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【夏・秋が旬】ヒラマサのいろいろな食べ方・レシピまとめ【釣り人向け】

2019年12月13日

ヒラマサといえばヒラマサが旬の季節。

ヒラマサはジギングやかご釣り、堤防や磯からのショアジギングで狙うことができる魚です。大型で引きは強く、何よりあっさりとして歯ごたえのある非常に美味しい魚です。

そんなヒラマサを食べる際の注意点と食べ方を、定番のものから一風変わったものまで紹介していきます。

ヒラマサを食べる際の注意点

アニサキス症

アニサキスは魚を含む海洋生物全般に寄生する寄生虫です。

孵化後はオキアミなどに寄生し、それを食べた魚類の内臓内で更に成長します。

その後、魚類を食べた哺乳類(イルカやクジラ)の体内で成虫になり卵を産みます。人がアニサキスを食べた場合には、アニサキスは人の体内では成長できないため数日で死ぬか排泄されます。

症状は数時間で現れ、激しい腹痛と嘔吐があります。

治療方法は開腹や内視鏡による摘出が行われます。正露丸がアニサキスの動きを抑える効果があるというのは有名な話です。

対策は、60℃・1分間以上の過熱や24時間以上の冷凍が有効とされており、よく噛んだり薬味を加えたりする対策は効果が見込めません。

シガテラ中毒

サンゴ礁があるような暖かい海で釣れた大型のアジを中心とした青物は、熱帯に生息する毒素を持つプランクトンを大量に摂取している場合があります。

毒素は魚の体内に蓄積(生物濃縮)され、それを人が食べた場合に中毒症状を起こすことがあります。この毒素は熱に強く、加熱調理した場合でもなくなることはありません。

更にこの毒素が魚の味には影響せず、煮汁や一緒に調理した食材にも溶け出す場合があるため症状が顕著にあらわれるまで気が付きにくいです。

症状が現れるのは数時間後で、吐き気や腹痛、下痢などの消化器系の症状と、めまい、頭痛、麻痺などの神経系の症状があります。症状は1週間程度で回復する場合が多いものの長期化する場合もあり、海外では死亡例も報告されています。

ヒラマサのさばき方

ヒラマサはさばき方は簡単な部類ですが、大型の個体が多いため力が必要です。軍手やふきんなどを使って滑らない工夫をしましょう。

ヒラマサの定番の食べ方・レシピ

刺身

種類を問わず多くの魚に合う食べ方で、ヒラマサにも良く合います。魚の鮮度や処理が重要で、特に釣り上げてから時間が経過していない、もしくは丁寧に処理して保管していた魚は、まず刺身にしてみると良いでしょう。魚そのものの味を存分に味わうことができます。しょうゆ、塩、ポン酢、あるいは色々な薬味を組み合わせて好みの食べ方を探すのも面白いです。寄生虫(主にアニサキス)のチェックも肝要です。アニサキスは魚の種類を問わず寄生しますから、青物やイカなどに限らずチェックすることをオススメします。

煮付け

甘辛い味のじわっと染み込んだ煮つけもヒラマサによく合います。面倒くさいとか難しいと思われがちですが、要領さえつかめばとっても簡単なのでオススメです。肉と違って魚の場合には、煮込み時間もそれほど必要ありません。煮込み時間によって味以上に魚の触感が変わります。煮込みすぎるとパサパサになりますから、好みの硬さになるように火加減を調整して煮詰めるのがコツです。また、味が薄い場合にはしょうゆではなく砂糖を足すと良いでしょう。

カルパッチョ

刺身でも美味しいヒラマサはカルパッチョにしても美味しく頂くことができます。刺身上にさえすれば、あとはドレッシングをかけるだけなのでとっても簡単です。刺身を作り過ぎた場合や、臭みが気になる場合にはカルパッチョにしても良いでしょう。私の場合はドレッシングがうまく自作できないので、いつも市販のカルパッチョドレッシングを使っています。

塩焼き

手間いらずで魚そのものの味をシンプルに味わえる塩焼きもよく合います。特に大型のヒラマサが釣れた際にはカマ焼きも美味しいです。切り身にしてからでも構いませんが、内臓だけ取り除いて塩をたっぷり振って焼き上げればそれだけで十分美味しく頂くことができます。

漬け丼

ヒラマサをしょうゆベースの漬けダレに漬けて、丼にするとこれが絶品です。ヒラマサは比較的大型ですので、刺身に飽きたら是非試してみてください。

ヒラマサの意外な食べ方・一風変わったレシピ

煮付け

甘辛い味のじわっと染み込んだ煮つけもヒラマサによく合います。面倒くさいとか難しいと思われがちですが、要領さえつかめばとっても簡単なのでオススメです。肉と違って魚の場合には、煮込み時間もそれほど必要ありません。煮込み時間によって味以上に魚の触感が変わります。煮込みすぎるとパサパサになりますから、好みの硬さになるように火加減を調整して煮詰めるのがコツです。また、味が薄い場合にはしょうゆではなく砂糖を足すと良いでしょう。

たたき

刺身でおいしいヒラマサはたたきにしても絶品です。あっさりした歯ごたえのある身は薬味やポン酢とあわさって絶品です。

西京漬け

ちょっと面倒くさいイメージがある西京漬けはヒラマサにもよく合います。実際に作ってみると、予想以上に簡単なので定番メニュー化してしまうケースも多そうです。(実際に我が家がそうです)レシピは家庭やお店によって様々ですが、基本的には味噌・みりん・酒を混ぜたものに魚を漬け込むだけです。しょっぱめが好きなら味噌を増やし、甘めが好きならみりんを増やします。更に漬け込み時間が短ければ柔らかく、長ければ硬くなります。漬け込み時間が長くなりすぎると身の水分が抜けてパサパサになるのでやりすぎ注意です。我が家ではみりん多めの丸1日漬け込み(20~24時間)にすることが多いです。


【夏・秋が旬】太刀魚のいろいろな食べ方・レシピまとめ【釣り人向け】

太刀魚といえば太刀魚が旬の季節。

太刀魚は夏から冬にかけて堤防から色々な仕掛けて狙うことができる魚です。ウキ釣り、テンヤ、ルアーなど、タチウオが接岸する夜になると太刀魚を狙って集まる釣り人が多数見られます。

そんな太刀魚を食べる際の注意点と食べ方を、定番のものから一風変わったものまで紹介していきます。

太刀魚を食べる際の注意点

アニサキス症

アニサキスは海洋生物全般に寄生する寄生虫です。孵化後はオキアミなどに寄生し、それを食べた魚類の内臓内で更に成長します。その後、魚類を食べた哺乳類(イルカやクジラ)の体内で成虫になり卵を産みます。人がアニサキスを食べた場合には、アニサキスは人の体内では成長できないため数日で死ぬか排泄されます。症状は数時間で現れ、激しい腹痛と嘔吐があります。治療方法は開腹や内視鏡による摘出が行われます。正露丸がアニサキスの動きを抑える効果があるというのは有名な話です。対策は、60℃・1分間以上の過熱や24時間以上の冷凍が有効とされており、よく噛んだり薬味を加えたりする対策は効果が見込めません。

 

太刀魚のさばき方

太刀魚は体の厚みが少ないため、特に小さい魚の場合には綺麗におろすことがやや難しいです。煮つけなどぶつ切りにして調理できるレシピもあるので参考にしてください。

太刀魚の定番の食べ方・レシピ

ムニエル

白身魚だけでなくどんな魚にでも合うムニエルは、太刀魚にもピッタリです。釣りをされている方ならご存知の通り、同じ魚でも時期や処理の仕方、あるいは個体差と言っていいのかわかりませんが、個体によって味が変わります。ちょっと今日の魚は臭いなぁ、脂っぽいなぁなんていう時には、とりあえずムニエルにすると臭みや味の悪さにごまかしが利いて美味しく頂くことができます。

塩焼き

手間いらずで魚そのものの味をシンプルに味わえる塩焼きもよく合います。切り身にしてからでも構いませんが、内臓だけ取り除いて塩をたっぷり振って焼き上げればそれだけで十分美味しく頂くことができます。

唐揚げ

あまり唐揚げのイメージがない方も多いかもしれませんが、これも太刀魚を美味しく頂ける調理方法のひとつです。ただ個人的には他の食べ方の方が魚の美味しさをよく味わうことが出来るので、釣ってきた魚を唐揚げにするのは若干鮮度が落ちた場合や処理が悪かった場合が多いです。下味を付けてから唐揚げにしても構いませんし、手軽に唐揚げ粉を使って揚げてしまえばラクチンだし美味しく仕上がります。

中華揚げ煮

中華料理で太刀魚を使ったものがありましたので紹介します。カリッとした衣にしょうゆベースの味が染みてとても美味しいです。

西京漬け

ちょっと面倒くさいイメージがある西京漬けは太刀魚にもよく合います。実際に作ってみると、予想以上に簡単なので定番メニュー化してしまうケースも多そうです。(実際に我が家がそうです)レシピは家庭やお店によって様々ですが、基本的には味噌・みりん・酒を混ぜたものに魚を漬け込むだけです。しょっぱめが好きなら味噌を増やし、甘めが好きならみりんを増やします。更に漬け込み時間が短ければ柔らかく、長ければ硬くなります。漬け込み時間が長くなりすぎると身の水分が抜けてパサパサになるのでやりすぎ注意です。我が家ではみりん多めの丸1日漬け込み(20~24時間)にすることが多いです。

太刀魚の意外な食べ方・一風変わったレシピ

かば焼き

太刀魚を使ったかば焼きを作ることができます。少し手間がかかりますが、市販のかば焼きのタレを使うととても美味しく仕上がります。タレの力が強いですので、多少鮮度が落ちていても美味しく食べられるのがポイントです。

干物

シンプルに塩焼きにしても美味しい太刀魚は、干物にしても美味しいです。うまみが凝縮されますから、ひと手間かけてみる価値はあります。干物網さえあれば、基本的にはどんな魚でも干物にできてしまいます。釣り過ぎて余ってしまった場合にも有効ですが、太刀魚の場合にはあえて干物にしてみる価値があります。

天ぷら

高温の油と衣のおかげでさっと火が入って身はふわふわ、衣はさくさくです。太刀魚は火が通りやすいですからさくさくに仕上げやすいのも嬉しいです。塩やポン酢、つゆなど好みの味で食べたり、うどんやご飯に乗せてどんぶりにしても美味しいです。コツは衣を緩めにすること。緩めの衣を使うことで、さっくり仕上げることができます。


【春・秋が旬】サヨリのいろいろな食べ方・レシピまとめ【釣り人向け】

サヨリといえばサヨリが旬の季節。

サヨリは釣りの対象としてあまり人気の高い方ではありません。しかし、釣り方としては非常にシンプルで、一般的には延べ竿を使った釣り方が紹介されます。ウキ釣り仕掛けさえつけられれば、磯竿などでも構いませんし、それこそルアーロッドでも構いません。餌はアミエビで、サヨリがいさえすればとても簡単に数釣りを楽しむことができます。

そんなサヨリを食べる際の注意点と食べ方を、定番のものから一風変わったものまで紹介していきます。

サヨリを食べる際の注意点

アニサキス症

アニサキスは海洋生物全般に寄生する寄生虫です。孵化後はオキアミなどに寄生し、それを食べた魚類の内臓内で更に成長します。その後、魚類を食べた哺乳類(イルカやクジラ)の体内で成虫になり卵を産みます。人がアニサキスを食べた場合には、アニサキスは人の体内では成長できないため数日で死ぬか排泄されます。症状は数時間で現れ、激しい腹痛と嘔吐があります。治療方法は開腹や内視鏡による摘出が行われます。正露丸がアニサキスの動きを抑える効果があるというのは有名な話です。対策は、60℃・1分間以上の過熱や24時間以上の冷凍が有効とされており、よく噛んだり薬味を加えたりする対策は効果が見込めません。

腸炎ビブリオ

腸炎ビブリオ細菌により引き起こされます。数時間から1日程度経て症状が現れ、下痢や腹痛、吐き気を催します。真水や低温に弱いため、低温で保管し調理前に真水でよく洗うことが肝要です。

 

サヨリのさばき方

サヨリは小さな魚ですので、さばくのもとても簡単です。大きな出刃包丁などは不要で、我が家では果物ナイフで処理してしまいます。

サヨリの定番の食べ方・レシピ

刺身

種類を問わず多くの魚に合う食べ方で、サヨリにも良く合います。魚の鮮度や処理が重要で、特に釣り上げてから時間が経過していない、もしくは丁寧に処理して保管していた魚は、まず刺身にしてみると良いでしょう。魚そのものの味を存分に味わうことができます。しょうゆ、塩、ポン酢、あるいは色々な薬味を組み合わせて好みの食べ方を探すのも面白いです。寄生虫(主にアニサキス)のチェックも肝要です。アニサキスは魚の種類を問わず寄生しますから、青物やイカなどに限らずチェックすることをオススメします。

塩焼き

手間いらずで魚そのものの味をシンプルに味わえる塩焼きもよく合います。切り身にしてからでも構いませんが、内臓だけ取り除いて塩をたっぷり振って焼き上げればそれだけで十分美味しく頂くことができます。

カルパッチョ

刺身でも美味しいサヨリはカルパッチョにしても美味しく頂くことができます。刺身上にさえすれば、あとはドレッシングをかけるだけなのでとっても簡単です。刺身を作り過ぎた場合や、臭みが気になる場合にはカルパッチョにしても良いでしょう。私の場合はドレッシングがうまく自作できないので、いつも市販のカルパッチョドレッシングを使っています。

天ぷら

特に生でも美味しい魚には天ぷらはオススメの調理方法です。もちろんサヨリにもピッタリ。高温の油と衣のおかげでさっと火が入って身はふわふわ、衣はさくさくです。魚は火が通りやすいですからさくさくに仕上げやすいのも嬉しいです。塩やポン酢、つゆなど好みの味で食べたり、うどんやご飯に乗せてどんぶりにしても美味しいです。コツは衣を緩めにすること。緩めの衣を使うことで、さっくり仕上げることができます。

フライ

たくさん釣れたサヨリはフライにするとさくさくした衣と品の良い味の身がふわふわと美味しく食べられます。特にサヨリは悪くなりやすい魚です。少し鮮度が落ちたなと感じたらフライにすると、臭みなども気にならずに美味しく頂くことが出来ます。

サヨリの意外な食べ方・一風変わったレシピ

干物

シンプルに塩焼きにしても美味しいサヨリは、干物にしても美味しいです。うまみが凝縮されますから、ひと手間かけてみる価値はあります。干物網さえあれば、基本的にはどんな魚でも干物にできてしまいます。釣り過ぎて余ってしまった場合にも有効ですが、サヨリの場合にはあえて干物にしてみる価値があります。

唐揚げ

あまり唐揚げのイメージがない方も多いかもしれませんが、これもサヨリを美味しく頂ける調理方法のひとつです。ただ個人的には他の食べ方の方が魚の美味しさをよく味わうことが出来るので、釣ってきた魚を唐揚げにするのは若干鮮度が落ちた場合や処理が悪かった場合が多いです。下味を付けてから唐揚げにしても構いませんし、手軽に唐揚げ粉を使って揚げてしまえばラクチンだし美味しく仕上がります。


【夏・秋が旬】マゴチのいろいろな食べ方・レシピまとめ【釣り人向け】

マゴチといえばマゴチが旬の季節。

マゴチはヒラメ釣りの外道として釣れることが多い魚です。近年ではルアーを使った釣りで、同様にヒラメを狙っている時に時折釣れる魚として知られています。しかし、非常に味が良く、ヒラメ以上に美味しいと好む人も多い魚です。

そんなマゴチを食べる際の注意点と食べ方を、定番のものから一風変わったものまで紹介していきます。

マゴチを食べる際の注意点

アニサキス症

アニサキスは海洋生物全般に寄生する寄生虫です。孵化後はオキアミなどに寄生し、それを食べた魚類の内臓内で更に成長します。その後、魚類を食べた哺乳類(イルカやクジラ)の体内で成虫になり卵を産みます。人がアニサキスを食べた場合には、アニサキスは人の体内では成長できないため数日で死ぬか排泄されます。症状は数時間で現れ、激しい腹痛と嘔吐があります。治療方法は開腹や内視鏡による摘出が行われます。正露丸がアニサキスの動きを抑える効果があるというのは有名な話です。対策は、60℃・1分間以上の過熱や24時間以上の冷凍が有効とされており、よく噛んだり薬味を加えたりする対策は効果が見込めません。

マゴチのさばき方

マゴチのさばき方には少々コツがあります。もし難しいと感じた場合には、まずは内臓だけとってぶつ切りにし、煮つけなどにすると手軽で美味しく食べられるでしょう。棘が多いため注意が必要です。

マゴチの定番の食べ方・レシピ

刺身

なんといってもマゴチと言えば刺身です。釣れたてを早々に持ち帰って、刺身にすると絶品です。鮮度や処理が重要で、特に釣り上げてから時間が経過していない、もしくは丁寧に処理して保管していた魚は、まず刺身にしてみると良いでしょう。魚そのものの味を存分に味わうことができます。しょうゆ、塩、ポン酢、あるいは色々な薬味を組み合わせて好みの食べ方を探すのも面白いです。寄生虫(主にアニサキス)のチェックも肝要です。アニサキスは魚の種類を問わず寄生しますから、青物やイカなどに限らずチェックすることをオススメします。

煮付け

甘辛い味のじわっと染み込んだ煮つけもマゴチによく合います。面倒くさいとか難しいと思われがちですが、要領さえつかめばとっても簡単なのでオススメです。肉と違って魚の場合には、煮込み時間もそれほど必要ありません。煮込み時間によって味以上に魚の触感が変わります。煮込みすぎるとパサパサになりますから、好みの硬さになるように火加減を調整して煮詰めるのがコツです。また、味が薄い場合にはしょうゆではなく砂糖を足すと良いでしょう。

カルパッチョ

刺身でも美味しいマゴチはカルパッチョにしても美味しく頂くことができます。刺身上にさえすれば、あとはドレッシングをかけるだけなのでとっても簡単です。刺身を作り過ぎた場合や、臭みが気になる場合にはカルパッチョにしても良いでしょう。私の場合はドレッシングがうまく自作できないので、いつも市販のカルパッチョドレッシングを使っています。

マゴチの意外な食べ方・一風変わったレシピ

唐揚げ

あまり唐揚げのイメージがない方も多いかもしれませんが、これもマゴチを美味しく頂ける調理方法のひとつです。ただ個人的には他の食べ方の方が魚の美味しさをよく味わうことが出来るので、釣ってきた魚を唐揚げにするのは若干鮮度が落ちた場合や処理が悪かった場合が多いです。下味を付けてから唐揚げにしても構いませんし、手軽に唐揚げ粉を使って揚げてしまえばラクチンだし美味しく仕上がります。

塩焼き

手間いらずで魚そのものの味をシンプルに味わえる塩焼きもよく合います。切り身にしてからでも構いませんが、内臓だけ取り除いて塩をたっぷり振って焼き上げればそれだけで十分美味しく頂くことができます。


【夏・秋が旬】クロダイのいろいろな食べ方・レシピまとめ【釣り人向け】

クロダイといえばクロダイが旬の季節。

年間を通じて堤防から狙うことができる人気の釣りの対象魚です。水質の変化に強く、淡水域や工業地帯にも住み着くことができます。餌釣りはもちろんのこと、最近ではルアーを使ったチニングと呼ばれる釣りのジャンルが生まれています。

そんなクロダイを食べる際の注意点と食べ方を、定番のものから一風変わったものまで紹介していきます。

クロダイを食べる際の注意点

アニサキス症

アニサキスは海洋生物全般に寄生する寄生虫です。孵化後はオキアミなどに寄生し、それを食べた魚類の内臓内で更に成長します。その後、魚類を食べた哺乳類(イルカやクジラ)の体内で成虫になり卵を産みます。人がアニサキスを食べた場合には、アニサキスは人の体内では成長できないため数日で死ぬか排泄されます。症状は数時間で現れ、激しい腹痛と嘔吐があります。治療方法は開腹や内視鏡による摘出が行われます。正露丸がアニサキスの動きを抑える効果があるというのは有名な話です。対策は、60℃・1分間以上の過熱や24時間以上の冷凍が有効とされており、よく噛んだり薬味を加えたりする対策は効果が見込めません。

 

クロダイのさばき方

さばくのは簡単な部類ですが、鱗が硬く大きいため少し力が必要です。また様々な餌を食べるため、釣った場所によっては内臓が非常に臭いことがあります。

クロダイの定番の食べ方・レシピ

刺身

種類を問わず多くの魚に合う食べ方で、クロダイにも良く合います。魚の鮮度や処理が重要で、特に釣り上げてから時間が経過していない、もしくは丁寧に処理して保管していた魚は、まず刺身にしてみると良いでしょう。魚そのものの味を存分に味わうことができます。しょうゆ、塩、ポン酢、あるいは色々な薬味を組み合わせて好みの食べ方を探すのも面白いです。寄生虫(主にアニサキス)のチェックも肝要です。アニサキスは魚の種類を問わず寄生しますから、青物やイカなどに限らずチェックすることをオススメします。

塩焼き

手間いらずで魚そのものの味をシンプルに味わえる塩焼きもよく合います。切り身にしてからでも構いませんが、内臓だけ取り除いて塩をたっぷり振って焼き上げればそれだけで十分美味しく頂くことができます。

煮付け

甘辛い味のじわっと染み込んだ煮つけもクロダイによく合います。面倒くさいとか難しいと思われがちですが、要領さえつかめばとっても簡単なのでオススメです。肉と違って魚の場合には、煮込み時間もそれほど必要ありません。煮込み時間によって味以上に魚の触感が変わります。煮込みすぎるとパサパサになりますから、好みの硬さになるように火加減を調整して煮詰めるのがコツです。また、味が薄い場合にはしょうゆではなく砂糖を足すと良いでしょう。

ムニエル

白身魚だけでなくどんな魚にでも合うムニエルは、クロダイにもピッタリです。釣りをされている方ならご存知の通り、同じ魚でも時期や処理の仕方、あるいは個体差と言っていいのかわかりませんが、個体によって味が変わります。ちょっと今日の魚は臭いなぁ、脂っぽいなぁなんていう時には、とりあえずムニエルにすると臭みや味の悪さにごまかしが利いて美味しく頂くことができます。

カルパッチョ

刺身でも美味しいクロダイはカルパッチョにしても美味しく頂くことができます。刺身上にさえすれば、あとはドレッシングをかけるだけなのでとっても簡単です。刺身を作り過ぎた場合や、臭みが気になる場合にはカルパッチョにしても良いでしょう。私の場合はドレッシングがうまく自作できないので、いつも市販のカルパッチョドレッシングを使っています。

クロダイの意外な食べ方・一風変わったレシピ

唐揚げ

身に臭みがある黒鯛の場合には、味が濃い目の下味をつけるか唐揚げ粉を使った唐揚げがオススメです。

三杯酢

同じく身に臭みがある場合や、小物が多かった場合には手軽に内臓だけとって三杯酢漬けにすると楽においしく処理出来ます。

鯛めし

特に小物が釣れた場合には、内臓だけとって鯛めしにすると良いでしょう。炊きあがってから身をほぐして骨を取って混ぜ込むとなお美味しく頂けます。


【春・秋が旬】キンメダイ(金目鯛)のいろいろな食べ方・レシピまとめ【釣り人向け】

キンメダイ(金目鯛)といえばキンメダイ(金目鯛)が旬の季節。

寒くなってくるとキンメダイの季節。沖へ出て深海を釣るためハードルは高いが、最近では1からレクチャーしてくれて道具も貸してくれるという釣り船も増えているようです。煮物料理が有名で、刺身や干物など色々な調理法に合う柔らかな白身の魚です。

そんなキンメダイ(金目鯛)を食べる際の注意点と食べ方を、定番のものから一風変わったものまで紹介していきます。

キンメダイ(金目鯛)を食べる際の注意点

水銀

マグロやクジラなどと同じく、金目鯛の体内には水銀が僅かに含まれており注意が必要です。しかし、僅かな量しか含まれていませんから、1週間毎日金目鯛を食べるような特別な偏食がない限りはあまり気にしなくて構いません。

しかし、妊娠中は食べる頻度を落とすべきと言われています。

キンメダイ(金目鯛)のさばき方

金目鯛はさばくのが比較的簡単な魚です。骨や頭も出汁を取るために使うととても良い出汁が出ます。

キンメダイ(金目鯛)の定番の食べ方・レシピ

煮付け

甘辛い味のじわっと染み込んだ煮つけもキンメダイ(金目鯛)によく合います。面倒くさいとか難しいと思われがちですが、要領さえつかめばとっても簡単なのでオススメです。肉と違って魚の場合には、煮込み時間もそれほど必要ありません。煮込み時間によって味以上に魚の触感が変わります。煮込みすぎるとパサパサになりますから、好みの硬さになるように火加減を調整して煮詰めるのがコツです。また、味が薄い場合にはしょうゆではなく砂糖を足すと良いでしょう。

刺身

種類を問わず多くの魚に合う食べ方で、キンメダイ(金目鯛)にも良く合います。魚の鮮度や処理が重要で、特に釣り上げてから時間が経過していない、もしくは丁寧に処理して保管していた魚は、まず刺身にしてみると良いでしょう。魚そのものの味を存分に味わうことができます。しょうゆ、塩、ポン酢、あるいは色々な薬味を組み合わせて好みの食べ方を探すのも面白いです。寄生虫(主にアニサキス)のチェックも肝要です。アニサキスは魚の種類を問わず寄生しますから、青物やイカなどに限らずチェックすることをオススメします。

唐揚げ

あまり唐揚げのイメージがない方も多いかもしれませんが、これもキンメダイ(金目鯛)を美味しく頂ける調理方法のひとつです。ただ個人的には他の食べ方の方が魚の美味しさをよく味わうことが出来るので、釣ってきた魚を唐揚げにするのは若干鮮度が落ちた場合や処理が悪かった場合が多いです。下味を付けてから唐揚げにしても構いませんし、手軽に唐揚げ粉を使って揚げてしまえばラクチンだし美味しく仕上がります。

酒蒸し

味の良いキンメダイ(金目鯛)には酒蒸しもピッタリです。基本的には内臓をとってそのまま調理できるのも嬉しいです。大きな鍋やフライパンがなくても頭と尾を落とすとなんとか収まることが多いでしょう。臭みを飛ばしつつほんのり塩味をまとわせてくれる酒蒸しは、ご飯のお供にもお酒のお供にもピッタリです。上品な味わいで、酒蒸しが好きと言う人も多いでしょう。

キンメダイ(金目鯛)の意外な食べ方・一風変わったレシピ

ブイヤベース

たっぷり魚介類を入れたブイヤベースに金目鯛はピッタリです。上品な味の柔らかな身がスープのうまみを吸い込んでとても美味です。

西京漬け

ちょっと面倒くさいイメージがある西京漬けはキンメダイ(金目鯛)にもよく合います。実際に作ってみると、予想以上に簡単なので定番メニュー化してしまうケースも多そうです。(実際に我が家がそうです)レシピは家庭やお店によって様々ですが、基本的には味噌・みりん・酒を混ぜたものに魚を漬け込むだけです。しょっぱめが好きなら味噌を増やし、甘めが好きならみりんを増やします。更に漬け込み時間が短ければ柔らかく、長ければ硬くなります。漬け込み時間が長くなりすぎると身の水分が抜けてパサパサになるのでやりすぎ注意です。我が家ではみりん多めの丸1日漬け込み(20~24時間)にすることが多いです。


【秋が旬】カンパチのいろいろな食べ方・レシピまとめ【釣り人向け】

カンパチといえば秋が旬の季節。

船からのジギングが泳がせ釣り、陸からもショアジギングで狙うことができるカンパチは、大物が狙えることや引きの強さ、また食べても大変美味であり釣り人からも人気が高いです。

そんなカンパチを食べる際の注意点と食べ方を、定番のものから一風変わったものまで紹介していきます。

カンパチを食べる際の注意点

アニサキス症

アニサキスは海洋生物全般に寄生する寄生虫です。孵化後はオキアミなどに寄生し、それを食べた魚類の内臓内で更に成長します。その後、魚類を食べた哺乳類(イルカやクジラ)の体内で成虫になり卵を産みます。人がアニサキスを食べた場合には、アニサキスは人の体内では成長できないため数日で死ぬか排泄されます。症状は数時間で現れ、激しい腹痛と嘔吐があります。治療方法は開腹や内視鏡による摘出が行われます。正露丸がアニサキスの動きを抑える効果があるというのは有名な話です。対策は、60℃・1分間以上の過熱や24時間以上の冷凍が有効とされており、よく噛んだり薬味を加えたりする対策は効果が見込めません。

カンパチのさばき方

カンパチは比較的大型になるためさばくために力が多少必要ですが、シンプルな形状故さばき方は難しくはありません。力を入れる時は、ふきんなどで魚を抑えて滑らせないように注意しましょう。

カンパチの定番の食べ方・レシピ

刺身

種類を問わず多くの魚に合う食べ方で、カンパチにも良く合います。魚の鮮度や処理が重要で、特に釣り上げてから時間が経過していない、もしくは丁寧に処理して保管していた魚は、まず刺身にしてみると良いでしょう。魚そのものの味を存分に味わうことができます。しょうゆ、塩、ポン酢、あるいは色々な薬味を組み合わせて好みの食べ方を探すのも面白いです。寄生虫(主にアニサキス)のチェックも肝要です。アニサキスは魚の種類を問わず寄生しますから、青物やイカなどに限らずチェックすることをオススメします。

しゃぶしゃぶ

刺身で食べるとしっかりとした触感が特徴的なカンパチですが、しゃぶしゃぶにして少し火を通してやっても美味しいです。

漬け丼

カンパチをしょうゆベースの漬けダレに漬けて、丼にするとこれが絶品です。カンパチは比較的大型ですので、刺身に飽きたら是非試してみてください。

塩焼き

手間いらずで魚そのものの味をシンプルに味わえる塩焼きもよく合います。切り身にしてからでも構いませんが、内臓だけ取り除いて塩をたっぷり振って焼き上げればそれだけで十分美味しく頂くことができます。

カルパッチョ

刺身でも美味しいカンパチはカルパッチョにしても美味しく頂くことができます。刺身上にさえすれば、あとはドレッシングをかけるだけなのでとっても簡単です。刺身を作り過ぎた場合や、臭みが気になる場合にはカルパッチョにしても良いでしょう。私の場合はドレッシングがうまく自作できないので、いつも市販のカルパッチョドレッシングを使っています。

カンパチの意外な食べ方・一風変わったレシピ

煮付け

甘辛い味のじわっと染み込んだ煮つけもカンパチによく合います。面倒くさいとか難しいと思われがちですが、要領さえつかめばとっても簡単なのでオススメです。肉と違って魚の場合には、煮込み時間もそれほど必要ありません。煮込み時間によって味以上に魚の触感が変わります。煮込みすぎるとパサパサになりますから、好みの硬さになるように火加減を調整して煮詰めるのがコツです。また、味が薄い場合にはしょうゆではなく砂糖を足すと良いでしょう。

ムニエル

白身魚だけでなくどんな魚にでも合うムニエルは、カンパチにもピッタリです。釣りをされている方ならご存知の通り、同じ魚でも時期や処理の仕方、あるいは個体差と言っていいのかわかりませんが、個体によって味が変わります。ちょっと今日の魚は臭いなぁ、脂っぽいなぁなんていう時には、とりあえずムニエルにすると臭みや味の悪さにごまかしが利いて美味しく頂くことができます。

唐揚げ

あまり唐揚げのイメージがない方も多いかもしれませんが、これもカンパチを美味しく頂ける調理方法のひとつです。ただ個人的には他の食べ方の方が魚の美味しさをよく味わうことが出来るので、釣ってきた魚を唐揚げにするのは若干鮮度が落ちた場合や処理が悪かった場合が多いです。下味を付けてから唐揚げにしても構いませんし、手軽に唐揚げ粉を使って揚げてしまえばラクチンだし美味しく仕上がります。

干物

シンプルに塩焼きにしても美味しいカンパチは、干物にしても美味しいです。家庭で干物にする場合は小型の個体が都合が良いですね。市販の干物網でも頭を落とせばなんとか収まるはずです。うまみが凝縮されますから、ひと手間かけてみる価値はあります。干物網さえあれば、基本的にはどんな魚でも干物にできてしまいます。釣り過ぎて余ってしまった場合にも有効ですが、カンパチの場合にはあえて干物にしてみる価値があります。


【秋・冬が旬】カレイのいろいろな食べ方・レシピまとめ【釣り人向け】

カレイといえば秋・冬が旬の季節。

投げ釣りの定番対象魚のカレイ。旬は秋から冬で、特に冬場の堤防にはカレイ狙いの投げ釣り師がこぞって集まります。陸からでも立派なサイズが狙え、かつ味も良いということで人気のターゲットです。

そんなカレイを食べる際の注意点と食べ方を、定番のものから一風変わったものまで紹介していきます。

カレイを食べる際の注意点

アニサキス症

アニサキスは海洋生物全般に寄生する寄生虫です。孵化後はオキアミなどに寄生し、それを食べた魚類の内臓内で更に成長します。その後、魚類を食べた哺乳類(イルカやクジラ)の体内で成虫になり卵を産みます。人がアニサキスを食べた場合には、アニサキスは人の体内では成長できないため数日で死ぬか排泄されます。症状は数時間で現れ、激しい腹痛と嘔吐があります。治療方法は開腹や内視鏡による摘出が行われます。正露丸がアニサキスの動きを抑える効果があるというのは有名な話です。対策は、60℃・1分間以上の過熱や24時間以上の冷凍が有効とされており、よく噛んだり薬味を加えたりする対策は効果が見込めません。

カレイのさばき方

カレイのような平べったい魚はさばき方が少しだけ特殊です。慣れないうちは内臓と頭だけ落として、そのまま調理できる煮つけや唐揚げ、塩焼きがオススメです。

カレイの定番の食べ方・レシピ

煮付け

甘辛い味のじわっと染み込んだ煮つけもカレイによく合います。面倒くさいとか難しいと思われがちですが、要領さえつかめばとっても簡単なのでオススメです。肉と違って魚の場合には、煮込み時間もそれほど必要ありません。煮込み時間によって味以上に魚の触感が変わります。煮込みすぎるとパサパサになりますから、好みの硬さになるように火加減を調整して煮詰めるのがコツです。また、味が薄い場合にはしょうゆではなく砂糖を足すと良いでしょう。

唐揚げ

あまり唐揚げのイメージがない方も多いかもしれませんが、これもカレイを美味しく頂ける調理方法のひとつです。ただ個人的には他の食べ方の方が魚の美味しさをよく味わうことが出来るので、釣ってきた魚を唐揚げにするのは若干鮮度が落ちた場合や処理が悪かった場合が多いです。下味を付けてから唐揚げにしても構いませんし、手軽に唐揚げ粉を使って揚げてしまえばラクチンだし美味しく仕上がります。

塩焼き

手間いらずで魚そのものの味をシンプルに味わえる塩焼きもよく合います。切り身にしてからでも構いませんが、内臓だけ取り除いて塩をたっぷり振って焼き上げればそれだけで十分美味しく頂くことができます。

ムニエル

白身魚だけでなくどんな魚にでも合うムニエルは、カレイにもピッタリです。釣りをされている方ならご存知の通り、同じ魚でも時期や処理の仕方、あるいは個体差と言っていいのかわかりませんが、個体によって味が変わります。ちょっと今日の魚は臭いなぁ、脂っぽいなぁなんていう時には、とりあえずムニエルにすると臭みや味の悪さにごまかしが利いて美味しく頂くことができます。

カレイの意外な食べ方・一風変わったレシピ

刺身

種類を問わず多くの魚に合う食べ方で、カレイにも良く合います。魚の鮮度や処理が重要で、特に釣り上げてから時間が経過していない、もしくは丁寧に処理して保管していた魚は、まず刺身にしてみると良いでしょう。魚そのものの味を存分に味わうことができます。しょうゆ、塩、ポン酢、あるいは色々な薬味を組み合わせて好みの食べ方を探すのも面白いです。寄生虫(主にアニサキス)のチェックも肝要です。アニサキスは魚の種類を問わず寄生しますから、青物やイカなどに限らずチェックすることをオススメします。

照り焼き

比較的淡泊な味わいのカレイには、濃い照り焼きソースを絡めた照り焼きもよく合います。

南蛮漬け

唐揚げにしたカレイはそのまま食べても美味しいですが、南蛮漬けにしてもまた違った味わいを楽しむことができます。我が家ではあっさり上品に食べたい派と濃い味好きがいるので、とりあえず唐揚げを作って南蛮漬けに派生させるのが定番です。


【秋が旬】カマスのいろいろな食べ方・レシピまとめ【釣り人向け】

カマスといえば秋が旬の季節。

カマスは1年を通じて堤防から手軽に釣ることができる魚として人気です。食べても美味しく、何より一度釣れ始めれば大漁ほぼ確実と言う特性も釣り人に好まれる一因です。一方で、群れが寄ってこない限りは釣りにくい魚ですから、カマスだけを狙いに行くというよりは、釣りのついでにカマスが来たら狙うという狙い方の方が現実的かもしれません。

そんなカマスを食べる際の注意点と食べ方を、定番のものから一風変わったものまで紹介していきます。

カマスを食べる際の注意点

アニサキス症

アニサキスは海洋生物全般に寄生する寄生虫です。孵化後はオキアミなどに寄生し、それを食べた魚類の内臓内で更に成長します。その後、魚類を食べた哺乳類(イルカやクジラ)の体内で成虫になり卵を産みます。人がアニサキスを食べた場合には、アニサキスは人の体内では成長できないため数日で死ぬか排泄されます。症状は数時間で現れ、激しい腹痛と嘔吐があります。治療方法は開腹や内視鏡による摘出が行われます。正露丸がアニサキスの動きを抑える効果があるというのは有名な話です。対策は、60℃・1分間以上の過熱や24時間以上の冷凍が有効とされており、よく噛んだり薬味を加えたりする対策は効果が見込めません。

カマスのさばき方

カマスは特に小型のものを除けばさばきやすい魚と言えます。特に注意点もなく、サイズも大きくならないためさばく上では初心者向きといえます。

カマスの定番の食べ方・レシピ

刺身

種類を問わず多くの魚に合う食べ方で、カマスにも良く合います。魚の鮮度や処理が重要で、特に釣り上げてから時間が経過していない、もしくは丁寧に処理して保管していた魚は、まず刺身にしてみると良いでしょう。魚そのものの味を存分に味わうことができます。しょうゆ、塩、ポン酢、あるいは色々な薬味を組み合わせて好みの食べ方を探すのも面白いです。寄生虫(主にアニサキス)のチェックも肝要です。アニサキスは魚の種類を問わず寄生しますから、青物やイカなどに限らずチェックすることをオススメします。

塩焼き

手間いらずで魚そのものの味をシンプルに味わえる塩焼きもよく合います。特に旬のカマスは脂も乗っており、塩焼きが一番おいしい食べ方かもしれません。切り身にしてからでも構いませんが、内臓だけ取り除いて塩をたっぷり振って焼き上げればそれだけで十分美味しく頂くことができます。

干物

シンプルに塩焼きにしても美味しいカマスは、干物にしても美味しいです。うまみが凝縮されますから、ひと手間かけてみる価値はあります。干物網さえあれば、基本的にはどんな魚でも干物にできてしまいます。釣り過ぎて余ってしまった場合にも有効ですが、カマスの場合にはあえて干物にしてみる価値があります。

フライ

カマスは頭を落として開き、そのままフライにしても美味しいです。比較的あっさりした身の魚ですので、タルタルソースなどと組み合わせても美味しいです。

カマスの意外な食べ方・一風変わったレシピ

煮付け

甘辛い味のじわっと染み込んだ煮つけもカマスによく合います。面倒くさいとか難しいと思われがちですが、要領さえつかめばとっても簡単なのでオススメです。肉と違って魚の場合には、煮込み時間もそれほど必要ありません。煮込み時間によって味以上に魚の触感が変わります。煮込みすぎるとパサパサになりますから、好みの硬さになるように火加減を調整して煮詰めるのがコツです。また、味が薄い場合にはしょうゆではなく砂糖を足すと良いでしょう。

ムニエル

白身魚だけでなくどんな魚にでも合うムニエルは、あっさりめの身のカマスにもピッタリです。釣りをされている方ならご存知の通り、同じ魚でも時期や処理の仕方、あるいは個体差と言っていいのかわかりませんが、個体によって味が変わります。ちょっと今日の魚は臭いなぁ、脂っぽいなぁなんていう時には、とりあえずムニエルにすると臭みや味の悪さにごまかしが利いて美味しく頂くことができます。


【春・秋が旬】カツオのいろいろな食べ方・レシピまとめ【釣り人向け】

カツオといえば春・秋が旬の季節。

船釣りはもとより、遠投カゴ仕掛けやショアジギングなどで陸からも狙えるカツオは強い引きと味の良さで人気があります。鮮度を保つのが難しく、釣れた場合には手早く処理して早めに持ち帰るとなおのこと美味しく頂くことができます。鮮度抜群のカツオの刺身は絶品ですよ。

そんなカツオを食べる際の注意点と食べ方を、定番のものから一風変わったものまで紹介していきます。

カツオを食べる際の注意点

ヒスタミン中毒

特に赤身魚に多く含まれるヒスチジンがアレルギー物質であるヒスタミンに変化することで、中毒を引き起こします。釣り上げた後に素早く血抜きをして、しっかり低温で保存することでヒスタミンの発生を抑えられます。発生したヒスタミンは加熱等により減らすことはできません。処理が甘かったカツオは食べないかごく少量ずつ食べるようにするしか対策がありません。

カツオのさばき方

カツオのさばき方には少々コツがいります。きちんとした出刃包丁が必要ですし、慣れていないと怪我の恐れもあるため、不慣れな人がいきなり挑戦するのは諦めた方が良いかもしれません。

カツオの定番の食べ方・レシピ

たたき

言うまでもなく定番料理です。カツオはバーナーであぶっても良いですし、バーナーがなければフライパンで焼いても構いません。

刺身

種類を問わず多くの魚に合う食べ方で、カツオにも良く合います。魚の鮮度や処理が重要で、特に釣り上げてから時間が経過していない、もしくは丁寧に処理して保管していた魚は、まず刺身にしてみると良いでしょう。魚そのものの味を存分に味わうことができます。しょうゆ、塩、ポン酢、あるいは色々な薬味を組み合わせて好みの食べ方を探すのも面白いです。寄生虫(主にアニサキス)のチェックも肝要です。アニサキスは魚の種類を問わず寄生しますから、青物やイカなどに限らずチェックすることをオススメします。

漬け丼

鮮度の良いカツオは漬け丼にしても絶品です。刺身と合わせて釣り人の特権といえる食べ方です。

カツオの意外な食べ方・一風変わったレシピ

ステーキ

少し臭みの出てしまったカツオはステーキにするのもオススメです。たたきばかりで飽きてしまった場合には是非。

しょうが煮

ステーキ同様に臭みの出てしまったカツオにオススメの調理方法です。しょうがの効いたしょうゆ味で、歯ごたえもしっかりとしたものになるのでご飯のお供にピッタリです。


ブログを書いている人

カタミチ

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