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20cmキューブ水槽にメガパワー2045を導入(水槽崩壊) - 後編

GEX メガパワー2045というキーワードでたくさんの方に訪れて頂いています。

この記事は全くの初心者の頃に書いたものですので、GEX メガパワー2045のレビューを追記すると同時に全体を通して加筆修正しました。(2017.11.7)

 

▼前編

diy-kagu.hatenablog.com

 

濾過に不安があった水槽にGEX メガパワー 2045という外部フィルターを導入しました。また、これにあわせて寂しかった水槽に生体を追加することとし、エビを3色各3匹購入しました。

 

事前の準備は、大惨事とともに前編で紹介した通りです。今回は、水合わせの終わった生体を水槽に追加し、「GEX メガパワー2045」を稼働させます。

「GEX メガパワー2045」開封!

初めての外部フィルター、初めてのまともなフィルターです。これまでは、過去のブログにあげた通り、水槽にセットでついてきたGEX サイレントフロースリム(写真左)や、今となっては失敗だったと思う水作 エアフィットプラス S(写真右)を使っていました。

 魚を死なせたくない思いから、アクアリウムに関する情報を調べ、濾過について調べ、この2機種では「生体ろ過」あるいは「生物ろ過」があまり機能していないということがわかりました。そこで今回、外部フィルターの導入に踏み切った訳です。意外と安かったのも決め手でした。

 

▼パッケージも、1000円以下の安物フィルターとは別物です。

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▼非常にシンプルな構造です。

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▼濾過槽は単純な「タンク」でしかなく、ポンプは水槽の中に設置します。

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ろ材を詰めた濾過槽に、水中に設置したポンプから水を送りこむ

という非常にシンプルで分かりやすい構造です。

しかし、一方で欠点もありますが、それは1年以上使用した後に追記したレビューで紹介します。(本記事の一番最後)

 

▼「適合水槽 約10~35L」とあります。僕が水槽は20cmキューブ水槽で「8L」。

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▼中身はぎっしり。新品なのに箱がパンパンで膨れ上がっています。

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▼濾過槽、ポンプ、ホース類、説明書などなど。

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濾過槽は、事前の予想通り見た目も良く、蓋が四角いお陰で安定しておくことができます。サイズは20cmほどで、20cm水槽の横や後ろにおけばぴたりと一体感ある見栄えとなります。いい感じ。

 

「GEX メガパワー2045」組み立て!

 説明書をじっくり読んで、間違えないように組み立てていきます。まずは、本体のOUT(排水)側の四角い蓋を左回しにねじって開けます。これがなかなか硬いです。

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▼パカリとあきます。

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中には、ストッパーと、ろ材が収まっています。ストッパーは両端にあり、方向を間違えないように気を付けなければなりません。

 

▼ろ材はこんな感じ。

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付属の「メガバイオカーボン」は、ただの活性炭?なのかわかりませんが、吸着濾過を不要と考える向きもあるようなので、活性炭がダメになった際には、リングろ材に置き換える予定です。

2つ入って300円ちょいですから、濁りが気になる場合には買ってみます。

付属のリングろ材は「クリーンバイオリング」というそうです。

3袋入っています。念のため、水ですすいでおきます。

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▼スポンジ、活性炭(メガバイオカーボン)、ウール。

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 こちらも水ですすぎます。活性炭(メガバイオカーボン)は何度も洗ってようやく水が透明に。なんだか活性炭以外にも入っているようです。

 

▼すべてきちんと戻して完成です。

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水の流れている様子が見えて面白そうです。

 

▼なお、横置き・縦置き、どっちでもOKです。

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「GEX メガパワー2045」設置&稼働!

早速設置していきます。説明書に従い、ホースやパイプを接続していきます。

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なんだか嫌な予感がします。これは、パイプが長すぎます。というか、我が家の20cmキューブ水槽には収まり切りそうにありません。

 

▼案の定、大きく吸水パイプが飛び出て見た目最悪です。

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ポンプもキスゴムだけの固定では不安定です。これは工夫が必要そうです。

 

▼悩んでいると説明書にこんな記載を発見。

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「モーターを上方にもってきてセットすることもできます」とあります。

モーターを上方にもって来たいんじゃなくて、水槽の深さが足りないわけですが、これで解決できそうですね。

 

▼素晴らしい!綺麗に収まりました。

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この時改めてポンプのつくりを見ると、左右非対称になっています。

この写真の向かって左側面は平らですが、右側面は出っ張りがあります。そして、そのでっぱりが水槽にフィットし、安定するようです。つまり、この向きでポンプを設置すれば、キスゴムだけでもぐらつかず安定します。もちろんホースに持っていかれそうになりますので、ホースをうまいことレイアウトして、ポンプをうまいこと水槽に押し付けてやる必要がありました。

 

 

続いて、排水側をセットします。

こちらはホースをつなぐだけなので簡単です。

排水は2パターンから選択できます。

シャワー式か、そのまま注ぐかです。シャワー式は、水槽が小さすぎてパイプが収まらないため、そのまま注ぐタイプを選択しました。

▼そこで排水パイプを支える、このキスゴム。

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一方にパイプを掴むクリップが備わっています。こいつがとんでもないへたれで、ぐにゃぐにゃ安定しません。仕方がないので、ホースをうまくレイアウトし、ホースの戻ろうとする力で安定するよう苦心することになりました。

 

▼そしてスイッチオン!

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動きません!!!

 

そう、水量が少なすぎたのです。

水を足して、改めて電源を入れると、無事稼働しました。

 

生体追加

ここまで散々な目に合わせてしまった生体たち。仕上がった水槽に戻してあげましょう。たっぷり水合わせをしたエビも投入します。

 

まずはドジョウ。

水槽に入れてやると、なんだか落ち着いています。ようやく戻れた感じでしょうか。このドカンと水草は作りものです。レイアウトを考えるまでは、暫定としてこの2つの置物を置くことにしました。(写真ではもうエビも入っちゃってます)

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続いてエビ。

ボケちゃってます。水質が合わなかったりすると、暴れるそうですが、すぐに落ち着きました。心なしか、色も到着時より良くなっている気がします。

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手を動かして、砂をあさっている感じです。お腹がすいているのかな?

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濾過槽は、こんな感じで水槽裏に設置。水槽とサイズがほぼ同じなのでぴったり収まっています。

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で、エビは落ち着いたものなのですが、ドジョウが大興奮!

エビを入れたとたん、大暴れです。狭い水槽なので、たまにエビにヒットしてエビが吹き飛びます(^^; まずいかな~と思ったのですが、30分もするとすっかり落ち着いて、お互いを攻撃したりすることもなく、良い感じです。

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生き物が増えて、水槽がにぎやかに、楽しそうになりました。

あとはレイアウトを考えなくてはなりません。流木?岩?こけ?どうしようかな。

 

こうなりました。

水槽:GEX グラステリア 200キューブ(20cm*20cm*26cm)

濾過:GEX メガパワー2045

底砂:スドー ボトムサンド

餌:コメット 川魚の主食ひかりクレスト コリドラス

生体:シマドジョウ 2匹、チェリーレッドシュリンプ3匹、イエローチェリーシュリンプ3匹、オレンジチェリーシュリンプ3匹

 

レビュー:GEX メガパワー2045(1年経過後追記)

なぜかこの記事には「GEX メガパワー2045」というキーワードでたどり着く方が多いことが判明しまして、折角なのでレビューを追記したいと思います。実は約1年経過した2017年末現在、GEX メガパワー2045は使用していません。

 これはGEX メガパワー2045が悪かったわけではなく、純粋に生体が増えて水槽も大きくなったため、ろ過能力が不足したことによるものです。

濾過槽について

GEX メガパワー2045の大きな特徴のひとつはその濾過槽の形状です。

極めてシンプルな円柱型をしており、他社の小型外部フィルター(※)と比較してもスペース効率の良さが際立ちます。また、同程度の容量でも細かく仕切られた他社の外部フィルターとは違い、余計な仕切りや流れを妨げるものがありません。

見た目が良いばかりではなく、自由にろ材を入れ替えて使うには最高の濾過槽形状だと思います。ただ、このシンプルな形状ゆえに、サブフィルター化したかったのですが、ホースが内径8mmということで諦めた経緯があります。

※他社の小型外部フィルターにはエーハイム アクアコンパクト 2005スドー エデニックシェルトV3があります。

水中ポンプについて

GEX メガパワー2045のような小型外部フィルターは一般的に水中ポンプを採用しています。水槽の中にポンプを設置し、そのポンプから濾過槽に水を送り込むわけです。この仕組みのお陰で、どんな状態からでもスイッチさえ入れれば水が周り始めます。濾過槽側にポンプがある場合には、ポンプまでの水を手動で引き込んでやる必要があります。

しかし問題もあって、最も汚れた水が通過する場所にポンプがあるため、ポンプが汚れやすいのです。ポンプが汚れると、流量の低下に直結します。

また、水中にポンプがあることで夏場は水温上昇を僅かに促してしまったり、水槽の中にポンプがあることで見た目もよろしくありません。

特に小型フィルターを設置する=水槽も小型です。つまり、水中ポンプは目立ちます。

音は静かですが、お世辞にも見た目は良いとは言えず、後述する流量低下も起きやすいです。ちょっとマイナスポイントですね。

流量について

前述の通り、水中ポンプを採用しているために流量低下が早いです。

そもそも容量自体が小さく、ホースも内径8mmという細いホースを使用しているため、すべての要素が流量低下につながってしまっています。

ろ過能力に余裕があるうちは良いのですが、スペックの上限の30L以上の水槽に使用してしまうと、流量低下が極めて速いです。特に水草が多かったりすると顕著で、ジャングル化した40cm水槽では1週間も持たず「ちょろちょろ」としか水が出なくなってしまっていました。

メンテナンス性について

濾過槽とホースの接続はワンタッチではいきませんが、水槽側の吸水部・排水部とホースの接合は簡単に取り外せます。しかし、水を止めるコックやタップのようなものはないため、取り外してすぐバケツに入れたり、ホースの口を指で押さえながら運ぶ必要があります。

その点を除けば、シンプルな濾過槽形状のお陰でメンテナンスは簡単です。

また、15L程度まで、あるいは20L以上でも水草が少なかったりすると、なかなか流量低下することも、汚れがたくさんたまることもなく、一般的な外部フィルター並みに数か月単位で使い続けることができます。

良い点

  • 見た目が良い
  • 構造がシンプル
  • 縦置き・横置き可能
  • 小型の割に濾過槽容量が大きい
  • 静か
  • 水量が少なければメンテナンススパンは長い
  • 安い(付属品も多め、ろ材も付属)

悪い点

  • 水中ポンプの見た目が悪い
  • ホースが内径8mmと特殊
  • 流量が3L/分と少ない
  • 水量や生体、水草が増えると一気に流量低下が進む(ポンプのパワー不足?)
  • 同様に生体、水草が増えるとメンテナンススパンが急激に短くなる