家具作りの趣味のせいで、家に溜まりに溜まった不要な木材。
樹種は様々で、処分方法を考えていたところ、いろんな種類と形の木を使って継ぎ接ぎの水槽台を作ることになりました。
基本的な骨格が出来た前編から続き、側板と背板を作っていきます。
側板と背板には、豪華にも楢、いわゆるオークの無垢材を採用します!!!
▼ジャン。
反対側も。背中も。
なんか写真だとすごい良い感じに見えますね。
大量にあった長さバラバラの楢の細長い板を、隙間なく並べていきます。
この、細ネジで1本ずつ固定。
そしてバラバラの長さを切りそろえる・・・。
完璧です!
バラバラに飛び出た側板は、こうして木をガイドにして鋸で切ることで、うまく切りそろえられました。
勢いをそのままに、天板に使う耳付きの欅板を切断!設置!
もう1枚は反対向き。
継ぎ接ぎ感を出すため、そして太さの変わる耳付き板の特性を生かして、前側は木表、後側は木裏を使ってみます。
・・・はい。
ここで気が付きましたが、長さが足りませんでした(^^;
1400mmはあるだろうと見込んでいた板ですが、半分に切ると、片方は50mmくらい足りませんでした。仕方がありませんから、そのまま続行。
上の写真では真ん中に配置していますが、これは片方にきっちり寄せ、もう片方の隙間は配管用の通り道として活用することにします。
続いて底面。
これは・・・・???
▼これです。
チェアマット。
椅子の下に敷いて、フローリングへの傷を防止します。
ぐにゃぐにゃですが、かなり硬く厚い素材で、重いです。
これを多用途接着剤で底面にべったり貼り付けます。
充分に乾燥させ、余分をカットしていくわけですが、とんでもない強度です。
刃がさっぱり通りません。
良いカッターナイフを持っているのですが、何度沿わせてもダメ、木工用のナイフを力の限り押し付けてもダメ。ハサミならなんとか切り進められるものの、硬すぎて指が大変。
1辺あたり何十回もカッターを押し付けてなんとか切り目を入れました。
そこから、ウォーターポンププライヤーでガッチリとマットを掴んで、強引に引きちぎっていきます。ちぎれ始めると意外と綺麗に切れ目にそってちぎれてくれて、こんな感じ。
これで、水槽台内で万が一フィルターから水が漏れても、水槽台の中に溜まって周りに漏れません。
別にそんな機能は不要だけど(^^;
▼ひっくり返して設置
欅板の耳の皮はあえて残しています。
今回は急ぎの仕事なので、簡単に磨いて天板に防腐剤だけ塗布。
時間が出来たら、全体を磨いてオイルを塗っていきたいです。素材はいいものを使っているので、綺麗になるはずです。
ここで防腐剤の乾燥を待ちつつ、配線用の穴あけ。
内側は磨いてすらないけど、軽く防腐剤を縫っておきます。
楢の壁がいい感じ。
でも桜の補強はすごい継ぎ接ぎ感(^^;
前編、後編で終わる予定が今日はここまで!
前の扉は、木材もないけど丁番もないので丁番待ち。
木材はなんとか継ぎ接ぎで板を作り出そうと思います。