ドリリウム

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コトブキ パワーボックス45導入(中古・100円)

コトブキ パワーボックス45を導入します。

ヤフオクで100円で入札してたら落とせちゃったやつです。

いくら古いとはいえ、動作品です。まさか落札できるとは想定外。

 

 

濾過槽容量は、メイン水槽のGEX メガパワー2045よりずっと大きいですが、

中古品で色々心配ですから、まずは水草ストック水槽に導入します。

 

▼現在の水草ストック水槽。水中ポンプにウールを巻いてそのまま沈めています。

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到着したパワーボックスを開封してみます。

最初の方は撮影を忘れてしまいましたが、とても綺麗です。ほとんど使っていなかったか、あるいは扱いが丁寧だったか。外部フィルターは普通はしまってありますから綺麗なのは当たり前かもしれません。

 

▼ろ材を取り出したところ。

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中には純正のろ材が入っています。スポンジも全然へたっていません。

左のろ材は、黒いスポンジと白いウールがくっついているものが使われているようです。

 

▼コトブキ パワーマットという名前でまだ売られています。

 

コトブキのサイトでも、このパワーボックス45の情報はあまり出てきません。

一体いつからいつまで販売されていたものなのでしょうか?

 

さて、思いのほか状態は良いですが、流石にろ材は流用する気になりません。

パワーマットを買ってもいいですが、そこまでするのももったいないので、手持ちのウールを適当に切り出します。ろ材は手持ちに詰め替えます。

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▼そして、これまた手持ちの内径12mmホースをセット。

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このホースは内径12mm、外径15mmということでホースのロックナットを使えません。仮でタイラップを巻きましたが、心配なので外径16mmのホースを注文しました。

 

また、水漏れも心配なので、バケツに入れます。

 

ホースを適当に沈めて、パワーボックス45とシールが貼ってある呼び水ボタン(?)をしゅこしゅこと押し込みます。

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壊れてもおらず、動作良好です。

しかし、水槽と濾過機本体の高さが同じですので、水をなかなか吸ってきません。本来は水槽の水面よりずっと低い位置に本体を設置させる必要があります。

仕方がないので、吸水側のホースに水中ポンプを押し当てて、水を無理やり送り込みます。

 

排水側のホースから空気がぽこぽこと出てきて、数分水を送り続けると排水側から水が出てきました。すかさず本体を電源に接続すると、無事作動!

 

100円の中古品でしたが、状態も良く、動作も完璧。

本体の大きさに比べ、ろ材の量が少ない気がしますが、これは古さ故仕方がありません。

 

▼動作中

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濾過槽容量が水槽の容量の半分から3分の1くらいあります。

濾過能力が過剰な気がします。

これまた1円で買った60cm水槽が届けば、ちょうど良い感じになりそうです。

エビの孵化に先立って、稚エビの迎え入れ準備

チェリーシュリンプを導入してしばらく、抱卵したエビが2匹います。

もう1匹もまもなく抱卵しそうな雰囲気です。

 

 

さて、稚エビを迎え入れるにあたって、準備をしました。

準備というのは、GEX メガパワー2045の吸水口のスポンジの入れ替えです。

 

GEX メガパワー2045の吸水口は、粗目の黒いスポンジがついています。

これでは、稚エビが吸い込みれてしまいそうということで、目が細かいスポンジに交換することにしました。

 

そんな都合の良い交換部品は売っていませんので、

ホームセンターで格安スポンジフィルターを購入してきました。

 

▼ なんか、500円くらいの安いやつ。

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こういう形のスポンジ単体も売っていましたが、こちらのスポンジフィルターの方が安かったです。

 

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で、いきなりスポンジを入れ替えるのは怖かったので、しばらくこのスポンジフィルターを水槽内で稼働させ、1~2週間経った頃にスポンジを交換することにしました。

 

サイズは計っていませんが、つくはずです。

つかなかったらタイラップがあります。

 

▼つけました。

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思っていたよりいい感じです。

リフト量もかなりのものです。

水作のエアフィットプラスよりよっぽどリフト量はあります。

 

エビの孵化には3~4週間かかるようなので、2週間はこのまま稼働させ

2週間後にGEX メガパワー2045のスポンジと入れ替えます。

ヤフオクアクアリウム

怖いですね。

 

僕が好きな車のジャンルですと、大抵のものは需要があって、安過ぎる価格で落札できることは稀です。そもそも自動車部品となると元の価格がアクアリウムとは大きく違います。

もちろん物によりますが、1万円なら安い、10万円なら普通、100万円なら大物です。指ほどもない部品が1万円以上するのも当たり前です。自動車を趣味とすれば、当然のように投入する資金は100万円を軽く超えることになります。

 

 

しかし、アクアリウムでは僕が初心者ということもあって、数千円で悩み、1万円なら高嶺の花と決めつけて手を出しません。数百円でも、小さなパーツなら悩んでしまいます。

 

 

そんななか、ふとヤフオクを眺めた折、1円とか100円開始で出品されていた良さげな物に入札しました。残り時間は7日とか5日とかで、当然無理だと決めつけての入札です。落とせたらラッキー(ありえないけど)、という心境での入札です。

 

 

で、結果はというと、しばらくたって忘れたことに落札の通知が立て続けに届くことになりました(^^;

 

落札したのは以下の3点です。

  • GEX マリーナ600 新品 1円
  • GEX クリアライト CL-601 新品 1円
  • コトブキ パワーボックス45 中古 100円

 

もちろん送料はかかりますが、破格で入手できたことになります。水槽とライトなんて置き場もなくていらないです。濾過器はケースだけ使って自作しようかと考えていた時の気の迷いで入札しています。

 

 

とりあえず、プラケースにアップグレードしたばかりでもったいないですが、全部合わせて水草ストック水槽にしようかと考えています。

一応この濾過器が動いていれば、ちょっとした生体くらいは入れられそうだし。

自作外部フィルター用に格安濾過機(水中ポンプ式)を購入

これまで何度か構想(妄想?)をブログにあげてきた

自作外部フィルターのために、濾過機を購入しました。

 

以前の記事で、GEX イーロカが最もコスパが良いと言っていましたが、

ホームセンターではネット価格とは事情が少し異なりました。

最安濾過機(水中ポンプ式)はGEX コーナーパワーフィルターでした。

正確な価格を忘れましたが、650円くらいだったはずです。

イーロカより50円ほど安かったです。

 

GEXのサイトを見ると、兄弟機種?のようですね。ほぼ同じようなものみたいです。

 

こちら。

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パッケージを見ていくと、よくある内容が書いてあります。

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安物なのに、付属品たっぷり。

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使い方も多彩。

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底面にも使える。

多彩だぞ。

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付属品たっぷり。

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なんだか、価格が2倍以上するGEX サイレントフロースリムよりよっぽど良さそうです。もちろんGEX サイレントフロースリムは見た目がスマートで静かという良さはありますが、それを除けばGEX コーナーパワーフィルターの圧勝な気がします。

 

僕にはGEX コーナーパワーフィルターの方が良いものだと感じられました。

と、いうことで、折角ですが外部フィルターのために改造を受けるのは、GEX サイレントフロースリムになってもらうことになりました。

 

 

楽しみ。

 

濾過機をバラシてポンプだけ沈めるよ

昨日に引き続き、水草ストック水槽です。

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濾過機(GEX サイレントフロースリム)が入っていますが、水流が弱すぎて水が淀んでいます。少しは水が動いているから、これで問題ないのかもしれませんが、ちょっと心配です。

 

GEX サイレントフロースリムは、頭を少し出すくらいの水位ですと、もう少し水流があります。ポンプ単体で見ると、それなりの水流がありますから、ここまで弱いのはちょっと不可解です。全く水面が動かない程度の水流しかありません。

分解して検証してみると、どうやらポンプからの水流が、ここ(下図赤線・ろ材の後ろ)の隙間から溢れてしまっているようです。

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ここから漏れてしまうと、濾過機のここ(下図赤枠)から水流が逃げてしまい、吐出口からはろくに水流がでないということになります。

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そのために、濾過機の頭を少し自ら出せば、水流が強まったのです。

 

 

濾過機の頭を自ら出すか、隙間を塞いでも良かったのですが・・・。

そもそも水草ストック水槽に濾過機がそこまで必要とは思えず、

 

▼こうなりました。

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GEX サイレントフロースリムの水中ポンプだけを抜き出しました。

水中ポンプの吸水部にゴミが詰まってもいけないので、ろ材用のウールを巻いてタイラップで留めています。

 

水流は、超強いです。

毎分3L(たぶん)を直噴射です。

 

 

 

これで淀みは取れてくれるはず。

安物買いの・・・1000円照明

水草ストック水槽に光をあててやるため、照明を買いました。

 

普通の水槽用照明はどことなくもったいないのでヤフオクを見ると、

クリップライトが3個セットで1000円!迷わず落札してしまいましたが・・・。

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あれれ、クリップライトは1つで、大きな2つはスタンドタイプだった(^^;

まあ固定はできるから問題はありません。

クリップライトはE17(25Wまで)、スタンドライトはE26電球が使えます。

 

 

それでは、電球を買います。(?)

小さなクリップライトには既に電球がついていますが、普通の電球です。

発酵式のCO2のボトルを温めるには良いですが、これから暖かくなってくると邪魔者になってしまいます。折角ですので、こちらも一緒に電球を買っておきましょう。(?)

 

近所のホームセンターへ行き、ワゴンセールコーナーでゲット。

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しかし、E26電球はセール品が見当たらず、Amazonでゲット。

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そしてセッティング。

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水槽にセッティング。

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電球4つ。

大分明るくなりました。

 

 

あとは、ろ過機をどうにかしたいです。

水流が少なすぎて、淀んでいる感じがします。

自作外部フィルターの悩み所2:給排水路と濾過槽内の密閉性

自作の外部フィルターに興味を持って調べていました。

作り方はとても簡単なのですが、一番の難所と言えるのが隔壁超えです。

 

外部フィルターの濾過槽として使うポットやタッパーやボトルなどに、吸水と排水の2つの穴をあける必要があります。

そして、そこをホースで連結します。

要するに、ホースで壁を超える必要があります。

 

もちろん、外部フィルター程度の圧でしたら、穴にホースを通してシリコンを充填しておけばほぼ問題ないでしょう。

 

しかし、心配性な僕はこういう時使う道具について調べることにしました。どういうものか想像はつくんだけど、名称がわからないから調べるのには苦労します(^^;

 

ホースニップル

これ。

一番最初に頭に浮かんだけど、呼び名がわからない。

探して行ったら、「ホースニップル」というらしい。

金属製もあれば、樹脂製もあり、L字になったエルボタイプもある。

左:カクダイ ホースニップル

中:カクダイ 樹脂製ホースニップル

右:真鍮 BC 一体型ホースエルボ

これらは基本的に工業用で、一般的な水槽やその濾過経路程度の圧なら屁でもない。

ホースニップルは、ホースを接続する側にはホース内径として8mmや10mm。一方でネジ側にはネジの規格である1/2や1/4、1/8といった仕様が記載されているはず。

後者の規格については、こちらで詳しい解説を見つけました。

参考:知って得する?豆知識

隔壁ユニオン、隔壁ソケット、隔壁継手

すべて意味合いは同じで、これこそまさにタンクの中から外へホースをつなぐときに使われる専用品。ホースニップル同様、基本的には工業用だから水槽にはオーバースペックになってしまう。

 

ボルトを締めこんで壁を挟み込んで、両端に上で紹介したホースニップルを取り付ける。あるいは左側の製品のように、最初からニップル状になっているものもある。

   

左:日本ピスコ ライトカップリング 隔壁(E7)タイプソケット CPSE7M-6

右:SMC 隔壁用ユニオン KQ2E06-00A

更に、ホースをボルトで締めこんで固定できるようなものもあって、これは水槽用の外部フィルター製品でも見られる構造ではあるものの、何せこういったものは工業用だから、水槽で使うような薄身のホースには合わない。

番外:汎用フィルターハウジング(濾過槽)

探して行ったら、そもそも汎用品のフィルターハウジング(濾過槽)も売ってた。これは工業用で、水槽用ではないし、水槽用としては安くもないので魅力はないけど。

給排水(実際の用途は油とか??)の口は、上で紹介したホースニップルが接続できる。

 

 

 

以上、ネットで調べた範囲の情報で、実際にはもっと手軽で手頃な商品がホームセンターにたくさんあると思います。

後日大きなホームセンターへ行って、よりアクアリウム向けで安価な商品を探してこようと思います。

 

ここで紹介したような、工業用部品を使えば、その点に関しては本当に一生、あるいは数世代にわたって使えると思います(^^; 

【自作外部フィルター】ポンプの選び方とコストパフォーマンスの比較

2019年5月9日加筆修正

外部フィルターを自作するために必ず必要になるのが「ポンプ」。

 

「ポンプ」を調達する場合の方法は2つあります。 

1つ目は、ポンプが内蔵されたろ過機からポンプを取り出す方法。

2つ目は、ポンプ単体を買う方法です。

 

2つ目のポンプ単体を買う方法の方が安価に決まっている。

そう思われる方も多いかもしれません。しかし、実は価格が逆転しているケースが多々あります。

 

実際に製品をピックアップしながら紹介します。

①ろ過機からポンプを取り出す

ろ過機とポンプの価格が逆転しているのは、主に低価格帯の製品です。

低価格ということは、ポンプのスペックが低い、と思いきやそんなことはありません。

単純なポンプの流量で言えば、90cm水槽程度まで対応可能なポンプが1000円程度のろ過機に内蔵されていたりします。

 

 

ろ過機を買うと、付属品が得られるのもポイントです。

 

特にコストパフォーマンスに優れた5機種を紹介します。

価格は、執筆次点のチャームさんの価格です。

また、流量は50Hzの地域の数値です。60Hzの地域では1.1~1.2倍程度の流量になります。詳しくは製品ページを参照してください。

コトブキ工芸 ミニボックス120N

ポンプはキスゴムが装着可能で形状は直方体です。

四角い箱状のため、加工のベースとして使いやすいです。

フィルター最上部にポンプが備わり、下から吸って、上から吐き出す形式です。

ポンプの吐出口にそのまま取り付けることができるL字の吐出口とシャワーパイプが備わっています。

1.8L/分という流量は最低クラスの流量で、外部フィルターとしては20cm水槽以下の小さな水槽でなくてはろ過性能が不足する可能性があります。

  • 価格:798円
  • 定格消費電力:2.3W
  • 流量:1.8L/分
  • コード長:1.0m

水作 スペースパワーフィットプラスS

定番の投げ込み式フィルターである水作のパワーフィットプラスです。

ろ材容量が大きなMサイズがありますが、ポンプ性能は同じです。

ポンプはキスゴムが装着可能で形状は三角柱です。コーナーに取り付けるようになっています。

フィルター最上部にポンプが備わり、下から吸って、上から吐き出す形式です。

上側にある吐出口には最初からL字の吐出口が備わっており、横方向に排水します。また、この吐出口は90度の首振りが可能で、なおかつ流量調整も可能です。シャワーパイプが付属します。

 

3L/分という流量は小型のポンプとしては必要十分以上の流量です。

例えば、GEX メガパワー2045という小型の外部フィルターがあります。

名前の通り20~45cm水槽に対応したコンパクトな外部フィルターですが、ポンプ性能は2.3L分です。(現実的には45cm水槽にはろ過性能不足?)

もし3L/分のポンプを使って外部フィルターを自作すれば、45cm水槽あたりがろ過性能の上限になると思います。

  • 価格:969円
  • 消費電力:2W
  • 吐出量:3L/分
  • コード長:1.2m

GEX イーロカ PF-201

よくカスタムベースにされる悲運のフィルターです。

とにかく安くて付属品が多いため、カスタムするためにまとめ買いする人もいるほど。

 

ポンプはキスゴムが装着可能で形状はやや丸みを帯びた直方体。

フィルター最上部にポンプが備わり、下から吸って、下から吐き出します。

ポンプ底面に吸水口・排水口が両方あるという珍しい形式です。

これもカスタムベースにされる理由のひとつかもしれません。

 

下側にある吐出口には最初からL字の吐出口が備わっており、横方向に排水します。

シャワーパイプが付属します。流量調整も可能です。

 

3L/分という流量は、先ほど「水作 スペースパワーフィットプラスS」の項目で説明した通り、必要十分以上の流量です。

流量だけ見れば、45cm水槽あたりまで対応できるろ過器を製作できるでしょう。

  • 価格:740円
  • 消費電力:4.6W
  • 吐出量:3L/分
  • 電源コード長:1.4m

GEX イーロカ PF-381

基本的な説明は上記「GEX イーロカ PF-201」に準じますが、付属品が異なります。

シャワーパイプは2本付属します。

ホース(内径13mm)を吐出口つなげることができます。

これは他のフィルターでも可能ですが、本製品では商品紹介ページに記載があることから、メーカーとしてもカスタムベースに使うことを想定しているのかもしれません。

 

5.6L/分という流量は、この手の製品のなかではかなり多い部類です。

例えば、GEX メガパワー6090という外部フィルターがあります。

名前の通り、60~90cm水槽に対応した外部フィルターですが、こちらの流量が6L/分です。

一般的に、「60~90cm水槽対応」と記載されている場合、90cm水槽ではろ過能力が不足するケースが多いです。(生体が少ない場合には90cm水槽でもOKでしょう)

 

もし5.6L/分のポンプを使って外部フィルターを自作すれば、60cm水槽あたりがろ過性能の上限になると思います。

  • 価格:982円
  • 消費電力:5W
  • 排出量:5.6L/分
  • 電源コード長:1.4m

GEX イーロカ PF-701

基本的な説明は上記「GEX イーロカ PF-201」「GEX イーロカ PF-381」に準じますが、更にシャワーパイプが1本増えて3本付属します。

 

また、更に流量は増加して9.5L/分という流量を確保しています。

例えば、GEX メガパワー9012という外部フィルターがあります。

名前の通り、90~120cm水槽に対応した外部フィルターですが、こちらの流量が8.5L/分です。

 

もし9.5L/分のポンプを使って外部フィルターを自作すれば、90cm水槽あたりまで不足なくろ過できるろ過器が自作できるでしょう。

  • 価格:1440円
  • 消費電力:8W
  • 吐出量:9.5L/分
  • 電源コード長:1.4m

まとめ

これまで紹介した5機種をまとめました。

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それぞれの項目で最も優れた数値は赤字にしています。

 

一番右に、価格に対する流量を追加してみました。

1円あたりの流量を示したもので、高いほど価格の割に流量が多いということになります。

 

結果としては「GEX イーロカ PF-701」が最も優秀。

とはいえ、毎分9.5Lの流量が多すぎるケースも多いでしょう。

その場合には「GEX イーロカ PF-381」のコストパフォーマンスが優れています。

 

ひとつ注意点があります。

外部フィルターを自作する場合、設置場所にあわせてポンプの最大揚程を考えなければなりません。

ポンプの最大揚程が、ポンプと水槽の高低差以上を上回っている必要があります。

しかし、ここまで紹介したポンプは投げ込み式フィルターに内蔵されるポンプです。

そのため、最大揚程が明記されていません。

あまり高低差があると表記通りの流量は確保できないと考えた方が良いでしょう。

 

  • 一番安く済むのがGEX イーロカ PF-201」(毎分3L & 740円)
  • もうちょっと流量が欲しければ「GEX イーロカ PF-381」(毎分5.6L & 982円)
  • 更に流量が欲しければ「GEX イーロカ PF-701」(毎分9.5L & 1440円)

②水中ポンプ単品を買う

続いてポンプ単品を買う方法です。

ポンプ単品を買う場合には、テトラの交換用ポンプとエーハイムのポンプが有名です。

 テトラの交換用ポンプ

定番中の定番の外掛けフィルターである、「テトラ オートワンタッチフィルターシリーズ」の交換用ポンプです。

▼誰もが一度くらい使ったことがあるかもしれません。

 

35cm水槽まで対応した「AT-30用の交換用ポンプ

50cm水槽まで対応した「AT-50用の交換用ポンプ

60cm水槽まで対応した「AT-60用の交換用ポンプ」 

など、いくつかのバリエーションがあるのですが、いずれも先ほど紹介したGEX イーロカシリーズの内蔵ポンプと比べると流量に比べて価格が高いです。

また、GEX イーロカシリーズを始めとした投げ込み式フィルターからポンプを取り出す方法には「最大揚程がわからない」という欠点がありました。

これは、テトラの補修用ポンプにも言えることです。

 

そのため、カスタムベースとしてあえて テトラの交換用ポンプを選ぶ理由は少ないと言えます。

 

エーハイムのポンプ

テトラのポンプと違って、単体で販売されているポンプです。

これまで紹介したポンプと異なり、最大揚程が明記されているのがポイントです。

また流量も非常に大きいです。

製品名 流量(毎分) 最大揚程

価格
2019年5月11日時点
Amazon.co.jpにて

エーハイム コンパクトオン 300 5L 0.6m 1368円
エーハイム コンパクトオン 600 10L 1.0m 1963円
エーハイム コンパクトオン 1000 16.6L 1.4m 2458円
エーハイム コンパクトオン 2100 35L 2.4m 6940円

これまでのポンプでも同様の注意が必要なのですが、ポンプは水を持ち上げるのが苦手です。

 

例えば、水中でポンプを稼働させればその流量は最大限引き出されます。

しかし、水を持ち上げようとすれば流量は高低差に応じて落ちます。

ポンプの性能として表示されている最大流量は、ポンプと水が同じ高さにある場合に発揮されます。高低差が生まれた場合は徐々に流量が下がります。

それ以外のポンプ 

毎分3L & 740円の「GEX イーロカ PF-201」が圧倒的コストパフォーマンスを誇っていたため、ここではそれを超える水中ポンプを探してみました。

チャームさんでは取り扱いがないため、Amazonから探し出しました。

 ノーブランド 毎分5.3L  410円(2017/5/6時点・Amazon.co.jpにて)

 ノーブランド 毎分3.3L 430円(2017/5/6時点・Amazon.co.jpにて)

 ノーブランド 毎分6.6L 920円(2017/5/6時点・Amazon.co.jpにて)

怖いですね。

上記あやしいポンプたちはUSプラグとなっていますが、USプラグであれば日本でそのまま使えます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

コストパフォーマンスで考えるとGEXのイーロカが圧倒的です。

 

小型~中型の自作外部フィルターを製作する場合や、高低差のない環境で使用する場合にはGEX イーロカシリーズからポンプを取り出す方法がベストでしょう。

しかし、本格的な自作外部フィルターを製作される場合には、最大揚程が表示されているエーハイム コンパクトオンシリーズがオススメです。

エビが更に抱卵!

暖かくなってきたおかげか、エビがもう1匹抱卵しました。

最初はダメかと思いましたが、順調に安定へ向かっていっているようでうれしいです。

 

こちらが新たに抱卵したエビです。

朝、明らかに様子がおかしかったです。1番大きい目立つ個体ですが、普段は泳ぐ姿を見たこともありませんでした。しかし、その日の朝は水面近くを泳ぎ回っていました。脱皮したようなあとも。

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こちらが先日抱卵した個体です。

今日抱卵した個体の方が、体は大きく、卵も多いように見えます。

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生まれる頃には、水草がもう少ししげって、稚エビの隠れ家ができていてくれるといいんですが・・・。

GEXサイレントフローって意外と水草に良さそう

僕の一番初めの水槽は、GEXの20cmキューブ水槽とろ過機(サイレントフロー)のセット品でした。最近40cm水槽とGEXメガパワー2045へ引っ越し、20cmキューブ水槽は空きとなっています。

一方で、サイレントフローは水草のストック水槽に設置しています。

 

生体なしの水草ストック水槽にお金をかける気はなかったため、サイレントフローを使いまわしていましたが、きつきつのストック水槽内で場所を取るため、何か良い代替はないかと探していました。

 

小型のものであれば、スポンジフィルターや底面フィルターが考えられますが、いずれも安価・小型なものはエアポンプを使います。どうやら水草にはエアレーションは良くないらしく、ポンプ式が望ましいです。

そうして行きついたのが、ポンプを使った自作の小型外部フィルターです。

 

色々調べて、ちょっとホームセンターへ足を運んでみようと思ったのですが、改めて考えるとサイレントフローが意外に水草水槽に求められる要件を満たしていることに気が付きました。ただし、水流はかなり弱い。

実際に、GEXのサイトでも、以下のような記載がありました。

小型熱帯魚はもちろん、水質に敏感なシュリンプややさしい水流を好むメダカの飼育に適しています。また水中式なのでCO2添加の水草育成水槽にも最適。

熱帯魚 観賞魚 アクアリウム用品 水槽 水中モーターフィルター サイレントフロー

 

こうして考えると、場所のためにろ過機をどうこうするなら、1000円くらのプラケースでも買って場所を増やした方が良いような気がしてきました。

 

一応、500g入りのワセリンがあいたばかりなので、これで作ろうと思っていたのですが、サイレントフローをばらすのはもったいないかな~。

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ブログを書いている人

カタミチ

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