ドリリウム

ひょんなことからドリルを手に入れ、家具を作ろうと思い立ちました。ついでにアクアリウムにはまりました。木工、DIY、アクアリウム、車、釣り、コーヒーもたまーに。雑記。

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29歳の地方移住 記録その1

田舎へ行く。

なんだかイマドキのふわふわ軽いイメージがあって、あまり周りに言いたくないのだけど、僕は田舎へ行きます。


流行りに乗るでもなんでもなく、僕は昔から田舎が好きでした。それこそ物心ついた時から。
僕は首都圏に住んでいたのですが、祖父母がそれはもうとんでもない山奥に住んでいました。今でもコンビニまで徒歩2時間の山奥で、お盆と正月はそこへ帰省するのが我が家のお決まりでした。そこへ行くと、親戚の子たちが4人いて、年に2回しか会えないのにそれはもう大変な仲良しでした。自慢ではないですが、その中では人気者というか、一人だけ遠方に住んでいるわけだから特別扱いされており、毎年休みの時期になると、僕がいつ来るんだという話で盛り上がっていたそうです。
その4人の親戚たちに僕を含めた5人はいつも山で遊んでいました。山の少し開けた場所には秘密基地を作って防衛もしました。人が来ると隠れるわけですが、何せ山奥ですから1時間に一人も人や車が通りません。けもの道を見つけては探検しました。ちょっとした崖は昇っていきました。今思えば、大変危険なこともしていたように思います。夜は電灯の下にスイカの食べかすを置いておいて、翌朝にはびっしりと群がったカブトムシやクワガタムシをとっていました。
一山超えると海があって、大人がいるときは海に連れだしてもらって釣りをしたり、海で遊んだりもしました。
小学4年生にもなると、夏休み初日には一人で新幹線に乗り、1時間に1本もないローカル線を乗り継ぎ、400km先の山奥まで行っていました。もちろんローカル線の駅には親戚が車で迎えに来ており、そこから車で1時間くらいかけて祖父母の家まで行っていました。休み中は親戚たちと一緒に祖父母の家に泊まり、寝食もともにしていたものです。


これはポジティブな理由。

一方でネガティブな理由があります。
パニック障害です。一応診断されたからパニック障害なんでしょうけど、別にちっとも重症じゃないです。
簡単に言うと人混みと乗り物が苦手です。いや、やっぱり重症かもしれません。飛行機で呼吸ができなくなって「急病人」になっちゃったり、電車の途中駅で降りて吐いたりする程度です。
避けようと思えば避けられるので、今はなんとか生きています。

 


そんなこんなで僕は根っからの田舎好き。
いつかは田舎に行きたいと思っていましたが、まさか実現するとは思っていませんでした。
もちろん田舎に行きたいモチベーションはあったものの、現実的には問題が山積みでした。いや、山積みだと思い込もうとしていたのかもしれません。
仕事が少ないこと、どこを選ぶにも決め手がないこと、家族のこと。
他にも細かな問題を含めてたくさんの問題があって、複合的です。この複合的な問題を、移住するそのタイミングで一度に解決するのは大変な労力です。
体力と時間とお金が必要です。

要するに、やろうと思えばできるけど大変だから先延ばしになっていました。
だって移住しなければならない強い必要性はないんだから。

 


僕みたいな人、たくさんいると思います。
たくさんいて、9割以上の人は移住しないと思います。正確には9割9分。
僕もその9割になる予定でした。しかし、本当に運良く1割に入ることになりそうです。

 

 

これからはこの「29歳の地方移住」カテゴリーでちょくちょく進捗や記録を投稿していきたいと思います。