前回に引き続き、フォード・エクスプローラーにバックカメラを取り付けていきます。思わぬハプニングもあるのですが、それは後程・・・。
【フォード・エクスプローラー】バックカメラ取り付け 前編(手順あり) - ドリリウム
まずは、車内に引き込む際にコネクタ部が邪魔で切断してしまっていたバックカメラ(ECLIPSE BEC113)の配線をつなぎなおします。最近は専らエーモンのこれを使っています。超楽。
だけど、ホームセンターにいけばエーモンのOEM元の同じ商品がもっと安く買えます。エーモンは自動車コーナーにありますが、電材コーナーにいけば、どこかに同じものがあるはず。
車内に来た配線は、各ピラーの内張を剥がして前へ前へ通していきます。内張を剥がした写真を撮り忘れていたのですが、この2つのピラーを通して後席まで到達しました。なお、内張は何も考えず引っ張れば爪で固定されているだけなので簡単。
ステップ?というのか、足元のベージュのパネルをこちらも引っ張って外して、更に前へ前へ。
ここを通すわけです。
後席から前席へは、Bピラーの下部の内張を外す必要がありませんでした。前席のステップを外して、ワイヤーを差し込んだら、後席のステップまで通りましたので、このワイヤーに引っ掛けた配線を前へ送ります。
前にくればあとはナビにつなぐだけです。本当に簡単な構造で助かりました。
ナビ周りを外していきましょう。こちらも驚きの簡単構造です。
まずは肘掛の物入れにある7mmのボルト2本を外します。ボルトもむき出しだから本当に楽。
そして、シフトレバー周りのメッキパーツを外します。引っかかっているだけなので、ほかの内張と同様に内張はがしを差し込んではずします。
出来ました。シフトレバーを外す必要もないわけです。超楽ちん。
そして周りから内張はがしを差し込み、バキバキ行くと、外せます。
シガーソケットの配線があります。抜いてもいいけど、長さに余裕があるので、そのまま助手席に転がせます。
続いてナビやエアコンのスイッチ周りのパネルです。
まずは下部を手前に引き抜きますが、手前の部品と引っかかるので、避けるように開きながら引っ張ります。
そしてパネル全体を内張はがしでばきばきと這うしていくと。
外れました。こんな簡単な車は初めてです。なお、手前に引き抜くにはシフトレバーを手前(ローレンジ)まで下げる必要があるためイグニッションスイッチがONになっています。
イグニッションスイッチがONの状態で、このエアバックの警告灯の配線を抜いちゃいけないらしいです。
そしてナビ本体は、このように四隅が7mmボルトでとまっています。
4つのボルトを外すと、ナビを引き抜くことができました。
ここにECLIPSE BEC113のコネクタをつなげば完成。ナビの配線はかなりぎゅうぎゅう詰めで、うまいこと奥の凹凸を避けながら押し込む必要がありました。意外とこれが一番厄介だったかも。
まだ調整はしていませんが、こんな感じ。気になる夜間の様子です。
角度は要調整ですが、夜間でも意外とよく見えています。
気になるのは、数メートル先まで見えていますが広角ですから画像がゆがみます。例えば駐車場にある2つの車止めが、数メートル離れたところから視認できます。しかし、カメラが車の中心にないために、2つの車止めが車から同じ距離(車が駐車スペースに対してまっすぐ)になっていても、車止めがずれてみえるので、「車が斜めになっているのか?」と一瞬ぎょっとしてしまいます。
うまく車の中心に取り付けるか、あるいは本当の最後の一瞬以外は映像を見ないように気を付けないといけませんね。