ドリリウム

ひょんなことからドリルを手に入れ、家具を作ろうと思い立ちました。DIY、アクアリウム、車、釣り、コーヒー

MENU

僕が会社を辞めようとしている移住以外の理由

僕は昨年入社した小さなソフトウェアベンダーを辞めようとしています。

地方移住のために必要なことですが、それ以外にも大きな理由がありました。今の会社から仕事をもらって地方でリモートワークをするという手段もあったかもしれませんが、それも辞退しました。

  

理由1:生産性が低い仕事を強いられる

第一の理由は生産性が低い仕事・仕事のやり方を強いられるということです。

どれくらい酷いかというと、個人レベルの「仕事のやり方」以前に、組織レベルで定量的に無駄を示すことが容易にできるくらいに酷いです。

 

仕事における無駄の代表的なものは「人」です。

たとえば、「1人でできることを2人にやらせる」ということです。

2人にやらせることで1の成果が2になるのであれば考え所ですが、1の成果のために2人のリソースを割くのは無駄の極みです。

 

そうです。

僕が最もストレスに感じた不満はここにあります。

1人で出来る仕事を2人、3人にやらせる。

しかし、成果は1のまま。

 

これって会社にとっても損失なんです。

2のリソースを使って1の成果しかでないということは、利益は半減し、本来望めた更なる売上もふいにします。人の使い方の良し悪しというのは、非常に明確な結果として現れます。

 

なぜこんなことをしていたか?

会社にとってメリットが何もないはずです。

 

そこにはなんとも情けない理由がありました。

理由1の理由1:1人では碌に動けない人への配慮

小さな会社ながら、いや小さな会社だからこそ1人で1の成果もあげられない、1人で1人前の仕事ができない人がいました。新入社員ならば良いのですが、40台とか50台とか。

本来なら、こうした社員は評価をガンガン下げ、やめるか、いても利益になる程度の給与に是正すべきです。出来ない仕事は任せず、出来る仕事だけに使うことを考えるべきです。しかし、小さな会社故、あるいは同情的な性格故か、社長も役員もそうした社員をできるだけ他の人と同じに扱ってあげようとしました。

 

そうすると、1人で仕事が出来る人に、そうした半人前がくっついてきます。

そうした半人前は、やたらプライドだけ高かったり、余計なことを言って、1人で仕事が出来る人を結果的に妨害します。

理由1の理由2:責任と成果への評価からの逃避

1人で仕事をするということは、1人に仕事を任せるということです。

仕事の結果が失敗であればその1人の責任です。また、仕事の成果を評価されたとき、その評価は1人の評価へ直結します。

プレッシャーがかかりますね。

これは当たり前のことですが、これから逃げる策があるわけです。

 

それは、1つの仕事を複数人のチームで担当させ、役割分担を不明確にするということです。我が社の役員たちは、まさにこのプレッシャーから逃げ続けて、まともな会社にいられずに会社を立ち上げた人たちでした。

 

チーム内で役割分担をしようにも、必ず上に立つ役員たちが分担を阻害します。

せっかく決めた分担の仕事を始めると、担当者以外のチームメンバーを役員直々に連れ出して担当外の仕事をさせるのです。

 

こうして文章にすると徹底しているように見えますが、本人たちは無意識にやっているようでした。

理由1の理由3:任命責任の回避

理由1の理由2」にあるように1人でできる仕事を複数人に任せたり、役割分担を避けたりするのには理由があります。

それは、プレッシャーから逃げ続ける役員が、”自分が任せた仕事がうまくいかない”ことを恐れているためです。厄介な高齢半人前を抱えている以上は仕方がない側面もありますが、とにかく何事においても任せることができない人たちでした。

理由2:経営が機能していない

会社を立ち上げた身内だけで運営している分には、当人たちが納得の上であればどんなことをしても許されます。しかし、従業員を雇う以上は彼らに対する責任が発生します。

 

それは、会社を成長させること、利益をあげて還元すること、外的要因への抵抗力を高めることであったりします。

 

こうした経営を誰もしていませんでした。

役員は理由1にあげたように、常にチームリーダーとして動き、チームの動きを阻害し、マネジメントはおこなわれず、社長は経理や雑務だけをこなしていました。

 

人を雇うならもうちょっとちゃんとしろよ、というのが従業員たちの思いでしたね。

理由3:改善は封殺

以上のような2点の大きな問題があり、もちろんこれを改善しようとした人たちがいました。私もその1人です。

社長を連れ出し、1対1の場で問題点と改善策を何度も訴えました。

 

しかし、その場では頷いておいて、その場が終わればなかったことになってしまうのです。1度だけでも失望するのに十分な対応ですが、何度も掛け合いました。

 

この結果、改善しようとした人の末路は以下の2通りです。

①諦めて考えることをやめる

②こんな無能老人たちになんで自分が労力を割いているんだ?と気が付きやめていく

 

①はそのままです。

会社としては非常に緩いわけで、子供のままごとに付き合う精神で仕事をすれば楽といえなくもありません。

 

②は、無能な役員と高齢半人前を抱えて会社を良くできるくらいなら自分で会社を立ち上げたほうがずっと良いことに気が付いてしまうわけです。あるいは転職した方が。

 

そんな理由で辞めます

不思議な会社でした。

社長とは仕事で関わりがあった関係で声がかかり、移住までのつなぎにちょうど良いと思い転職をしました。最初は緩いな、プレッシャーもなくて楽チンだ。つなぎにちょうど良いと考えた自分の考えは間違っていなかったな。なんて思いましたが、あまりにも生産性が低い仕事のやり方というのは、行き過ぎれば苦痛になります。

5分で終わることを1時間まで引き伸ばす苦労とストレスは並大抵ではありません。

誰がおっさんと子供のままごとをロールプレイしたいと思うでしょうか。

 

 

つぶれていないのはたいしたものですが、いつまで続くのか、たまにはホームページを覗いていこうと思います。