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【AKY-868G】バイク用前後ドライブレコーダー「AKY-868G」開封・取り付け(手順あり)

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AKY-868Gを取り付けましたので手順とあわせて取り付けの様子をまとめました。

私は車とバイクには必ず前後ともにドライブレコーダーを取り付けています。バイクのドライブレコーダーは残念なことにラインナップが少なく、選択肢が限られている状態です。そんななかで最近は中国企業の進出が著しく、カメラと本体が別体という魅力的なパッケージで登場したDV188が注目を集めていました。

そして今、DV188の上位モデルとしてDV688が登場すると共に、DV188DV688とは違う方向性で進化させたAKY-868Gが登場しました。

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DV188 / DV688 / AKY-868Gの違い

詳細な機能の比較と評価は以下の記事で行っています。

【比較】バイク用前後ドライブレコーダー「DV188」「DV688」「AKY-868G」の機能と違い

簡単にまとめると、それぞれの違いは以下の通りです。

  DV188 DV688 AKY-868G
画質
価格 ×
GPS なし なし あり
防水 カメラのみ カメラ・本体 カメラのみ

細かな機能については、AKY-868GがGPS機能を有する点を除けばほぼ同じです。

DV688DV188に対して、画質を強化し本体を防水化しました。

AKY-868GDV188に対して、画質を強化し価格を抑えてGPS機能を追加しました。

なお、以下のDV188のレビュー記事でも書いた通り、DV188でも画質は十分です。

レビュー:バイク用前後ドライブレコーダー「DV188」【SUZUKI ST250E】 - ドリリウム

 

価格が13,000円台と手ごろですから、DV688が登場した今でも十分に選択する価値はあると言えます。

なぜDV688ではなくAKY-868Gを選んだのか

DV688の一番の売りは本体を防水化した点です。しかし、先ほど紹介した以下の記事でも詳しく説明していますが、DV188を使用してきて本体の防水性が必要と感じたことは1度もありません。

【比較】バイク用前後ドライブレコーダー「DV188」「DV688」「AKY-868G」の機能と違い

DV188 / DV688 / AKY-868Gの3機種は、いずれも本体が野暮ったく配線も太いです。これを防水性が求められるような露出した場所に取り付けようものなら、バイクの見た目を著しく損ないます。そのため、通常はシート下であったりパネルの下であったり、ある程度隠れた場所に設置します。

私はシート下に設置しています。私のバイク(SUZUKI ST250)のシート下は、外から丸見えと言うことはないものの隙間だらけで水密性などありません。しかし、本体に水濡れや湿気による異常は出ていません。

もちろんDV688が防水性を手に入れておきながら価格が変わらないなら良いのです。しかし、6,000円程度(約50%)値上がりしています。一方でAKY-868GDV688と同じようにカメラをアップグレードしましたが、本体の防水化はせずにDV188と同じ本体を使用していると思われます。価格は2,000円程度の値上がりで抑えられています。また、DV688にはないGPS機能が備わり、走行経路や速度を確認することができます。MicroSDが付属するという点も嬉しいです。

以上の事前の比較検討から、より魅力的なAKY-868Gを選択しました。

開封

AKY-868Gのパッケージ。DV188と比べて日本語対応に力が入れられていることがわかります。

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DV188の開封と取り付けの記事はこちら:【DV188】バイク用前後ドライブレコーダー「DV188」取り付け(手順あり) - ドリリウム

 

中身の梱包はしっかりしたもので、これはDV188と同じです。

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本体は、DV188と外観はほとんど同じです。違いはコネクタのカメラ用コネクタのピン数と、外観には違いが表れていませんがGPS機能に対応していることでしょう。

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DV188(上)とAKY-868G(下)の比較

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背面にはバッテリーが入っているカバーと三脚ネジがあり、DV188と変わりません。

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付属品類です。

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GPSレシーバー、マウント類、電源ケーブル、リモコン、結束バンド類、両面テープ類、本体、MicroSDカード、取扱説明書です。

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電源はこのように素のままですから、ギボシ端子なりはんだなりを使用して電源を取る必要があります。黒はアース、赤はACC電源です。

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配線が固定されているので、AKY-868Gの配線を含めた本体重量は127gです。DV188の本体重量が131gであったことを考えると軽くなっていますが、誤差の範囲でしょう。

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AKY-868Gのカメラ(配線含む)の重量は112gです。DV188のカメラ(配線含む)の重量は89gですから、約25%の重量増です。これにはカメラサイズの大型化が影響しており、バイクへの取り付けと言う観点では重要度の高い変更ですので、後述します。

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取付手順

取り付け自体は非常に単純です。

配線のコネクタ部は色分けされており、同じ色のコネクタをつなげば完成です。

以下は取扱説明書からの抜粋です。

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カメラの取り付け

まずはじめに黒いコネクタのカメラを接続していきます。

カメラは前後2本のコネクタがありますが、これはどちらに接続してもOKです。保存される動画ファイルのファイル名にAが入るかBが入るかの違いです。

問題はカメラの設置です。

DV188に比べ、AKY-868Gはカメラが大型化し、マウントが曲面に対応していません。

▼これはDV188のカメラをヘッドライトステーに取り付けた様子です。

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少し離れるとわからない程度の存在感です。また、マウントは薄いアルミ?製だったため、力を加えると曲がり、曲面にも取り付けることができていました。

 

▼一方で、AKY-868Gのカメラを同じ場所に取り付けるとこうなります。

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マウントもカメラもごついです。そもそもマウントがはみ出しています。

カメラ、マウントのサイズとカメラ後方から出る配線の取り回しを考えると、かなり広々とした平面のあるスペースが求められます。カメラの寸法やサイズの比較は後述します。

私のST250はカウルのないネイキッドタイプと言うことで、とにかく平面で広々としたスペースがありません。取り付けは苦しい形になります。Goproマウントを採用していますから、使えそうなマウントを探すのもアリですが、そこに追加費用をかけたくないなぁというのが正直なところです。

 

続いてリアカメラの取り付けです。

DV188では、このように丸いテールランプの曲面に貼り付けていました。

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AKY-868Gでは曲面への貼り付けが出来ません。平面部も見つからず、苦肉の策としてナンバープレート裏に貼り付けました。

▼貼り付け強度は十分ですが、振動が心配。

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私はサイドバッグを常設しているのでスペースが足りませんでしたが、リアフェンダー側面に取り付けるという手もあったと思います。

電源の確保

説明書では一部「常時電源」という記載がありますが正確には「ACC電源」です。キーをONまで捻った時に通電する配線から電源を拝借しましょう。

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▼私はホーンの電源を分岐しました。

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分岐と結線には最近使い始めたエーモンの接続コネクターを使用しています。

 アースはクワガタ端子を付けてバッテリーのマイナス端子に接続しています。

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完成

配線をコンパクトにまとめ、カメラの配線にはコルゲートチューブを取り付けました。

リモコンはDV188同様使わないため接続していません。GPSレシーバー(水色のコネクタ)は使うかどうか微妙なので仮設置の状態で左側にまとまっています。設置場所はシート下です。

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コルゲートチューブは内径4mm~5mmあたりがちょうど良いです。3mmだとパツンパツン。私は5mmを使いました。最低でもフロントカメラの配線がエンジン付近を通るエリアだけでも保護しておくと良いと思います。

カメラサイズの大型化が致命的!

レビューはしばらく走行して、映像や設定などに触れてから投稿しますが、取り付けの時点で感じたことはカメラサイズがデカイということです。

AKY-868Gのマウントの幅は60mmちょい、奥行きは35mmほどあります。カメラの後部の配線を考えると、奥行きは70mmほどは欲しいです。

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マウントを含めたカメラの高さは65mmほど、カメラの奥行きは50mmほどですが、後部の配線があるため70mmほどは奥行きがないと配線が引っかかってしまいます。マウントにはボルト用の溝がありますから、ステーなどを使う手もあるにはあります。

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一方のDV188はマウント幅は50mm、奥行きは25mmほどで、配線を含めると奥行きが65mmほど欲しいところです。

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そしてマウントを含めたカメラの高さは30mmほどです。

マウント部の小ささと高さがないこと、またマウントが曲面にも対応することで、DV188のカメラの取り付けやすさは素晴らしいものがありました。

レビューは走行と設定が完了後に改めて記事にしますが、映像は間違いなくAKY-868Gが上でしょう。スマートな取り付けのDV188を選ぶか、画質が良いAKY-868Gを選ぶかという選択になりそうです。役目を終えたかに思えるDV188ですが、まだまだ競争力は高そうです。

 

追記

しばらく走行して、レビューを投稿しました。

diy-kagu.hatenablog.com

 

▼AKY-868Gが更に画質向上!

【比較】バイク用前後ドライブレコーダー「AKY-868G」がマイナーチェンジ!画質が向上して逆光や夜にも強く。 - ドリリウム

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