ドリリウム

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【BMW X1】N52B30エンジンについて

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E84の前期25iにはNAの3リッターエンジン、N52B30が搭載されています。

その他、多くの同年代の車に搭載されており、2004年から2015年まで5種類のラインナップが存在しました。なお、同じブロックで2.5リッターのN52B25エンジンもあります。ここの構成は先代のM54エンジンと同じです。

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【BMW X1】インテリアパネルの外し方とカッティングシート貼り(手順あり)

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我が家のE84の内装には、この時代のBMWの定番のシルバー塗装のパネルが使われています。これがあんまりなので、カッティングシートを貼ってみることにしました。

カッティングシートはこれを選びました。

3Mのダイノックシートといえば、カッティングシートの定番で評価も高いので安心して選択できます。また、木目はウッドパネルとしてはありがちなブビンガを選択しました。

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【スマートウォレット】クレカ派にオススメ。現金を使う機会が減ったので薄い財布を買いました。

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最近はインターネット上の買い物はもちろん、コンビニやスーパーでもクレジットカードが使えるのは当たり前になりました。自動販売機などでは、Suicaがあれば事足ります。兼ねてより現金を使う機会も減ったため、ポケットに入れるにはかさばる普通の財布から、薄いもしくはコンパクトな財布に乗り換えようと考えていました。

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【水槽の引っ越し】60cm水槽を自分で引っ越ししよう【2泊3日】

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来月、引っ越します。

転居先は、800kmほど離れています。

魚のことを考えれば、車に積んで1日で800kmを走破し、すぐに水槽を立ち上げるべきです。しかし、800km先への転居となると引っ越し業者の都合もあり、間一日開けた日程となります。2泊3日の旅程です。

 

この工程を、1番寒い1月に、熱帯魚を連れて移動します。

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ドライブレコーダー売れすぎでパッケージ簡略化?

ドライブレコーダーが強烈に値上がりしてて笑える - ドリリウム

やたら価格が高騰しているドライブレコーダーですが、今回購入したドライブレコーダーには驚かされました。

 

これ。

 

届いたのはこれ。

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ゼブラダニオは稚魚まで食べる!!!

ゼブラダニオの稚魚が生まれて3週間以上が経過しました。

ゼブラダニオの稚魚が生まれた!(親魚隔離~2週間の観察日記) - ドリリウム

 

すっかり大きく(10mm弱)になり、食欲も旺盛で元気いっぱいです。

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そろそろ隔離水槽から移しても良いだろうと思ったわけですが、我が家の水槽にはこれがいます。

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凶暴なアノマクロミス・トーマシーです。

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なんで2005年以降のBMWに魅力を感じないのか考えた

BMWばかり何台も乗り継ぎ、今やすっかりBMWの虜です。

しかし、どうしても2005年(正確には2001年の7シリーズから)以降のBMWに魅力を感じないのです。

漠然とした理由はわかっているのですが、今回車の買い替えにあたって色々と考え直す機会があったのでまとめてみます。

理由1:デザインとメーカーの劣化

2001年の7シリーズのフルモデルチェンジから始まったクリス・バングルによる新しいBMWのデザインは賛否両論を生みました。

正確にはクリス・バングルは1デザイナーだし、複数の候補からあれらを選択したのはBMWの取締役会ですから、彼個人を責めるのは間違っています。

この時期のBMWは経営的にも大変な時期で、役員が大幅に刷新されています。

おそらく我々部外者が及びもよらぬ社内の、特に意思決定に関わる部分が揺らいでいた時期であります。

 

正真正銘、BMWはこの時に変わったのです。

 

そんな中で登場したのが7シリーズ(E65)です。

BMW 7 Series E65

お世辞にも上品とは呼べないフロント、重苦しく不自然なリア。

何より普遍性に欠けた軽薄なデザイン。

 

例えば、日本では主力の3シリーズ(E90)

BMW e90

そして世界で主力の5シリーズ(E60)

BMW M5 E60

これらを格好悪いというのは簡単です。

例えばトヨタでも日産でも、メルセデスやアウディでも、新しい車は時に格好良く映るものです。特に車に興味のないユーザー層・興味の薄いユーザー層には、そうした軽薄な格好良さで十分です。

そこにこだわりはなく、オシャレ家電を買う感覚と何ら変わりありません。

軽薄な格好良さとは、新しさを感じるだけのデザインです。そこに作り手のデザインの哲学や、一本通った筋はありません。

 

それまで、BMWのデザインとは攻撃的だが保守的と評されてきました。

これはどういうことかというと、一見地味で控えめに見えるものの、よくよく見るとどこか男らしい、野性味や凄みを感じる味わい深いデザインでした。

昔から決して先進的で革新的なデザインの車は作りませんが、こうした安直に言えば渋さを醸し出すデザインをしていたわけです。

 

攻撃的だが保守的がどういうことかと言うと、長く所有していても見飽きることがないのです。

新しい車というのは、一見新しく格好良く見えても、3年もすれば見慣れ、モデルチェンジするころにはやや古臭く、新型に比べて見劣りする、ちんけで安っぽく格好悪い車に見えてしまいます。

しかし、それまでのBMWのデザインは決してそんなことはなく、確かに古臭くはなるかもしれませんが、決してちんけで格好悪くなることはありませんでした。

 

例えば、過去のBMWの集大成である5シリーズ(E39)です。

E39

こうしたデザインは2005年以降のBMWからはなくなりました。

※その後のモデルチェンジで、保守的なデザインに回帰しましたね!

理由2:ユーザー層の変化

理由1で示したように、車が従来と違う意図を持って作られると、購入層にも変化が現れます。

 

それまでのBMWオーナーはBMWの車の良さを気に入って所有しており、綺麗な状態を維持して車の良さを味わう傾向にありました。少し味付けを変えることはあっても、車と深く通じ合い、車との対話を楽しむユーザーです。

カスタムと言う名の改悪はもってのほかです。

 

2005年以降のBMWはデザインも目新しさを重視し、多くのユーザーにとって手軽に使ってもらえるようなユーティリティのために、最高級の走りとフィーリングを犠牲にし始めました。更にSUVやファミリーカーの販売を開始しました。

つまり、BMWの駆け抜ける喜びをちょっと減らして、もっと大衆に向けた車に注力し始めたのです。

BMW=駆け抜ける喜びであると信じていたユーザーからすると衝撃的な転換です。

 

この記事を書いている現在時点で、既にE90やE60の価値は底値に近付き、業者オークションでは10万円台でも狙えるようになっていますが、それでもE46やE39を乗り続ける人が多いことからも伺い知ることができます。

 

 

理由3:ロングライフとDIYの敷居

BMWではロングライフエンジンオイルを採用しています。

30年以上前から環境のことを考えた車作りをしてきたドイツの自動車メーカーとしてはある意味当然の選択と言えます。

 

これは特別なオイルを採用しているわけではなく、エンジンのメカニカルな要素に頼っています。だからこそ基準となる距離はあるものの、実際の交換サイクルは乗り方に応じて決まるのです。

 

当然ながら渋滞の多い市街地を走るシビアコンディションと、高速道路や田舎の道ではオイルや車の各部品の劣化スピードは異なります。

このロングライフエンジンオイルには賛否両論ありますが、色々なエンジンの中身を見ている人なら断言できます。

長く乗りたいならロングライフはあり得ない。また、フィーリングを重視する人にはロングライフはあり得ないのです。

 

規定値通りにオイル交換をして、10万kmを待たずエンジンOHが必要になった例を私は見ています。

もちろん3年か5年程乗って次に乗り換えるようなユーザーには関係ないでしょう

しかし、長く維持するにはロングライフは論外です。

エンジンオイルの役割を考えれば、当然の結論でしょう。ちなみにエンジンフィーリングは普通に落ちていくので、BMWのエンジンが好きな人にはロングライフはあり得ないことは言うまでもありません。

 

BMWは愛車に長く乗ろうというユーザーを大切にし、30年以上前の車の部品であってもまだ作り続けてくれています。しかし、こうした層を切り捨て始める日も近いのではないでしょうか。

環境対策としてのロングライフエンジンオイルには賛成です。

しかし、結果として車の長期維持を困難にし、車の買い替えを促すようではそれはエコとは言えません。

 

数十リットルのエンジンオイルと、車1台。

どちらが環境をより破壊するかは考えるまでもありませんね。

 

そして、DIYに優しいのもBMWの特徴でした。

未だに整備性は悪くなく、整備の情報や部品の情報、部品の調達は容易です。

しかし、オイルレベルゲージがありません。

日頃からオイルの状態や量を正確に知るためのツールが、大まかな量しか判定できないセンサーに置き換わりました。

些細なことのようですが、BMWとDIYが好きなオーナーの心を冷めさせるに足る大きなポイントだと感じています。

過去のBMW好きが進む道

こうした過去のBMWを愛する層がどう進むのかというと、一つは新しいBMWを受け入れることです。

決して悪い車ではありません。それまで以上に愛すことはできないにしても、未だに他のメーカーと比べれば走りの良さは際立っています。

 

最近はメルセデスの調子が良いようですから、おそらく試乗・所有したことがある人も多いでしょうが、同じドイツ車とはいえ全くの別物です。

メルセデスは、日本でいえばトヨタのようなもので、超つまらないです。CクラスとマークXあたりのブラインドテストをしたら、良い勝負になると思います。

私も新型が出たときに試乗に行きましたが、先代同様の期待外れでした。

 

そして次の選択肢が、趣味の車を持つことです。

例えばケーターハムやロータス、一部のポルシェやフェラーリであれば過去のBMWを好きな層も受け入れることができるでしょう。しかし、ポルシェを除けば実用性は低く、ポルシェの見た目は激しく好みが分かれます。

実用性と性能の伴った素晴らしいセダンやワゴンを欲しい人の受け皿は、一体どこにあるのでしょうか。

僕が選んだ道

僕が選んだ道は、過去のBMWと決別するために全く違う車を買うことでした。

ルノーのハッチバック然り、でかいごついアメ車のトラック然り。

僕はどうしても何台も車を持つことに納得できません。1台に気持ちや手間を注ぎ込みたいのです。

複数台に分散させたら、きっとすぐ気持ちが冷めてしまいます。だから、実用性のない趣味の車を持つことはできませんでした。

 

だから、妻にはルノーを買い、僕にはアメ車を買ったわけです。

フライパンで完璧な焼き魚スキルを習得した

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我が家のガスコンロにはグリルがありません。どうせ焼き魚なんて食べないし、グリル料理もオーブンで良いと考えていたし、魚を焼いた後の片付けも面倒くさいと考えたからです。

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【レビュー】フォード・エクスプローラー - 魅力ある内外装と中途半端な出来栄え、時代の終焉を感じる1台

2019年5月8日更新

先日、平成20年式のフォード・エクスプローラーを売却しました。

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このモデルを境に、エクスプローラーは洗練されたSUVになってしまいました。

大振りで逞しいデザインで迫力あるアメ車らしいアメ車は、このモデルで最後になってしまいました。

良かったところ

まずは良かったところをあげてみたいと思います。

しかし、思い返してもどうしても1つしか挙げることができませんでした。

 

静かでスムーズなエンジン

私が考えるアメ車といえば、どろどろとアイドリングから喧しいエンジンです。

排気量なりにトルクは太いが、ふけ上がりが遅いので車重と合わせて加速が悪い。そんなイメージです。

 

私が選んだエクスプローラーはV6の4Lエンジンが搭載されています。

V8エンジンと税制上の差がなく、あえてV6を選ぶ人は今となっては少ないかもしれません。

このエンジンは非常に静かで、アイドリング中は一切の音や振動を感じません。

回転数を上げても比較的スムーズで気持ちよく回転が上がります。

アメ車のイメージとはかけ離れた、とてもよくできたエンジンです。

 

パワーも十分で、2.5トンの重いボディを不足なく引っ張っていってくれます。

燃費は高速で9km/L、街乗りで4~5km/Lですから思ったほどは悪くありません。

一昔前の大きめのセダンと大差ない燃費です。

デザイン

最初、エクスプローラーを見た時の印象は良くありませんでした。

お世辞にも格好良いと思えなかったのです。

しかし、よく見ると味があります。

最近の車にあるようなゴテゴテした装飾はなく、余計なデザイン上のデティールも存在しません。

すべてのパーツがデカく、ドカンドカンと積み上げられて作られたような武骨さを感じます。

 

ザ・アメ車という感じです。

これに気が付くと、この車の外観をとても気に入り始めました。

 

内装も隙間だらけなのですが、それもそれで味わいのように感じられます。

 

一般的には悪い評価をされることが多いのかもしれませんが、結果的に私には好印象として残りました。

悪かったところ

乗り心地

乗り心地は悪いです。

私が考えるアメ車はゆったりとした動きで、それこそ船のような動きをすると考えていました。

しかし、フォード・エクスプローラーに関しては細かな路面の荒れでガタガタと揺れるし、段差でもダイレクトな突き上げを感じます。

船のような動き、大きな動きはあるにはありますが、こうした細かい動きのせいであまり体感はできません。

しかも、そもそも普通の車であれば揺れることもなくフラットに通過していけるような路面で大きな動きをしています。日本のコンパクトカーなどと比べても数段下のレベルです。

 

ラダーフレームであるということを加味しても「ちょっとおかしいのでは?」というレベルの乗り心地の悪さです。

エクスプローラーのライバル車種として、シボレーのトレイルブレイザーが存在します。価格はエクスプローラーよりずっと安いです。

しかし、このトレイルブレイザーはエクスプローラーとは全く違った乗り心地です。

 

まさにイメージ通りのアメ車と言った感じで、細かながたつきは一切感じず、ゆったりと船のように動きます。

快適と言っても良いレベルです。

 

エクスプローラーは、この「船のような動き」から脱却するために乗用車的な洗練さを求めてチューニングされていると聞きます。

しかし、ラダーフレームであることに変わりはなく、結果的に中途半端な仕上がりになってしまったのではないか?と私は考えています。

実際に、モデルチェンジしたエクスプローラーは全くの別物となりました。

このエクスプローラーは過渡期にいたわけです。

静粛性

トラックと考えれば当たり前ですが、うるさいです。

例えば砂が薄っすら路面にあるような状況では、ホイールハウス内に砂が舞ってとんでもなくやかましいです。

ごついボディの割には、外の音もよく聞こえます。

普通の車から乗り換えると、「あれ?どこか窓開いてるかな?」といった印象です。

ブレーキ

ここは日本車と通ずるものがあります。

ブレーキ性能が低いのです。

ローターの小ささを見るとよくわかりますが、車重が半分ほどのBMWより小さいブレーキです。これをでかいサーボで押さえつけています。

しかもディスクもパッドも減りにくきというおまけつき。

ブレーキフィールをこんな車に求めていませんが、ガツンと効き始める割にそこから踏み込んでもなかなか止まらないのです。

重いことはもちろん大きな要因ですが、それに見合ったブレーキが備わっていません。

一般的な速度域ならこれで十分という設計で、限界性能まで追い求めているBMWなどとは思想が完璧に異なるところです。

横揺れ

乗り心地の項目に書くべきですが、あえて別に書きます。

SUVなら多かれ少なかれ横揺れがあります。

特に本格的な四駆の場合には、分厚いタイヤの動きも設計のうちですから、どうしたって横揺れします。

また、そもそも背が高いためにコーナリングの際のGのかかり方も背の低い車より大きく、要するに普通に曲がっても体が滑るし荷物も吹っ飛んでいきます。

あと、横揺れは車酔いをする人には最悪です。

ドライビングポジション

アメ車に乗っていて何を言ってるんだと怒られそうですね。

ドライビングポジションはさっぱり決まらないし、シートの位置は高すぎるしで大変です。

視線が高いから近くも視界に入ってしまいますから、意外と運転していて疲れます。

 

まとめ

 

 

総じて言えるのが、中途半端なかわいそうな車だということです。

このエクスプローラーの1つ前モデルは典型的なアメ車、1つ後は欧州車のような洗練されたSUV。

その間に立たされ、設計もどっちつかずで、結果として中途半端な出来になってしまったようです。

 

これはライバル車であるシボレー・トレイルブレイザーと乗り比べたことでより一層納得することができます。

トレイルブレイザーは典型的なアメ車のままだからです。

 

このモデルのエクスプローラーは、残念ながら乗り心地が悪いだけのアメ車であると言えます。

外観は魅力的ですから、シャシーやサスペンションのカスタムも視野に入れている方や、乗り心地なんて関係ない!という方であれば文句なしの1台でしょう。

ブログを書いている人

カタミチ

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