばショップジャパンの販売するステッパーですが、耐久性に難がある点から候補を外れました。連続使用時間が10分という短さですから話になりません。

その点で、東急スポーツオアシス(聞いたことない)のステッパーは連続使用時間60分と6倍も長いです。価格も3割増ほどですが、その価値はあると判断しました。

ステッパーの耐久性の肝はダンパーにあるのですが、連続使用時間の長さはこのダンパーの寿命の長さとイコールと言っても過言ではありません。異なるメーカーである以上は、連続使用時間を決める基準が異なるでしょうから単純比較はできませんが、既存の判断材料から考えるなら東急スポーツオアシスのステッパーの方が多少は耐久性があるはずです。ダンパーの配置や負荷のかかり方、方向も異なるため損傷しづらい可能性もあります。

ただし、ショップジャパンと東急スポーツオアシスのステッパーには大きな違いがあります。

今回私が購入した東急スポーツオアシスのステッパーは「ツイスト」と名前がある通り体をひねりながらステップを踏みます。そのため体が上下するだけのショップジャパンのステッパーより体が大きく動いてしまいます。(慣れれば問題ない)

そのため、最初はパソコン作業をしながらステップを踏むのに慣れが必要です。特にひねりが加わる特性上、素足や靴下ではうまく動けません。最初はスニーカー等を履いて使うと感覚が掴みやすいです。

またショップジャパンの方が上下の動きが少ないため、体全体の動きが抑えられてながら作業には向いています。上下の動きが少ないということは、ステップに乗った時の高さも低いので多くのスタンディングデスクで対応できるでしょう。連続使用時間が短いことが本当に残念でなりません。

体力や筋力に自信のない方はショップジャパン、ある程度普段から運動をされていた方であれば東急スポーツオアシスを選ぶと良いと思います。

 

ちなみにステッパーの上に立つとデスクが低すぎると思われそうですが、私が購入した電動スタンディングデスク脚であれば、身長179cmの筆者がステッパーの上に載っても問題ない高さまでデスク面を上げることができます。

diy-kagu.hatenablog.com

【センサーライトの決定版】かんたん固定で電池長持ち、明るくて見た目もシンプルなRITEX LED-150

駐車場や庭、玄関やアプローチなどを手軽に便利に照らすことができる「センサーライト」は誰もが一度は検討したことがあるモノのひとつだと思います。

電池式、コンセント式、ソーラー式、バッテリー式などいくつもの給電方式と有名メーカーからなぞの中国製まで幅広いラインナップが存在します。センサーライト自体は人感センサーとLEDを組み合わせた極めてシンプルな機械です。怪しい中国製だろうと、日本のメーカー製だろうと、大きく構造は変わりません。中国の怪しいメーカー製だとしても技術的な観点から製品に問題がある可能性はほとんどゼロと言ってよいでしょう。

そうしたたくさんのラインナップに圧倒され「やっぱりいいや」と面倒くさくなって放置している人も少なくないでしょう。

電池式だと暗くて電池交換が面倒くさい、コンセント式は工事が大変、ソーラー式は長持ちするの?など疑問の数々もあることでしょう。ここではそんななかで誰もが満足できるであろう決定版ともいえるセンサーライトを紹介します。

ムサシ RITEX フリーアーム式LEDセンサーライト (LED-150)

数多くのラインナップと給電方式の違いなどを加味して「決定版」ともいえるセンサーライトが株式会社ムサシが販売するRITEXシリーズの「フリーアーム式LEDセンサーライト」です。型番はLED-150で、以降は型番で呼称します。

この製品をおすすめするいくつかの理由を解説します。

1.電池式で設置場所を選ばない、取り付けも自由自在

LED-150は乾電池方式です。

単一電池を3本使用し、一般的な使用であれば2年弱は電池交換不要で使用することができます。4.5WのLEDを採用しており、非常に明るいにも関わらず2年弱も電池交換不要です。

また、電池式ですので面倒な配線や工事も不要で、ソーラーパネルの配置や劣化も気にする必要はありません。実際に設置している様子を後述しますが、設置方法も自由自在で、結束バンド一本でも固定できますし、クランプしてもネジ止めしても良いようによく考えた設計になっています。

これは実際のLED-150の台座部分を裏側から撮影した写真です。

4隅の穴はネジ止め用の穴で、上下左右の各側面にはキャンディのような形をした穴が開いています。ここはクランプで止めるための金具を差し込んだり、ステンレスバンドなどのバンドを差し込んだり、結束バンドを通すことができます。

工夫次第で様々な取り付け方が可能で、取り付け場所に合わせて自由自在に取り付けできるようによく考えられた作りになっています。

2.十分な明るさ

電池式ということで「暗いのでは?」と不安に思われる方も多いかと思います。

しかし、このLED-150はめちゃくちゃ明るいです。そもそも構造的にコンセント式だろうと電池式だろうと明るさが変わることはありません。同じ4.5WのLEDであればコンセント式でも電池式でも同じ明るさです。

直視すると目が眩む程度には明るく、車2~3台程度の駐車場であれば十分に照らしてくれます。それ以上の広さになると、LEDの照射角度の問題でやや暗くなってしまいますが、暗くて歩けないようなことはなくなります。

3.電池交換が容易

電池式で一番の不安は電池の交換でしょう。

過去の電池式センサーライトは電池の交換が大変面倒くさい製品もありましたが、このLED-150は電池交換がとっても簡単です。その一方で、電池カバーの隙間から水が侵入して故障するような雑な設計はしていません。

防水パッキンがある上に、電池カバーは手でも回せるようにツマミ付きのネジ1本で締めこむ方式です。取り外すと台座と本体に分離して、簡単に電池交換が可能です。また、本体と台座が簡単に分離しますから、取り付けもとっても簡単です。

4.見た目がシンプルでどこにでもマッチする

センサーライトを選ぶ際に私が一番気にするのが「見た目」です。

センサーライトは駐車場や庭など、家周りに取り付けますから格好悪い製品は避けたいです。とはいえ、見た目にこだわって肝心の使い勝手が悪い製品も避けたいところ。センサーライトでAmazonや楽天市場などの通販サイトを検索すると、とんでもなく格好悪いセンサーライトが多数見つかります。

実用本位。だけどちょっと格好悪すぎない? ゴテゴテしてなんだか気持ち悪い。 さらにゴテゴテして目立ちすぎ。

メーカーには大変申し訳ないと思いますが、こういうセンサーライトを自分の家に設置したいと思う人は少ないのではないでしょうか。工場や作業場所用かな?

そんななかでLED-150はゴテゴテとした見た目の悪さもなければ、無駄に大きいわけでもなく、非常にシンプルで良いところもないけど悪いところがない極めて無難なデザインです。非常にコンパクトな作りをしていて、無駄もなくどこにでも馴染みやすいデザインだと思います。正面から見ると、LED部に隠れて本体がほぼ見えない点も優れていると思います。

5.センサー・LEDが個別に角度調整可能

LED-150のLEDとセンサーはそれぞれ自由に角度調整できます。

LEDの向きを調整するとセンサーが上を向きすぎて、道路を通る人にも反応してしまう

という問題はセンサーライトの定番の問題です。これまでも自由に角度を調整できるセンサーライトはたくさんありましたが、どれもこれも調整機能のために本体が大型化して、ゴチャゴチャと見た目が悪くなってしまう問題がありました。また、調整可能な角度も小さいものも多かったです。(この製品も5年以上前に登場した製品ですが・・・)

もちろん高価な製品や大きな製品であれば選択肢はありましたが、3000円台という価格で、なおかつLED部分に本体が隠れるようなシンプル&コンパクトさを兼ね備えた製品はコレくらいしかありません。

取り付けの様子と結束バンド1本で固定する方法

これだけたくさんのメリットがあるLED-150ですが、今回新たに1台購入しましたので設置の様子を紹介します。設置に使用するのは結束バンド1本です。

本来を下側から見た様子 ツマミ付きのネジを回せば台座と本体が分離

まずはじめに本体と台座を分離します。

小さなツマミ付きのネジを指で回すとパカリと分離できます。爪で固定されているせいで経年劣化で破損する心配もありません。分離すると本体側には乾電池を入れるスペースがあって、台座側は台座単体になるため簡単に取り付けが可能です。

標準付属でこちらのクランプが同梱されています。非常にシンプルな構造で丸や四角い柱などに固定することができます。

台座にはステンレスバンドやホースバンド、結束バンドなどを通すための穴が四方に開いていますから、今回は結束バンド一本で固定します。使用するのは対候性のある長さ350mm、幅7.6mmの結束バンドです。もちろんもっと細い結束バンドを横に2列並べて使用しても良いでしょう。長さが足りない場合は、結束バンド同士を連結して長くすればOKです。

このように長い結束バンドはやや高価で、50本入りともなると1000円以上します。1本あたりは20円程度ですが、DIY派ならともかく普段結束バンドを使う機会のない方には少しもったいないかもしれません。

ムサシから専用のステンレスバンドも販売されています。こちらも1000円弱する上、ただのステンレスバンドなので市販品のステンレスバンドやホースバンドでも十分です。ラチェット式で再使用不可ですので注意が必要です。また、ラチェット式のお陰でしっかりと締め付けることができるため、アルミ製の柱や樹脂製のパイプなどに固定する際には力を入れすぎて柱側を破損させてしまう可能性もあります。

結束バンドを使って、カーポートの内側のアルミパイプに固定してみました。

カーポートの柱や梁は、古いものや降雪地など特殊な条件を除けばアルミ製ですから、ドリルビスなどで簡単にビス止めすることもできます。しかし、センサーライトは電池を入れたところで軽量なので、これで全くもって十分です。台座と柱の間にゴムシートなどを挟むと、より一層しっかりと固定できますが、単純に結束バンドで固定しただけでぐらつきや動いてしまう様子はありません。十分です。

LED-150の主要な仕様

LED-150は乾電池式のセンサーライトで、単一電池3本で約22か月稼働します。(20秒点灯では5.5か月)

単一電池は安価なAmazonベーシックなどで1本100円程度、Panasonic EVOLTAのような高級品でも1本150円程度です。年間の電気代としては150円ほど、点灯時間が長く、点灯回数が多いケースでも600円ほどです。

LEDは4.5Wで、明るさは400ルーメンと明るく、数台分の駐車場やお庭を照らすにはこれ1台で十分です。アプローチなどを小さく照らしたいときには明るすぎるくらいです。LEDの寿命は4万時間ですので連続点灯させたとしても約4.5年。1日の点灯時間が1時間にも満たないセンサーライトであることを考えると寿命を気にする必要はありません。

センサーの感知角は140度で、距離は約6m。駐車場の後端から先端を十分にカバーできます。センサー自体を上下各30度、左右角160度回転させることができ、調整幅は非常に広いです。また、シンプルな人感センサーですので特定の範囲を感知したくない場合にはテープを貼って感知を防ぐこともできます。(付属の取扱説明書にも記載あり)

LEDは球体アームで自在に角度調整ができるほか、その根元が180度稼働してさらに調整幅を広くしています。根元はプラスネジでしっかりと固定でき、球体アームは手で締めこむタイプです。根元で大まかに角度を合わせてから、球体アームで微調整することができます。

幅は152mm、高さ153mm、奥行165mmとほぼ150mmの立方体程度の寸法です。

まとめ

もっと高性能なセンサーライトもあります。もっと安価なセンサーライトもあります。明るいものも、見た目が良いものもあるでしょう。

しかし、この3000円台という価格で、シンプルでどこにでも馴染むデザイン、十分以上の機能性と取り付けの容易さ、十分な明るさと2022年時点の万人向けセンサーライトとしては決定版と呼んで良い出来だと思います。

センサーライトで悩まれている方は、ぜひ一度手にとってみてください。

【鳥の巣箱にスズメバチ】要注意!5月・6月は空の鳥の巣箱は封鎖してください。

スズメバチが巣作りを始める季節になりました。

多くのスズメバチは春の終わりから夏の初めにかけて巣作りを始めます。巣作りを始めるために、女王バチが巣に適した場所を探して飛び回るのもこの時期です。この時期は女王バチが単独で巣作りに適した場所を探すため非常に臆病で、刺されることはほとんどありません。また、巣作り初期の女王バチも同様に警戒心が強く臆病で、巣の撤去も刺されるリスクが低く容易です。

あまり知られていませんが、スズメバチの寿命は基本的に1年で、巣作りを始めるこの時期には女王バチしかいません。そのため、女王バチが巣を1匹で作り卵を産み、幼虫を育てきるまでの間は女王バチ1匹で巣を作り守るのです。

この女王バチが生んだ子供たちが成長して活発に活動し始めるのが夏真っ盛りの8月~9月ころとされ、スズメバチの攻撃性が高くハチに刺される被害が多いのもこの時期です。

さて、1匹で巣作りから子育てまで行う必要のある女王バチは、この5月~6月の時期に出来るだけ安全に巣作りができる場所を慎重に吟味します。1匹のスズメバチがお庭を探し回るようにうろうろしていれば、巣作りに適した場所がないか探している証拠です。この時に巣作りの場所として最高に適しているのが空の鳥の巣箱なのです。

既に鳥が住んでいる場合にはスズメバチも警戒して巣をつくらないのですが、この空になっている巣箱はスズメバチにとって最優良物件と言っても良い場所です。

そのため暑さを感じ始める5月ころに、空の巣箱を庭に設置しているような場合には絶対にこれを塞ぎましょう。テープで塞ぐだけでも十分です。小鳥たちの巣作りも、気温が上がり始めることには大抵終わっていて、夏の間に空の巣箱を置いておいてもそこに住み始める鳥はまずいません。

 

暑くなってきたころに空の巣箱があれば閉じる。

鳥の巣箱を設置する場合には絶対に覚えておきましょう。

【ホースの収納】ホースを地面に埋めて、お庭を綺麗にスッキリさせよう

お庭のホースが見苦しくありませんか?

お庭への散水から掃除、洗車に至るまでお庭がある家では「ホース」が欠かせません。そんなホースが折角綺麗に整えたお庭を這っている姿は見苦しいものです。なんとか綺麗に目立たずホースを収納するために、ホースを地面に埋設してみましたので紹介します。

ちなみに我が家ではホースリールを使用しています。ホースリールと水栓の間のホースを長いものに交換し、便利な場所に設置していたのですが間を這うホースが気になって今回の埋設に至りました。

ホースを地面に埋めて大丈夫?

始めに、ホースを地面に埋めることでどんな問題が挙げられるでしょうか?

1.法的な問題

水道管や敷地内へ敷設されるパイプを無資格者が趣味で改造したり移設することは禁じられています。自宅だけでなく周辺の水質へ悪影響を及ぼすリスクもあり、水栓自体を移動したり、配管を追加するような作業は絶対にしてはいけません。

一方で水栓の蛇口より先は法的な制限はありませんから、ホースをどこのどのように伸ばしても、自身の敷地内であれば何も問題はありません。

2.外圧の問題

散水用のホースは「耐圧ホース」などと呼ばれることもあって勘違いしてしまうこともあるかもしれませんが、外からの圧力には無力です。

この「耐圧」の意味は内側からの圧力に負けないように、糸などで補強がされていることを意味しています。そのため地面に埋めた場合には、ホースが潰れてしまう問題があります。軽く砂利や土を被せる程度であれば問題ありませんが、上を歩いたり踏み固めると容易に潰れて水の勢いはなくなってしまいます。

つまり、ホースを埋設して使用する場合にはホースを保護する必要があります。

3.劣化と水漏れ、メンテナンスの問題

ホースを埋設する地中には目の細かい砂や粘土質の土だけではなく、小さな砂利や尖った石も紛れ込んでいます。ホース自体は地中に埋設され常に暗く高い湿度と安定した気温下にある限り、むしろ屋外にあるより長持ちしますが、ふいに傷が付いたり、あるいはいつの間にか劣化して穴があいて水が漏れてしまう心配があります。

また、ホースが劣化した際にいちいち地面をすべて掘り返さないとホースを交換できないのでは少し面倒くさいです。

こうした問題を解決しながら、実際にホースの埋設を進めてみます。

ホースの埋設に必要な部材

ホースの埋設に必要な部材は主に2つです。

VE管 ベンド

1つ目はホースを通して保護しながら埋設するための「VE管」と呼ばれる樹脂製のパイプです。一般的な内径15mmのホースは外径が20mmほどですから、「VE-28」を選択することをおすすめします。こうした製品は通販ではあまり入手性がよくありませんが、ホームセンターであればどこでも置いてあります。電気工事関連の用品売り場にありますのでチェックしてみてください。2mで600円前後です。

2つ目はホースを埋設する際にカーブに対応するための「ベンド」と呼ばれる90度にカーブしたパイプです。これはVE管に接続することで自由自在に曲げたり、地中から立ち上げて使うことができます。

これ以外にもボックス類を併用して更に綺麗に仕上げることもできるのですが、基本的な埋設としては以上2点さえあれば問題ありません。VE管の切断はノコギリがあれば簡単にできます。専用のパイプソーもありますが、ご自宅にあるノコギリや100均のノコギリや糸鋸でも十分に切断可能です。

 

また、類似したものとして塩ビパイプもありますが、グレーの見た目があまりにも武骨なことや、ホースを通す内径30mm前後のパイプではベンドの入手性が悪いためVE管をおすすめしています。細い塩ビ管でも直角に曲がった部材は販売されているのですが、カーブが急すぎてホースが折れ曲がったり、ホースがうまく通って行かないという問題が出て来ます。「大曲」と呼ばれる大きく緩いカーブを描く部材もあるのですが、これがなかなかホームセンターでは在庫していないケースもあるため、最初からVE管を使うことをおすすめしています。

VE管の仲間に、PF管と呼ばれる蛇腹状の柔軟性あるパイプもあります。これは柔軟性があって取り回しが良く、埋設にも対応している良い製品なのですが、蛇腹状をしているためにホースを通そうとしても引っかかって通りにくいです。

 

ちなみにこれを機にホースを購入する場合におすすめなのがこちらです。

 

この製品の何が良いかと言うと、まず始めに巻き癖がほとんどついていません。ホースは基本的にぐるぐる巻きにされてギュッと縛って販売されています。ホースによっては梱包を解いてもくるくると巻き癖がついてなかなか真っ直ぐにならないことがあります。特に今回はパイプを通すため巻き癖があると厄介です。

次に表面がサラサラしています。これも同様にパイプを通す際にスルスルと面白いように入っていくのでオススメです。謳い文句通りであれば、将来的にもべとつくことがないため交換の際にも簡単に抜き取って、新しいホースをパイプに入れて交換することができるでしょう。

ホースの埋設手順

それでは早速ホースを埋設してみます。

我が家の水栓周りの状況はこんな具合です。蛇口にはタカギのラクロック蛇口分岐シャワーを使用しており、ホースリールの接続とは別に水栓で水を出して手を洗ったりすることができます。ホースリールはどこにでもあるアイリスオーヤマのホースリールです。

今回はこのホースリールを水栓から4mくらい離れた場所にある、ガーデニング用品の収納スペース付近に移設しようと思います。

1.ホースリール・水栓間のホース交換

まずはホースリールと水栓をつなぐ短いホースを、先ほど紹介した三洋化成のホースに交換します。交換はとっても簡単で、ホースリール側・蛇口側それぞれプラスチックのパーツをくるくると反時計回しに回すと取り外すことができます。

この部品を新しいホースにそっくりそのまま付け替えれば準備完了です。

2.ホースの埋設位置を決め、カットする

続いてホースの埋設位置に沿ってVE管を置いてみて、ちょうど良い長さでカットします。

VE管は薄手ですからどんなノコギリでも大した力もいらず、簡単に切断可能です。

3.ホースをVE管に通す

ホースをVE管に通していきます。先ほど紹介した三洋化成のホースなら、スルスルと面白いようにホースが通っていきます。直角にカーブするベンド部分もスルスルと通っていってくれます。

4.埋設する

ホースが通ったVE管を埋設していきます。

見えないように隠すことができれば良いですから10cmも埋めれば十分です。

ここで注意点があります。自宅の基礎周りには、電線の配管が埋設されていることがあります。水道管などの埋設管は基本的に地中深くにあるのですが、特にドアホンなどの外構設備や後からリフォームで照明等を追加している場合には、予想以上に浅い位置に埋設されていることも珍しくありません。

埋設する際には大抵PF管と呼ばれるVE管の仲間の蛇腹状のパイプに保護されているのですが、シャベルに体重を掛ければ簡単に突き破ってしまいます。

掘る際には、慎重に1か所穴を掘ってから、横に掘り進めるようにすると配管を傷つける心配が抑えられます。

 

地中から地面に飛び出す場所には、ベンドを上向きにして対応します。

上向きに飛び出したパイプとホースの間には隙間があるため、同色のビニールテープで保護しています。VE管が販売されている付近に、同色のテープが置いてあるはずです。ちなみに保護しなくても構いませんが、なんとなく気になるのでテープで巻きました。

VE管には、対応する様々なコネクタやボックスがあるためボックス類を活用して地中からパイプが顔を出す部分を綺麗に仕上げることも出来ます。もし「もっときれいに!」と思われる方は、VE管が販売されているコーナーの周辺にたくさんのボックスやコネクタ類が販売されているはずですのでチェックしてみてください。

余談:そもそもホースリール以外の選択肢は?

オシャレなホースホルダーや、伸縮自在な水を出すと伸びる伸縮ホース、くるくると巻き癖がついたコイルホースなど選択肢はいくつか挙げられるものの、普段からガーデニングで頻繁にホースを利用する方は結局ホースリールに行き着くものです。

ホースホルダー 伸縮ホース コイルホース ホースリール
オシャレだけど使うたびにホースを仕舞うのが大変 縮んでも結構場所を取るし、土などの汚れがよく付く 伸ばすのに力が必要で取り回しづらく使いにくい 結局これが一番便利

そんなガーデニングの味方のホースリールの問題点として以下のようなものが挙げられます。

  • ほとんどの製品が地面に置くタイプで場所を取る
  • ホースを引き出す際にホースリール自体が動く
  • 地面とホースリールの間が虫の住処になる
  • 樹脂製は軽いものの安っぽく、経年劣化で見た目がどんどん劣化する
  • 金属製は頑丈で高級感を備えた製品もあるが重い
  • 中心付近はホースの巻き癖が付く
  • ガイドがないと偏って巻き取ってよれやすい
  • ガイドがあると本体が大型化してしまう
  • 水栓とホースリースを近くに設置しないといけない

上3つはDIYでホースリールを壁掛け式に改造することで解消される問題です。また別の記事で紹介します。

今回取り上げたのが一番最後に挙げた「水栓とホースリースを近くに設置しないといけない」という問題点です。ホースリールは本体から1~2メートルほどの長さのホースが伸びており、これを水栓の蛇口にセットします。つまり、水栓から1~2メートル以内に設置する必要があるということです。これを解消するにはホースリールと水栓の間のホースを長いものに交換するという方法が挙げられます。しかし、遠くに設置したホースリールと水栓の間にホースが伸びているのはあまりにも見た目が悪いです。

【TP-Link Tapo C310】カメラドアホン代わりに!PCでも即座に映像を表示する方法

格安防犯カメラとして人気の高い「TP-Link Tapo C310」を取り付けました。

ネットワークカメラとして専用アプリ「Tapo」を利用した映像の確認や各種設定、操作が可能なほか、Micro SDカードへの録画データの保存にも対応しています。

今回は純粋な防犯カメラとして導入したC310を、カメラドアホン代わりに使ってみたいと思います。

 

我が家ではカメラドアホンを導入しています。

というか、最近はチャイムが鳴ればカメラで来訪者の様子を確認できるのが当たり前ですね。しかし、この映像を確認できる機器は家の1階のLDK周りに設置されることが多いです。我が家もその例に漏れず特に考えもなしにキッチン付近に設置しました。当時はこれで良いと思っていたのです。

最近では在宅勤務が増え、家の2階の作業部屋に籠もることが増えました。

そこで宅配業者や謎の営業など、様々な来訪者に応対することが増えたのですが、そのたびに1階まで下りて映像を確認し、ドアへ向かうという作業が発生して大変面倒くさかったのです。しかもそれが、謎の営業となれば当然応答するはずもなく2階へ戻るのですが、とにかくめんどうくさい!

そこでカメラドアホンの子機のようなものを2階に設置できないか?と考えたのですが、どうやら子機に対応できる機種とできない機種があるらしく、我が家のたった2年前に新調したカメラドアホンにはその機能がありませんでした。

そうして憂鬱な日々を送っているなかで、防犯カメラとしてC310を導入したのですが、これがカメラドアホンの子機代わりになるのでは?と思い至ったわけです。

Tapoカメラの映像をPC(Windows)で閲覧する

TP-Link Tapo C310を始めとしたTapoシリーズの映像をパソコンから閲覧する方法は、公式ページで紹介されています。

Tapoを使用したRTSPライブストリーミングの利用方法 | Tapo

公式にはAndroid/iPhoneアプリしか提供していないものの、RTSPに対応していることから公式への問い合わせが多く、やむなくこのようなページを用意したことがなんとなく伺えます。

公式ではiSpyというアプリを使用した閲覧方法が開設されていますが、マルチメディアプレーヤーとして人気のVLCやYouTubeやTwichの配信にも利用されるOBS Studio、その他さまざまなメディアプレーヤーを使ってTapoカメラの映像を確認できます。

 

とはいえ、これまではこうしたプレーヤーを起動してからURLを入力して閲覧するという作業が必要で、即応性に欠けていました。

PCで作業中にチャイムが鳴ったら、即映像を確認したいワケです。つまりショートカットをクリックしたら一発でTapoカメラの映像を表示したいです。

設定手順

手順はとっても簡単です。

ここではVLCプレーヤーを使った手順を紹介しますが、多くのプレーヤーがこの方法に対応しています。

1.VLCプレーヤーのショートカットを作成する

スタートメニューなどからVLCプレーヤーのショートカットを作成します。

スタートメニューのVLC media playerを右クリックし「その他」>「ファイルの場所を開く」を選択します。

VLC media playerを右クリックして「ショートカットの作成」を選択します。

通常のインストール先であればショートカットをその場に作成できないため以下のようなメッセージが表示されます。「はい」を選択します。

デスクトップに作成されたショートカットを右クリックし「プロパティ」を開きます。

プロパティ内の「リンク先」の項目に"C:\Program Files..."などのショートカットのリンク先が表示されています。これに続けて半角スペースをひとつ入力し、rtsp://から始まるURLを入力し「OK」を選択します。

"C:\Program Files\VideoLAN\VLC\vlc.exe" rtsp://ユーザー名:パスワード@IPアドレス/stream1

という感じです。

 

これでショートカットをクリックすれば、VLCが起動すると同時にカメラの映像が表示されます。

【TP-Link Tapo C310】防犯カメラ設置で学ぶ、屋外設備DIYの防水処理

ワイヤレスルーターやスマートホーム製品で有名なTP-Link社から販売される防犯カメラのスタンダードモデルである「C310」を購入しました。

TP-Link社のラインナップには、エントリーモデルとして屋内専用のTapo C210や、上位モデルには本格的な機能や外観を備えたVIGI C300HPなどがあります。Amazonでも楽天市場でも価格差がないので、楽天会員の方はTP-Linkダイレクト 楽天市場店で購入すればポイントも溜まって一石二鳥です。

性能や使い勝手、外観、設定手順といった評価はすでにやり尽くされているので、ここでは設置作業において最も厄介な電源ケーブルの配線やその防水処理について解説します。

屋外用機器の防水の考え方

屋外用に設計された照明器具や防犯カメラのような機器は、基本的に本体に隙間がなく、水が侵入しません。そうは言っても複数の部品で構成された製品ですから、部品同士の接合部にはゴム製のパッキンが使われていたり、ある程度水の進入を許容しつつ排水する構造が採用されます。

しかし、こうした隙間や経路は新品時こそ適切に機能しますが、使用期間が長くなると、ゴムのパッキンが劣化してやせ細ったり、ひび割れたり、排水経路がゴミなどで目詰まりしてうまく排水できなくなったりします。

そのため、例えば「防水」や「防雨」と謳う製品であっても本当に雨ざらしの場所に設置すると寿命が縮みます。多くの電化製品が素材として「樹脂」を採用しており、紫外線による劣化も見逃せません。(正確には「防水」と「防雨」は別物ですがここでは省略します)

もしご自宅に屋外用の照明器具や機器がある場合には確認していただくとわかるのですが、極力「軒下」に設置されているはずです。軒下とは、下図の通り軒の下の空間を指します。

また、防犯カメラの場合には水滴がレンズカバーに付着して映像が乱れる可能性があります。高価な防犯カメラでは、レンズカバーを覆う庇(フード)がありますが、極めて安価なTP-Link Tapo C310には備わっていません。基本的に軒下で使うものであるということが見て取れます。

また、電源ケーブルも本体側との接続こそ防水パッキンが採用されていますが、ロック機構もないため常に水に触れる場所で使うには信頼性に乏しく、軒下で使うか、雨ざらしなら別の対策が必要になるでしょう。電源プラグ側は全く防水処理がされておらず、アダプターも大型でかさばります。この製品の唯一にして最大の問題と言っても良いでしょう。

 

今回はこの電源ケーブル周りの防水と屋外における配線をDIY向けに基礎に則って解説します。

電源アダプターの防水処理

まず始めにこの厄介な電源アダプターの防水処理が必要です。

世の中には防水タイプのプラグもありますが、やはり長期間屋外で使うためのものではありません。電源の接続を屋外で行う場合には専用のボックスを使用します。実際の製品としては未来工業の「PVKボックス」や「ウオルボックス」などの防雨性のあるスイッチボックスを使用します。

PVKボックス ウオルボックス
   

多くのホームセンターやAmazonを始めとした通販サイトでも安価に手に入ります。通販であれば、ホームセンターでは見かけないカラーバリエーションも選択できるのが魅力です。

もしPVKボックスを使う場合には「大型四角(深型)」というバリエーションが適当です。もう少し小さくても収まるのですが、電源アダプターや配線はギチギチに詰めるべきではないため大きめを選択しましょう。

ベージュがスタンダードカラーで、通常のホームセンターではほとんどベージュしか扱っていません。

こうしたボックスは雨ざらしにできない配線などを収納するために作られています。今回の用途にピッタリですね。

この手のボックスは、上の写真を見てわかるように様々なパーツを組み合わせて色々な状況に対応することができます。具体的には以下のようなコネクタがあると、PVKボックスなどに配線を保護するパイプ(PF管)をワンタッチで確実に取り付け可能です。(1個50円前後)水を浴びるようなところでは防水タイプのコネクタもあります。

 
未来工業 コネクタ PF管φ16用 Gタイプ ベージュ MFSK-16GS

PF管は屋外の電線配管に使用される専用品です。ホームセンターでは1m単位の切り売りがされていて、安価です。(1mあたり100~150円前後)同じような用途で蛇腹ではないVE管もあって、そちらの方が仕上がりは綺麗ですが、垂直や直角が綺麗に出ていないと汚らしくなる点や、柔軟性がなく扱いにくいためよほどこだわりがなければDIYではPF管を使った方が良いと思います。


未来工業 ミラフレキSS ベージュ 16mm×50m 1巻 MFS-16

PF管はこのようなサドルで壁に固定します。

この組み合わせ、お家のまわりをぐるりと回ると一カ所くらい見つけることができるのでないでしょうか?屋外で電源配線を引き回す時に使われる定番商品たちです。プロも使う道具ですが、価格はすべて非常に安価です。


未来工業 PF管片サドル 適合PF管16 ベージュ 50個 KTF-16J

今回は実際にこうした部材を使用して電源ケーブルの防水処理を進めていきます。

また、こうした部材を使った作業の難所も丁寧に解説していきます。

スイッチボックスの設置

まずはスイッチボックスをお好みの場所に設置します。繰り返しになりますが、できれば軒下など屋根がある場所が望ましいです。

スイッチボックスに配線を接続する場合には、事前に接続の準備を済ませましょう。先ほど紹介したPVKボックスを使う場合、既に配線を通すための穴の切り込みが用意されています。

マイナスドライバーなどを隙間に差し込んでこじってやると、穴が貫通します。

貫通させなければ完全に塞がれた状態で水やホコリの影響も受けません。必要な場所だけ穴を貫通させましょう。

コネクタを使ってPF管を接続するとこんな感じです。

設置方法は大きく分けて両面テープかビス止めの2通りです。

両面テープの場合

今回収納するのは余分な配線と電源アダプターのみです。

ほとんど重量がないため、強力な屋外用両面テープを使用すれば問題ありません。家の外壁は細かな凹凸があり、風雨や紫外線の影響もあるため必ず屋外用の厚手の両面テープを選択してください。

「建築用」や「自動車外装用」の厚手と明記された両面テープなら安心です。

ビス止めの場合

この手のスイッチボックスはDIY用の部材ではなくプロ向けの部材です。

そのため、どのような状況でも対応できるように基本的にネジ止めするための下穴は開いていません。目安となるくぼみはついていますが、基本的に自分で望ましい場所に下穴を開け、取り付けます。

ネジ止めする場合には外壁や軒天に固定しますが、ここでいくつかの判断が求められます。

まず始めに一般的な軒天は「ケイカル板」と呼ばれる石膏ボードみたいなものを白いペンキで塗装しています。このケイカル板はほとんどビスが効かないため、ビス止めする場合には下地となる木の角材を探す必要があります。

また、薄くて割れやすいためしっかりと固定するには少し難易度が高いです。

外壁は窯業系サイディングか金属(トタンやガルバリウム鋼板など)の2つが一般的です。いずれも外壁越しに下地の木の角材に固定します。今回のような軽量物の場合、窯業系サイディング自体に固定することも可能です。その場合にはプラグを使うか、プラグが不要なネジを使います。一般的には「プラグ不要のコンクリートビス」としてホームセンターのネジ売り場で見つけることができます。

ちなみにC310にはプラグとネジが付いているので、こちらを使っても構いません。

とはいえ、家の外壁のなかには下地の木材だけでなく配線があることもあるため注意が必要です。また、ネジの取り付け部から水が外壁内に進入するケースも想定して適切にコーキングなどを施す必要があります。スイッチボックスと外壁の間にも、外壁の凹凸を吸収するためにエプトシーラーなどの防水パッキンを敷設するとなお良いです。

こちらは我が家の外壁にスイッチボックスを取り付け、マスキングしてコーキングをしている様子です。(必ず変性シリコンなど塗装の乗るものを使う)

ここまでの説明でわかるように、外壁等にビス止めする方法はDIYに不慣れな方にはちょっとだけ厄介です。もし周りに既に外壁に取り付けられた金具やビス類がある場合には、共締めするのも良いでしょう。

 

C310は非常に軽量ですから、両面テープだけで固定する方が安心です。

PF菅やサドルを使った仕事はプロのような仕上がりで満足感は高いですが、接地には両面テープを使い、配線には屋外用配線モールを使う方法が1番難易度は低いです。

電源ケーブルの配線

電源ケーブルの配線には、PF管を使用します。

通常の屋外用配線モールと呼ばれる、両面テープで壁面に接着するモールタイプや、柔軟性のないパイプ(VE管)などいくつかの選択肢があるのですが、PF管が最も使い勝手が良いです。また、将来的なメンテナンス性や作業性も良いため、特段のこだわりがなければ柔軟性があり対候性に優れ、価格も安価なPF管がおすすめです。

使い方は管内に配線を通して壁などを這わせるだけ、なのですがひとつだけポイントがあります。PF管や配線モールの出口は必ず下向きにするということです。

これはどのような場所においても必ず守りましょう。

場所によっては横向きや上向きにした方が配管の取り回しがシンプルになることも多いと思いますが、絶対に水が侵入しない屋内でもない限りは面倒でも下向き厳守です。

 

PF管の取り回しにはサドルを使用しますが、ネジ止めが嫌な場合には屋外用配線モールを使用しましょう。屋内用と屋外用の差は対候性の有無です。また、屋外用の場合は凹凸のある外壁などに使用するため両面テープなしで販売されていることも多いです。

使用する接着面にあった両面テープを貼付して使用します。外壁など凹凸面がある場合には、先ほど紹介した建築用の厚手両面テープなどを使うと良いでしょう。

サドル 屋外用配線モール
   

【余談】Tapo C310とC65の違いはとは?

ちなみに今回の購入の際に、もう一台Tapo C65というモデルを購入しています。

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このモデル、大抵の場合C310よりやや低価格で販売されており、公式のオンラインショップでもアウトレットに並んでいたりします。

この2台を同時に購入する方も早々居られないと思うので違いを説明するとパッケージの差です

本当にこれだけです。C65はグローバル版で、パッケージは英語表記、付属の説明書も全世界の各国語対応版です。一方でC310では日本語化されています。どちらも公式のオンラインショップで買えば同等のサポートが得られますし、性能も付属品も細部に渡るまでモノ自体は同じです。

専用アプリ「Tapo」では2つのモデルがそれぞれ選べます。

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おそらく今後の売れ行きが落ちない限りは日本国内では日本語版であるC310の流通が増えていくはずです。同じ性能で処分セール状態のC65は防犯カメラを安く買うチャンスかもしれません。

その他あれこれ

1.128GBより大容量のMicro SDカードは使える?

防犯カメラとして使う場合、長期間の録画データが残っていた方が安心です。

製品ページでは128GBまでのMicro SDカードに対応しているとの表記がありましたが、試しに512GBのMicro SDカードを挿入してみました。

ご覧の通り、全く問題なく使用できました。フォーマットもできます。

2.LANケーブルが不要な場合は切っても良い?

C310本体からは電源ケーブルとLANケーブルが伸びていて、無線LAN接続する場合には有線LANコネクタが邪魔です。

私の場合は切断してテープでぐるぐると巻いて処置しておきました。問題なしです。

3.ループ録画可能?

Micro SDカードに記録可能となっていましたが、記録方式が不明でした。

結果としては、ドライブレコーダーのようなループ録画が可能でした。データ容量がいっぱいになると古いデータから順に削除されていきます。

ループ録画をオフにした場合には、データ容量がいっぱいになると録画が停止されます。

4.Tapoアプリの使い勝手は?

この手の製品とセットになって提供されるアプリは使い勝手が悪いことが多いです。

しかし、Tapoアプリはかなりよく出来ています。動作も軽快。UIもしっかりとしていて、なんの説明なしでも迷うことなくすべての機能を使いこなすことができます。

5.設定は難しい?

設定は簡単です。

しかし、読むのが嫌になるような国内メーカーの取扱説明書とは違って、C310の取扱説明書は非常に簡素です。ITリテラシーがある程度ある人にとっては何の迷いもなく一瞬で設定は終わりますが、そうでない人にとっては少し頭を悩ませるかもしれません。

とはいえユーザーが多い製品ですから、わからなければネットで検索すれば丁寧な解説が見付かります。

6.映像は綺麗?

映像はとってもきれいで夜でもよく映ります。

防犯カメラという特性上広角レンズで画素数もデフォルトではフルHD、設定で2Kと720pが選択可能です。そのため、映像のなかの一点をズームしてよく見たいなんて言う時には不足を感じます。これは別にこの製品が悪い訳ではなく、使い方が悪いだけなので問題ないのですが、庭の巣箱にくる小鳥の種類を特定しようとするのは流石に無謀でした。

【Switch】プロコン、ホリコン、ジョイコン、中華コンは何がちがう?どれが良い?

2022年現在、任天堂スイッチ用のコントローラーは「決定版」と呼べる製品がない過渡期にあります。

特にバッテリーやモーター、各種センサーなどが搭載されるワイヤレスタイプは任天堂純正品である「プロコントローラー」(以下、プロコン)であっても製品の耐久性に難があります。故障に対するサポートも有償になるケースが多く、約1万円という価格と考えると少し躊躇ってしまうところです。

一方で社外品にも多くの選択肢があります。任天堂からライセンスを取得しているコントローラーとして最も有名なのが、ゲーム機用周辺機器メーカーである「HORI」から販売されている「ワイヤレスホリパッド」(以下、ホリコン)です。中国製の安価なプロコントローラーもどき(以下、中華コン)も含めると多数の選択肢があります。

スイッチ用コントローラーの選び方

スイッチ用コントローラーは大別すれば以下の4種類になります。

  • Nintendo Joy-Con(ジョイコン)
  • Nintendo Proコントローラー(プロコン)
  • HORI ワイヤレスホリパッド(ホリコン)
  • 中国製プロコンもどき(中華コン)

()内は本記事内での呼称です。

 

スイッチ用のコントローラーとして最も幅広く使われているのが「ジョイコン」です。

本体に付属するため追加でお金がかからないというメリットはありますが、コントローラー自体は平坦でお世辞にも操作性は良いとはいえません。耐久性にも難があり、たとえばモンスターハンターなどのハードな使い方が想定されるゲームでは故障の不安が付きまといます。操作性だけでなく長時間の使用では手が疲れてしまい、ゲームに集中できません。

 

プロコンは任天堂の純正コントローラーです。

長時間プレイや精密な操作には欠かせません。しかし、こちらにも難点があります。

耐久性はジョイコンと同様に不安があり悪い評判も散見されます。実際に私もスティック故障で使うのを止めました。また、価格も高い割には故障修理は有償になるケースが多い。通販では偽物が出回っており、価格も定価を上回る金額で販売されているなど気になる点が少なくありません。実売価格で1万円程度。

 

ホリコンはゲーム機周辺機器メーカーであるHORI社製のコントローラーのひとつです。

スイッチ用でも有線タイプやレトロな形状のものなどいくつかのラインナップがありますが、そのなかでワイヤレスかつ最もスタンダードなのがここで紹介する「ワイヤレスホリパッド」です。NFCなど一部機能が省略されていますが、基本的にプロコンとほとんど同じ形状で、操作感も良く、価格もプロコンより安価です。実売価格で6千円程度。(2022年現在、Amazonでは価格がちょっと高いです)

 

中華コンは、中国製の安価なプロコンもどきです。

基本的にはまったく問題なく使え、私自身合計3台の中華コンを使ってきました。

3台も使っていることからもわかる通り、不調が出たり、故障したり、壊れなくてもボタンのクリック感がなくなって「ぐにゃり」として反応が悪くなるなど、耐久性はあまり期待できません。しかし、価格は3千円程度と「壊れたら買い替え」でもあまり懐が痛まない価格になっています。

すべて使った感想は?

こうしたコントローラーを一通り使ってきた僕の感想はというと、ホリコンか中華コンの2択です。

現時点でははっきり言ってプロコンの価値を見出すことができません。NFCなどの機能をフル活用するならともかく、大抵の機能はホリコンや中華コンで十分です。また、価格の差が非常に大きいです。

上の写真にはプロコンが含まれていませんが、既に破棄しました。元々ZRの反応が鈍く、左スティック異常まででたため修理に出そうとしたところ有償となるため諦めました。奇しくも中華コンも代々ZRの反応が鈍くなる問題が出ています。(たぶん、偶然)

プロコンとホリコンの明確な違いと言えば、省略されている機能を除けばZR・ZLボタンの成型が少し雑で指に引っかかることがある点くらいです。プラス・マイナスボタンも素材や押し心地に差があるものの、使い勝手に影響するほどでもありません。

 

中華コンでもまったく十分に使うことができるのですが、ふいに故障することがあるため常に予備が必要です。また、使用中に不安定になることはありませんが、再使用する際にペアリングに失敗したり、充電がうまく出来ていないことがあります。

そうしたときにはクリップなど細長いものでリセットボタンを押せば大抵は解決するのですが、使用のたびにクリップなどの細長いものが必要になるのは面倒くさいです。

 

価格は中華コンが2台でホリコンが1台買えると考えれば、ホリコンで良いかなぁと思います。

結論:1台ならホリコン、複数台なら中華コン

結論としては、常に1人でプレイする方や、家族と一緒に2人、3人でプレイするなどある程度コントローラーの使用数が決まっている方はホリコンが良いと思います。

逆にたまに複数人でプレイする、複数の場所にそれぞれ置いておきたいなど、同時使用はあまりしないものの数をそろえたい場合には中華コンをおすすめします。

中華コンはその不安定さが一番のネックであると感じていますが、たまにしか使わないのであればその問題も気になりません。いつも使っているコントローラーが壊れても、買い替えまでの間はあまりのコントローラーでプレイすれば良いからです。

もちろんお金に余裕があれば「全部入り」であるプロコンをおすすめします。

【BMW】リザーバータンクが2つある

最近のBMWの各モデルには、リザーバータンクが2つあります。

1つはオイルフィルターハウジングあたりから、もう1つはインテークマニホールド(インタークーラー)あたりからクーラントが流れるホースが伸びています。大きい方はオイルフィルターハウジングあたりから、小さい方はインテークマニホールドから接続されています。要するにエンジン用とターボ用です。

大きな方はリザーバータンクとか、リザーブタンク、エクスパンションタンク等々と呼び名はありますが、いわゆるクーラントの余剰分が溜まるリザーバータンクです。小さい方も目的は一緒で、呼び名も全く同じでリザーバータンクですが、差別化のために補助タンクとかインタークーラー用タンクなどと呼ばれます。

ここら辺は、往年のBMWであれば定番の故障箇所でしたが近年は品質も向上し、国産車と比べて劇的に故障(寿命)が短いということはなくなりました。結果としてあまり情報も出回らなくなりました。

機能的には2つのリザーバータンクが必要だったわけではありません。モデルやエンジンの世界的なバリエーションの強化と、部品の共通化のための仕様と思われています。(小さい方のリザーバータンクがないモデルも存在するという意味)

【F30】BMW・3シリーズのエアフィルターの交換手順

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BMW・3シリーズ(F30型)のエアフィルター交換の手順を解説します。

今回紹介する車両は3シリーズツーリング(F31型)の後期モデル(LCI)ですが、いずれの前期・後期を問わず手順は同じです。

1年に1度の交換が推奨されていますが、よほど空気の汚れた場所を走行しない限りは2~3年は問題なく使用できます。

以前はボンネット内に大きなエアフィルターが鎮座していましたが、このF30型のエアフィルターは国産車などと同じように助手席足元にあります。

使用するエアフィルター

エアフィルターは1シリーズなど多くのモデルと共通しており、純正品から有名メーカー(MANNやBOSCH)、果ては無名のメーカーまで多くのメーカーが製造しています。

価格は無名メーカーで3000円ほど、純正品で1万円を越えます。

この手のフィルターはあまり品質差もないためどれを選んでも構いません。安価なものを頻繁に交換する方が良いかもしれませんね。

通販で購入する場合、車のパーツはAmazonはやや弱く、楽天市場やYahooショッピングの方が強い印象です。

普段はAmazonを使われている方でも、車のパーツを購入する際には念のため楽天市場やYahooショッピングをチェックしてみた方が良いかもしれません。選択肢が豊富で、価格も安いことが珍しくありません。

交換手順

交換手順は国産車や他の多くの車種と似ており、難易度は非常に低いです。

ただ、助手席の足元に潜り込むので姿勢がちょっとしんどいです。

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助手席の足元に潜り込んでグローブボックスの下を除くと、ボルトが2か所確認できます。(赤矢印)

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2か所のボルト(10mmソケット)を外しますが、写真左のボルトを外すには発煙筒を外す必要があります。

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2か所のボルトを外すとカバーが大きく外れます。

照明の配線がつながっているため気を付けて開いてください。手前は爪で固定されているのでジワジワと力を入れて下に引き抜き、奥は引っかかっているだけなので手前に引き抜きます。

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照明のコネクタは爪がないタイプで、単純に引き抜けばOKです。

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カバーを外すと奥の方にこんな形の部品が確認できます。

カーブを描いていますが、ここにエアフィルターが収まっています。

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黄色矢印で示したトルクスネジ(T20)を3か所外します。

BMWのメンテナンスにはヘックス(六角)、トルクス(星形)を使うので、よく使うサイズはソケットを揃えておくと便利です。

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3か所のネジを外すとカバーが外れます。

カバーは写真をご覧になるとわかるように、右側でつながっています。ダランとぶらさげておけばよいです。

エアフィルターは折り曲げられて押し込んであるので、グイッと力を入れて引き抜きます。

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エアフィルターには向きがあります。

フィルターによっては、粗塵用・吸着用・MEPA・HEPAなど積層構造になっていて空気の向きが重要なのですが、純正品を含めたエアフィルターでは積層の順番はこれといってなさそうなので向きは気にする必要はありません。

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今回は楽天市場で3000円ほどの安価なエアフィルターを購入しました。

活性炭入りで、花粉と黄砂の時期に毎年もしくは隔年で交換するためこれで十分です。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

AP エアコンフィルター 活性炭入り BMW シリーズ 3 F30/F31/F80 2012年〜
価格:3070円(税込、送料別) (2022/3/20時点)

楽天で購入

 


純正品との見た目の違いはありませんが、空気の流れの向きの表示がありませんでした。
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純正品に合わせたい場合には折り返しの始まりの位置を見て向きを確認すると良いでしょう。(ただ、どっち向きでも問題ないです)

 

距離と交換年月を派手に記入しておきます。f:id:katamichinijikan:20220317195909j:image

そろそろ10万kmの大台です。

BMWに走る楽しさと保守的なデザインが戻るのが先か、電気自動車まみれになるのが先か。いずれにせよ当面はF30で我慢し続けなければなりません。

【マッサージガン】これは買い!ツラすぎる手足のだるさに過去最高の効果を発揮!

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かれこれ10年以上前から手足のダルさや熱感、むくみに悩まされています。

朝でも昼でも夜でも、原因は不明で手足がとてつもなくダルくなります。その感覚は手足が熱を持ったようで、血を抜いたら気持ちよさそうと何度も考えたものです。

食事、水分摂取、睡眠、運動、入浴、ストレッチなど自身でできる対策から、病院にかかって漢方を含むいくつかの処方を受けて内服を続けたり、整形外科で体の歪みや関節の問題を長期間のリハビリで解決したり、整体や鍼、マッサージなど試しましたがどれも根本的な解決にはつながりませんでした。

 

今回「マッサージガン」がこの症状に効果を発揮しましたので、購入した商品やマッサージガン全般について忖度なしで紹介します。

マッサージは効くが自分で揉んでもイマイチ

こんな困った症状ですが、マッサージしてもらうことで気持ちよくなり、一時的に症状が軽くなることは間違いがありません。

就寝時はだるさがあると、それが気になって寝付くのも一苦労ですが、その反面で寝る前にマッサージを受けると気持ちよくてあっさり寝入ってしまいます。

しかし、本当に困ったことにだるい時に自分でマッサージしてもちっとも気持ちよくないのです。多少の気持ちよさを感じることはあっても、症状が軽くなることはありません。

これが他人にマッサージしてもらうと大変気持ちよく、症状も楽になります。

とはいえ、いつでも家族にマッサージを頼めるわけではありません。なんとか自分で解消したいと常々思っていました。

 

マッサージチェアはあまりにもインテリアを損なうし邪魔。なによりマッサージチェアに座らなければならないという最大の制約があります。

寝る前にベッドで、仕事中に椅子の上で、旅先の旅館の畳の上で、場所を選ばず手足はだるくなります。

振動によるマッサージ器具もイマイチで。というかハッキリ言えば全く気持ちよくありません。

空気などで足を圧迫して揉んでくれる器具も、イマイチ思ったところを的確に十分な強さで押してはくれません。

 

そこでマッサージガンなのです。

マッサージガンは「押す」器具

マッサージガンを色々なところで見かけるようになって随分経ちますが、これが登場した当初は全く興味がありませんでした。

なぜなら既存の振動するマッサージ器具が全くと言っていいほど効果を発揮しなかったからです。

「大した変わらないだろう」なんて思っていたのです。

 

しかし、ふとした機会に店頭で触れてみると、これが全くの別物でした。

筋膜リリースガンなどと呼ばれているようですが、既存の振動や加圧ではなく、前後にストロークするヘッドが患部を指圧するように押し込んでくれるのです。

これを求めていた!とすぐに飛びつきました。

高級品から安物まで多種多様

このマッサージガン、高級品から安物まで非常に広いラインナップがあります。

この手の機械の仕組みを知っている人ならわかると思うのですが、使われている技術や中身の部品は古くからある恐ろしくアナログなものです。

それが例え中国製の安価なものであっても、ほぼほぼ問題ないと言えるレベルです。むしろ、高級な部品を使おうとしても、高くするのが難しいレベルの代物です。

ハッキリ言ってしまうと、単純なマッサージガンで10000円を超えているのはぼったくりと言っても過言ではありません。

何か特別な機能や付加価値、デザインなどで価格が上がることはあっても、本質的な機能部品はとても安上がりなのです。

とはいえ、バッテリーを内蔵した製品ですから極端に安いものはすぐに壊れたり加熱したりすることも考えられます。

安すぎない中華製マッサージガンを選択

そこで今回選択したのがこちらです。


 

 

定価では8000円程度ですが、頻繁にクーポンやセールなどと銘打って6000円弱で販売されています。こうした売り方に信頼は置けませんが、実質6000円程度(送料を加味すれば5000円程度)の製品と考えれば、妥当なところでしょう。

さまざまな部位にあわせた4種類のベッドがついて、充電ケーブルは最近の機器らしくUSB Type-C。バッテリー容量はいわく5000mAhで、出力ポートもあってモバイルバッテリーとしても使用できます。

この手の製品にありがちな、一見すると立派だけどよく見たら触るととても安っぽい箱に入っており、同様に触るととても安っぽいベロア風の袋も同梱されています。

ここら辺はどうでも良いので置いておきます。

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実物はマッサージガンの中ではコンパクトな部類になるのですが、持ちやすく手に収まりの良いサイズ感です。

なぜが訳のわからないほど複雑なデザインで、邪魔で使いにくそうな製品も散見される中で良心的です。

サイズは体も大きく手も大きい私が手に乗せても写真の通りちょうど良いサイズです。

むしろ、これ以上大きいとよほど重量バランスを考えて設計されていない限り持ちにくくなると思います。

効果抜群!マッサージを受けているような快感

たった5000円(整体1回分)程度の道具ですが、これがとっても良く効きます。

最早今年一番の買い物と言って良いと思います。とにかく「だるさ」に効果抜群です。

もちろんこれが根本的な治療になるわけではなく、ツライだるさを一時的に和らげてくれるだけです。家族にマッサージしてもらうのと大差はないでしょう。

しかし、それを家族の手を煩わせずに、いつでも自分で出来るというのが大きなポイントなのです。(それだ「ダルさ」の症状はツライ)

ブログを書いている人

カタミチ

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