ドリリウム

趣味をとことん突き詰めるブログ。高知 / 釣り / DIY / バイク / 車 / 家具制作 / アクアリウム / BMW / 地方移住 / ルノー・ルーテシア

グランド・ツアーがつまらない問題

Top Gearのあの3人が、Amazon Primeで送るThe Grand Tour(グランド・ツアー)がつまらない。というのは言い過ぎですが、好意的に見ないことには白ける部分が多いのも事実です。

 

Top Gearの演出やジョーク、ユーモアは優れたもので、視聴者からするとこの3人がすごいのか、演出を担当する制作陣がすごいのかはわかりませんでした。(少なくとも映像関係はTop Gearがダントツに良かった)

あいつなら次こういうだろう、みたいに振っておいてそのまま言わせてみたり、わざとらしい露骨な演出や、ユーモアにかけた表現、予想を上回らないトーク。ぐだぐだ気味な企画など。Top Gear(の制作陣?)が優秀だったかが、透けて見えてしまいます。加えて、翻訳(字幕)の質が低いせいでそれらの欠点が更に強化されてしまっています。翻訳がまともになるだけで、あと2.5倍くらい楽しめると思います。 

続きを読む

【はてなブログ】読者になる以外に気になるブログをチェックする方法は?

はてなブログ界隈をうろうろしていると、面白いブログを見つけたり

ブログを通して興味を持つ人が見つかったりする。

 

そうすると、その人のブログをチェックしたくなるんだけど、

常に更新をチェックしたいブログ、

たまーに時間があるときに見たいブログ、

特定のジャンルだけチェックしたいブログ、

読者になってくれた人のブログ、

気になる記事が一つあってその後も気になる記事がでてくるかもしれないブログ。

 

そんなブログがたくさん溜まっていきます。

 

常に更新をチェックしたいブログは、間違いなく読者になるのですが

その他のブログをいい感じにチェックする方法ってないものでしょうか?

 

やはり、アナログにブラウザのブックマーク登録をしたり

はてなブックマークを活用するしかない?

 

はてなブックマークが気になるけど、なんだか独自の進化を遂げていて(そう見える)、いまいちとっつきにくい。

一方ですべて読者になってしまうと、通知が多すぎていやになる。

 

読者になったブログの更新状況が表示される「購読中のブログ」をブログごとにわけられたらいいのにな。

樟のダイニングテーブル その4 - 大仕事、切断(前半)

f:id:katamichinijikan:20180812135441p:plain

樟のダイニングテーブルの材料が、大体揃いましたので、切ります。今回は無垢の一枚板を探して出してきて購入していますので、カットしなければなりません。普段は過去の記事で取り上げたように、極力カットはお店にお願いするのですが、無垢の一枚板となれば致し方ありません。近所の住人がいない隙を見て、一気にカットしていきます。

 

今回カットするのは、①樟の天板の両端。そして②脚用の樟の一枚板を真っ二つ。最後に③脚と脚をつなぐ欅の柱と適切な長さと太さにカット。

f:id:katamichinijikan:20170202094834j:plain

①脚の台座、紫。

②脚。ピンク。

③柱。赤。

 

まずは、簡単そうな②の脚から始めます。おおよそのサイズは、巾500mm、厚さ45mm。

f:id:katamichinijikan:20170206111841j:plain

1枚板を台にセットし、鉄のアングルをクランプで固定し、ソーガイドとします。使うのはライフソー。刃はライフソー 9寸目 265mmです。縦横斜め挽き。ソーガイドとセットで買ったもので、期待はしていません。

 

f:id:katamichinijikan:20170206130122j:plain

 

最初は感覚を思い出しつつ丁寧に、慣れてきたら余計な力もかからずすいすいと。木の水分量が多いのか、後に切った欅と変わらないくらい進みが悪いです。刃がアングルに接触して音を鳴らすのが心臓に悪いです。これは刃がすぐにダメになるなぁと思いつつ、切断。

f:id:katamichinijikan:20170206112219j:plain

 

どうでしょう?素人がまともに初めて切ったにしては上等な切断面な気がします。僕としては大満足。後から言い訳をするようですが、利き手が負傷しており、左手で切りましたが、単純な動き故、割とすぐ対応できました。

f:id:katamichinijikan:20170206112336j:plain

 

立ててみると、きちんと自立します。上下逆さでも自立。

f:id:katamichinijikan:20170206112441j:plain

 

切ってイメージがつかみやすくなりましたので、外側に使う面を選びます。

 

1枚目 木裏

f:id:katamichinijikan:20170206112522j:plain

1枚目 木表

f:id:katamichinijikan:20170206112619j:plain

2枚目 木裏

f:id:katamichinijikan:20170206112701j:plain

2枚目 木表

f:id:katamichinijikan:20170206112728j:plain

 

マスキングテープが貼り付けてありますが、どちらも木裏を外側に使うことに決めました。天板もそうですが、木裏の方が面白い表情をしています。特に縦に走った割れは、この板に決めた決め手の一つでもあります。

 

 

長くなったので分けます。

 

 

樟のダイニングテーブルのすべての記事

その1:樟のダイニングテーブル その1 - 欅の角材が届くも… - ドリルを買ったから家具を作りたい

その2:樟のダイニングテーブル その2 - 欅の角材を縦挽きする決意 - ドリルを買ったから家具を作りたい

その2.5:樟のダイニングテーブル その2.5 - 素人が鋸で硬い木を綺麗に縦挽きできるかな? - ドリルを買ったから家具を作りたい

その3:樟のダイニングテーブル その3 - 脚用の1枚板が届いた - ドリルを買ったから家具を作りたい

その4:樟のダイニングテーブル その4 - 大仕事、切断(前半) - ドリルを買ったから家具を作りたい

その5:樟のダイニングテーブル その5 - 大仕事、切断(後半) - ドリルを買ったから家具を作りたい

その6:樟のダイニングテーブル その6 - 天板裏を塗装する - ドリルを買ったから家具を作りたい

その7:樟のダイニングテーブル その7 - 天板表を仕上げる - ドリルを買ったから家具を作りたい

その8:樟のダイニングテーブル その8 - 脚の制作 - ドリルを買ったから家具を作りたい

その9:樟のダイニングテーブル その9 - 楔止めホゾ加工 - ドリルを買ったから家具を作りたい

その10:樟のダイニングテーブル その10 - 楔止めホゾ加工の続き&脚部の仕上げ - ドリルを買ったから家具を作りたい

その11:樟のダイニングテーブル その11 - 脚部の仕上げと途中経過 - ドリルを買ったから家具を作りたい

その12:樟のダイニングテーブル その12 - 組み上げ準備、天板に鬼目ナット - ドリルを買ったから家具を作りたい

その13:樟のダイニングテーブル その13 - 完成 - ドリルを買ったから家具を作りたい

番外編:樟のダイニングテーブル 番外編 - 完成写真 - ドリルを買ったから家具を作りたい

番外編:Livos クノスの撥水力 - ドリルを買ったから家具を作りたい

 

 

すべての家具の制作記の目次はこちら

【BMWの維持】センサー故障の事例と緊急度一覧

2018.10.18 加筆修正

f:id:katamichinijikan:20180616160836p:plain

BMWでよくあるトラブルである「センサー故障」。

しかし、一言にセンサー故障と言っても、その緊急度や優先度はまちまちです。カムシャフトセンサー、O2センサー、エアマスセンサー、オイルレベルセンサー・・・いろいろなセンサーがあります。

すぐに直すべきセンサー故障もあれば、後回しにして良いセンサー故障もあります。

長らくBMWに乗っていれば、たまに警告灯が点いたり、ちょっとした異常は何とも思わないでしょう。しかし、BMWに乗り始めて間もないと不安が募ったり、頻繁に修理に出すことになってしまい、車を手放すことにまでつながりかねませんね。

 

もちろん、センサーが劣化をしているということは、良い状態ではありません。また、大抵は悪化の一途を辿りますから、いずれは修理が必要になります。

 

それが1年後なのか、5年後なのかは症状と運次第となります。

この先10年乗るのであれば、修理への備えが必要ですし

あと3年なら無視しても良いかもしれません。

 

この記事のオイル漏れ版ともいえる、オイル漏れの緊急度を紹介した記事もあわせて御覧ください。

diy-kagu.hatenablog.com

  

具体的に説明していきます。

続きを読む

【BMWの維持費】年間10万円あればOK!BMWの維持費をすべて試算しました。

✔ 2019年5月14日 加筆修正

この記事では

 ■ 2台の中古BMWの維持費の実例

 ■ あらゆる部品を網羅した維持費の試算

この2点を通して「維持費ってどれくらいなの?」という疑問にお答えしていきます。

 

この記事に辿り着いたみなさんは、BMWの維持費について調べたことがあると思います。

望むような答えが見つかったでしょうか?

おそらく見つかっていないと思います。

 

なぜなら、BMWの維持費は「乗り方」と「整備状況」によって変わるからです。

車といっても所詮はただの機械です。

負担の少ない使い方をして、適切に整備を施せば壊れません。

 

当ブログでは、中古BMWを買い維持するための様々な知識を紹介しています。

もちろん他の記事で維持費に触れたこともありますが、今回は実例と合わせて具体的な維持費の想定をしてみたいと思います。

なお、当記事の末尾にて維持費に関する記事のリンクを張っておきますので、更に詳しく知りたい方はそちらもご参照ください。

 

基本的なメンテナンス費用から故障まで、出来る限りの情報を詰め込んでご紹介します。

はじめに

ある2台のBMWの維持費の実例を紹介します。

なお、ここで紹介する金額は目安ですのでご注意ください。

ディーラーで整備すればもっと高くなります。

メンテナンスプランを練って計画的に整備したり、ディーラーより安価なショップやDIYを駆使すればもっと安くなります。

 

実例の紹介の後、維持費を以下の4項目に分けて解説・試算していきます。

基本的なメンテナンス 車の状態を維持するための基本的なメンテナンス項目です。
消耗品の交換 車を使うに従って徐々に消耗していく部品のメンテナンス項目です。
快適性を高めるメンテナンス 車を使うに従って性能が落ちる部品のメンテナンス項目です。
故障および定期的な交換を推奨される部品 経年劣化等によって劣化が進み、いずれ故障する部品のメンテナンス項目です。

もしあなたがBMWの購入を検討している段階であれば、以下の記事も是非あわせてご御覧ください。

実例紹介

中古で購入を検討される方も多そうな2車種の実例を紹介します。

3シリーズ(2005年式)5シリーズ(2003年式)という古い2台です。

 

この古い2台をピックアップした理由は2つあります。

ひとつは、3シリーズと5シリーズは流通量や購入を検討している方が多い車種だからです。

ふたつめは、これより新しいモデルになるとまだまだ故障知らずの車が大半だからです。意外かもしれませんが、10年落ち程度のBMWはほとんど壊れません。

 

ここではエンジンオイル交換のような基本的な整備項目は除き、故障修理にかかった費用を紹介します。

エンジンオイル交換を始めとした基本的なメンテナンス費用は後述します。

2005年式 3シリーズ(E46)の例

車種 3シリーズ(E46)
年式 2005年
保有期間 2011年~2015年
走行距離 11万km~17万km

走行距離が非常に多い1台です。

走行距離が17万kmを越えてなお、エンジンは極めて快調でした。

BMWのエンジンは非常に頑丈です。オイル交換さえ怠らなければ30万kmでも40万kmでも乗り続けることができるでしょう。

また、シビアコンディション(※)の走行が少なかった点もエンジンの状態を良く保つことができた要因でしょう。

 

※シビアコンディションとは、渋滞路の走行や短距離の走行を指します。

渋滞した道や近所への買い物はエンジンへの負担が大きくなるということです。これはエンジンの構造上致し方ないことです。

日本車はこのシビアコンディションに極めて強いです。

故障
故障部品 修理費用 備考
カムシャフトセンサー 17,000円 社外部品(Febi)を使用
スターターモーター 34,000円 中古部品(※)

※スターターモーターは滅多に故障する部品ではありません。そのため中古品に交換しました。新品は30,000円ほどです。

 

17万km以上走行したものの、修理費用が高額になるオルタネーターやコンプレッサー、燃料ポンプなどの故障はありませんでした。

オルタネーターやコンプレッサー、燃料ポンプといった高額な部品の故障は走行距離よりも運に左右されます。

20年経過しても壊れない場合もあれば、もっと早く壊れてしまうこともあります。

これは日本車でも同様で、日本車であっても20年経過するとコンプレッサーが壊れてしまうなどよくあることです。

なお、BMWでは特に高額なコンプレッサーに日本製部品を採用しています。

 

税金やオイル交換などの基本的なメンテナンスを除けば、4年間で計51,000円でした。

みなさんが気になるであろう「車検」は、特に故障がなければ税金車検の手数料しかかかりません。つまり、国産車と変わらないということです。

車検に合わせて基本的な整備を依頼したとしても、せいぜい10~15万円程度でしょう。

2003年式 5シリーズ(E39)の例

車種 5シリーズ(E39)
年式 2003年
保有期間 2015年~2018年
走行距離 6万km~9万km
故障
故障部品 修理費用 備考
タンクベントバルブ 14,000円 社外部品
オイル漏れ 35,000円 純正部品

税金やオイル交換などの基本的なメンテナンスを除けば、3年間で計49,000円でした。

いずれも走行に影響するものではなく、無視して乗り続けても良い程度の故障でした。こうした故障の緊急度を知ることも、BMWを安く維持するためのコツと言えます。

 

先ほどの3シリーズでも出てきた「社外品」の部品とは何でしょうか?

BMWの部品には、大きく分けて「純正部品」「OEM部品」「社外部品」の3種類があります。

「純正部品」はディーラーで購入できる部品です。

「OEM部品」は「純正部品」より3割程度安く、品質もほぼ同じです。

「社外部品」は「純正部品」より3~8割程度安く、品質はメーカーによってバラバラです。

BMWを安く維持するには、この部品の使い分けが重要です。

詳しくは以下の記事で解説していますので気になる方はチェックしてみてください。

維持費を振り返って

以上、やや古く維持費も高くなりがちな2車種の例を示しました。

 

良い車を選ぶこと、不要な整備をしないことに気を付ければ維持費は決して高くありません。

確かに日本車ほどの耐久性・信頼性はありません。

部品自体も高額です。

 

しかし、維持費を理由に購入を止めるほど、ハードルは高くありません。

そもそも車選びを間違えなければ10年落ちのBMWはほとんど壊れません。

また、車検費用に関しては国産車と全く同じです。 輸入車だから高くなることは一切ありません。

 

車選びに関していくつか記事を書いていますので、参考にしてみてください。

【中古BMW選び】車選びのコツとチェックポイント

こちらの記事では、車種ごとの注意点や維持の難易度を紹介しています。

【中古BMW】車種別徹底解説

基本的なメンテナンス

車を維持する上で必須となる整備項目です。

これを怠ると、短期的には影響は軽微ですが、長期的には車に負担をかけて余計な故障を招きます。

 

ある程度年数が経過した車で

「最近故障や不調が多いし、そろそろ乗り換え時期かな・・・」

なんて言われる車は、基本的なメンテナンスを疎かにしたことが原因です。

 

基本的なメンテナンスを、項目ごとに細かく解説していきます。

もし一覧だけ見たい場合には「基本的なメンテナンスまとめ」までお進みください。

 

なお、金額を「ショップ」「DIY」の2種類に分けて記載しています。

「ショップ」はディーラーやBMW専門店、街の整備工場など車屋さんに整備を依頼した場合の金額です。金額はショップによって違いますので目安としてください。

「DIY」は部品を購入し、自分で整備した場合の金額の目安です。

エンジンオイル交換

エンジンオイルの交換サイクルは、近年長期化の一途を辿っています。

しかし、実際のエンジン内部を見ると汚れやオイルの劣化は確実に進んでいます。

「10万km乗れれば良い」とか「フィーリングが悪化しても良い」というわけでなければ、メーカー推奨よりも短めのサイクルでの交換をおすすめします。

 

私は遅くとも3か月もしくは5000kmを目安に交換しています。

このサイクルを他人にまで勧めるつもりはありませんが、遅くても以下のサイクルでの交換をお勧めしたいです。

  • エンジン型式がNから始まるモデル(2005年ごろ以降):1年1万km
  • エンジン型式がMから始まるモデル(2005年ごろ以前):半年5000km

2005年あたりを境にエンジンが刷新されてNから始まるモデルに移行しています。

4気筒エンジンは3シリーズでいうとE46の後期、6気筒エンジンは3シリーズでいうとE90からNから始まるエンジンに移行しています。

なお、維持費を抑えるために安価なエンジンオイルを使用する場合、交換スパンを短くすれば全く問題ありません。

以下の記事で解説しています。

【相談#5】BMWに安いオイルを入れても問題ありませんか?

 

オイルの量は、エンジンによりますが5~7リットルくらいです。

欧州車はオイルでエンジンを冷やすという考え方があるため、日本車やアメリカ車と比べるとオイルの量が多めになっています。2000年以降の車は、カストロール社の化学合成油を純正指定としています。CASTROL EDGEで見ると、市場価格は5W-30で800円/1Lほどです。

なお、オイルフィルターは1000円~2000円ほどで購入できます。

エンジンオイルの交換1回あたりの費用例
DIY 8,000円
ショップ 20,000円
エンジンオイルの交換頻度

通常であれば1年1万km。

もし渋滞が多い道を走行したり、短距離の走行が多いという場合には頻度を上げて半年5000kmが望ましいです。

 

現在はBMW認証も取得済みのCASTROL EDGEが非常に安く手に入るため、こちらの使用をおススメします。

クーラント交換

純正あるいはそれ相応の良いクーラントを使っているのであれば4年。

安価な社外品を使用している場合には2年で交換をお勧めします。

明確に差を感じられるようなものではなく、クーラントの品質も向上しているため交換スパンはもっと長くても問題ありません。

 

ただ、実際には意識してクーラント交換をする必要はないかもしれません。

なぜなら、冷却系の修理のついでにクーラントが交換されるケースが多いからです。

 

安価なクーラントとというのは原液で1L1000円を下回るような、例えばこうしたもののことです。

一方で純正品や純正相当品としてはこちら。

使用量は、原液であれば2~4リットル。

希釈済みのものであればその2倍ほどです。

金額は安価なもので3000円ほど、高価なで5000円ほどです。結果的に長く使える純正品や純正相当品をオススメします。

クーラントの交換1回あたりの費用例
DIY 5,000円
ショップ 20,000円
クーラントの交換頻度

純正品や相当品の良いクーラントを使っている場合には4年に1回が目安です。

しかし、上述の通りクーラント単体で交換することは稀かもしれません。

ブレーキフルード交換

ブレーキフルードは、確実に劣化が進みます。

ブレーキのフィーリングや機能に関わる消耗品ですから、確実に交換したいところです。2年に1回、車検のたびに交換するケースが多いと思います。大抵の場合は車検で交換されるため、意識して交換することは少ないです。

ブレーキフルードはDOT4指定です。1Lで2000円ほどで購入できます。

なお、DIYでも実施できますが2人以上での作業をおすすめします。

車検と一緒にショップに依頼するのがおすすめですね。BMWに強いショップに車検を依頼すれば、ブレーキフルードの交換も当然のように実施してくれるでしょう。

大体、1度で500mlあれば十分ですから、費用はこれくらい。

ショップに依頼すると、工賃が10,000円くらいは取られるのが一般的です。

ブレーキフルードの交換1回あたりの費用例
DIY 1,000円
ショップ 15,000円
ブレーキフルードの交換頻度

2年に1回が目安です。

重要な作業ですので、車検の際にあわせてショップに依頼すると良いでしょう。ブレーキフルードの交換を単体で頼むより安く済むはずです。車検費用に最初から含まれている場合もあるかもしれません。

エアクリーナーエレメント交換

エンジンが吸い込む空気を綺麗にしてくれるフィルターです。

ディーラーでは掃除をしながら長く使い続けることが多いです。

高い部品でもないので定期的に交換すると良いでしょう。1年に1度は汚れを掃除してやると良いです。掃除をしながら4年くらいは平気で使い続けることができます。気になる方は早めに交換しても良いでしょう。

純正品でも3000円程度です。少し安い社外品を買っても、有名メーカー製であることが多いです。本当に簡単な作業ですから、DIYをおすすめします。ショップに依頼するときは、車検や他の整備のついでに依頼すると、工賃くらいはサービスしてくれるかもしれません。

エアクリーナーエレメントの交換1回あたりの費用例
DIY 3,000円
ショップ 7,000円
エアクリーナーエレメントの交換頻度

4年に1回が目安です。

ディーラーでは更に長く使い続けます。毎年1回は取り出して掃除すると良いでしょう。

エアフィルター交換

外気導入をしたときに、外気中のゴミや匂いを取り除いてくれるフィルターです。

気持ちよく乗るためにも、1年に1回の交換をおすすめします。

高いものですと、脱臭やアレルギー物質を除去したりと、高機能になります。本当に簡単な作業ですから、DIYをおすすめします。ショップに依頼するときは、車検や他の整備のついでに依頼すると、工賃くらいはサービスしてくれるかもしれません。

エアフィルターの交換1回あたりの費用例
DIY 3,000円
ショップ 7,000円
エアフィルターの交換頻度

1年に1回が目安です。特に匂いが気にならないからと数年間使い続ける人もいます。

ワイパーゴム交換

ワイパーゴムの寿命は1年です。

綺麗なふき取りのためにも、1年ごとの交換をおすすめします。

また、BOSCHなどのブレードを買うと、その後はBOSCHの替えゴムが使えるというブレードも市販されていたりします。好みや経済状況にあわせて選ぶと良いでしょう。

ワイパーゴムの交換1回あたりの費用例
DIY 5,000円
ショップ 10,000円

ワイパーゴムの交換頻度

1年に1回が目安です。

もしワイパーのふき取りに問題がなければ使い続けてもかまいませんが、基本的に寿命は1年であることを念頭に入れてください。

車検

2年に1回義務付けられている車検です。

車検では、いくつかの決まったポイントがチェックされます。自分で車検を通す「ユーザー車検」しても良いですが、せっかくの点検の機会ですから、ショップに依頼する方が良いでしょう。当然工賃はある程度かかりますが、一通り異常がないかチェックしてもらうことが出来ますし、一緒に何か整備をしてもらう場合には、割安な工賃で作業してもらえる可能性があります。

特に馴染みのショップがあれば、複数の作業をまとめることで工賃を浮かせ安くなります。普段はDIYされる方であっても、たまにはショップに作業を依頼して、馴染みのショップを作っておくことをおすすめします。

また、ここまで紹介した「エンジンオイル」「ブレーキフルード」「エアクリーナーエレメント」「エアフィルター」「ワイパーゴム」などの交換は車検とセットで交換することで、工賃を安く抑えることができます。

もちろんDIYで実施済みであれば、それでもかまいません。

 

費用としては、税金類から成る法定費用で70,000円~100,000円ほど。

これに加えて、工賃や必要な整備費用がかかります。

工賃は20,000円~40,000円ほどのところが多いでしょう。整備は必要に応じて実施しますが、車検に必要な整備だけであれば、10万円程度で十分でしょう。

 詳しくは以下の記事で解説しています。

基本的に部品や作業を含まない車検費用が輸入車だから高くなるということはありません。もしあるとすれば、そのショップが輸入車に弱いというだけでしょう

基本的なメンテナンスまとめ

以上、基本的なメンテナンスをまとめました。

まとめると以下の通りとなります。

DIYの場合(車検を除く)
メンテナンス項目 期間・距離 費用 1年あたりの費用
エンジンオイル交換 1年/1万km 8,000円 8,000円
備考:オイルフィルターは2回に1回。
クーラント交換 4年 5,000円 1,250円
備考:他のクーラント関係の整備と一緒に行うと良い。
ブレーキフルード交換 2年 1,000円 500円
備考:車検時にまとめて行うのが良い。
エアクリーナーエレメント交換 4年 3,000円 750円
エアフィルター交換 1年 3,000円 3,000円
車検 2年 100,000円 5,0000円

合計:13,500円/年(車検除く)

ショップの場合(ディーラーはより高額)
メンテナンス項目 期間・距離 費用 1年あたりの費用
エンジンオイル交換 1年/1万km 20,000円 20,000円
備考:オイルフィルターは2回に1回。2回に1回は車検とまとめると安く済む。
クーラント交換 4年 20,000円 5,000円
備考:他のクーラント関係の整備と一緒に行うと良い。
ブレーキフルード交換 2年 15,000円 7,500円
備考:車検時にまとめて行うのが良い。
エアクリーナーエレメント交換 4年 7,000円 1,750円
備考:車検2回に1回、車検時にまとめると安く済む。
車検 2年 120,000円 60,000円

合計:34,250円/年(車検除く)

複数年に1回交換する部品に関しても1年換算した1年あたりの維持費の試算です。

車検を一緒にするとイメージが付きにくそうなので別にしています。

しかし、こうした基本的なメンテナンス費用に大きな差がないのはどのメーカーも一緒です。

差がついてくるのが、ふいの故障であったり、国産車とは考え方の違う消耗品の存在です。

 

引き続き紹介していきます。

 

維持費を抑えたいという方は、以下の記事も参考にしてみてください。

消耗品のメンテナンス

ブレーキパッド

ブレーキパッドは4万km~5万km程度ですり減ってきます。

高速道路や渋滞の少ない郊外の道の走行が多ければ、6万km、7万km経ってもまだまだ残量たっぷりというケースもありますので、使い方によるところが大きいです。

 

ブレーキパッドにはセンサーがあり、ある程度すり減ると警告灯が点灯します。

センサーは物理的にパッドと一緒に削られることで点灯する仕組みです。

点灯しても、まだいくらか残りがあるのですが、センサーが点灯するとセンサーも交換が必要になるため、警告灯が点灯する前に交換するのが理想です。

 

ブレーキパッドは前後セットで20,000円ほど。

センサーは1つあたり1,000円~2,000円ほど。

ショップに依頼した場合には、部品代は少し上がり、工賃は前後あわせて10,000円~20,000円ほどでしょう。

交換費用の例
DIY 24,000円
ショップ 45,000円
交換頻度

5年5万kmが目安です。

使い方によっては、7年7万km程度もつことも珍しくありません。

更に長くもつこともあり、使用状況に依存します。

車検の際に残量が計測されます。

ブレーキローター

ブレーキローターは、7万km~10万kmほどですり減ってきて、交換を勧められます。

ブレーキパッド同様、走行条件によって減り方が変わります。

渋滞の多い街中ばかりを走るわけでなければ、10万km以上もつことも珍しくありません。

 

ブレーキローターは前後あわせて30,000円~40,000円ほど。

工賃は20,000円ほどでしょう。

実際にはブレーキパッド交換を一緒に交換することが多いでしょうから、もう少し節約できるはずです。

交換費用の例
DIY 30,000円
ショップ 60,000円
交換頻度

10年10万kmが目安です。

使用状況によって、寿命が短くなることも長くなることもあります。

車検の際にブレーキパッドやブレーキローターの残量が計測されます。

もし残量が足りない場合には、車検と一緒にブレーキパッドとブレーキローターの交換を行うことで、全体の工賃を安く抑えることができるでしょう。

タイヤ

タイヤは、国産車であっても変わりありませんね。

タイヤのサイズによって異なりますが、1990年代であれば15インチ~16インチ、2000年代の車では16インチ~17インチ、2010年代では17インチ~18インチが主流です。

 

ここでは17インチを例にとって紹介します。

もちろん、安いアジアンタイヤを選ぶこともできます。

それでも構わないのですが、せっかくのBMWですからもう少しだけお金を出してみましょう。

例えば、アジアンタイヤに迫るほどではありませんが、かなり安価なピレリのCINTURATO P1。

有名メーカーのタイヤとしては驚異的に安価で、BMWオーナーのユーザーも多いです。

コストパフォーマンスが優秀で、評価も高いです。1本7000円~8000円。

通販で購入したタイヤの持ち込みは、受け入れてくれる場合もあれば工賃を上乗せされる場合もあると思います。

最寄りの持ち込み歓迎のショップを探すと安くあげることができます。

交換費用の例
DIY 不可
ショップ 50,000円

「持ち込み歓迎」を掲げているショップの工賃は10,000円程度の場合が多いです。

交換頻度

4年4万kmが目安です。

ブレーキパッドやブレーキローター同様に、使い方に依存します。

大半の場合、4年4万km程度はもちます。更に長いことも珍しくありません。

消耗品のメンテナンスまとめ

以上、割と一般的な消耗品のメンテナンスです。 

まとめると以下の通りとなります。

DIYの場合(タイヤ交換を除く)
メンテナンス項目 期間・距離 費用 1年あたりの費用
ブレーキパッド 5年/5万km 24,000円 4,800円
備考:使い方により交換時期は大きく変わる。
ブレーキローター 10年/10万km 30,000円 3,000円
備考:使い方により交換時期は大きく変わる。
タイヤ 4年4万km 50,000円 12,500円
備考:使い方により交換時期は大きく変わる。

合計:20,300円/年

ショップの場合(ディーラーはより高額)
メンテナンス項目 期間・距離 費用 1年あたりの費用
ブレーキパッド 5年/5万km 45,000円 4,500円
備考:使い方により交換時期は大きく変わる。
ブレーキローター 10年/10万km 60,000円 6,000円
備考:使い方により交換時期は大きく変わる。
タイヤ 4年4万km 50,000円 12,500円
備考:使い方により交換時期は大きく変わる。タイヤをネットで購入して持ち込んだ場合。ショップにタイヤの購入と交換をあわせて依頼するとより高額になる場合が多い。

合計:23,000円/年

国産車と比べると、ブレーキパッドとローターの寿命が少々短く感じるはずです。

欧州車はパッドとローターを消耗しながら制動力を確保しているため、絶対的に寿命が短いです。

それでも年間の維持費の試算は数万円程度です。

ショップに依頼する場合には、車検やいくつかの整備項目をまとめることで工賃が節約できるでしょう。

快適性を高めるメンテナンス

快適性を高め、BMWらしい気持ちよい走りを取り戻すためのメンテナンス項目です。

安全性にも関わる部品ですが、ここでは快適性を高めるメンテナンスとして紹介します。

必ずしも交換が必要な部品ではありません。

ショックアブソーバー・マウント

ショックアブソーバーとそのマウントです。

どちらも快適性に大きくかかわるほか、走行安定性にも関係します。

 

ショックアブソーバーの交換には以下の3つの方法があります。

  • 純正品を使う
  • 社外の補修用部品を使う(純正と同等品とされている社外部品)
  • 社外のサスペンションキットを使う(純正より性能を特化させた社外部品)

まともにディーラーで購入する純正品を買うと、とんでもない高額になってしまいます。

社外の補修部品が、ビルシュタインやモンロー、ザックスなどの有名メーカーから用意されていますので、それらの使用をおすすめします。

 

価格はネットで買えば50,000円~70,000円ほど。

ショップに依頼しても100,000円はしないはずです。

マウントは前後あわせて30,000円ほどでしょう。

 

3番目の選択は、カスタムの領域ですね。

価格も100,000円~と幅広いですが、ここでは言及しません。

工賃は、20,000円~40,000円程度と、ショップにより幅があると思います。

 

ショックアブソーバーの劣化は、4年4万kmあたりから出始め、完全に劣化するのは7年7万kmくらいでしょう。

これは乗り方によって多少変わることがあります。

なお、10年10万km経っても平気で乗り続けている人が多く、気にならなければ変えなくても良いです。

サスペンションアーム・ブッシュ

サスペンションアームや、アームの連結部に使われるブッシュです。

ショックアブソーバーとあわせて交換できると理想ですが、ショックアブソーバーよりは長持ちしますので、ショックアブソーバーの交換2回に1回と考えて良いかもしれません。

ただし、そうすると交換するころには完全にボロボロです。

 

アームの本数や価格、ブッシュのみ交換できる場所の有無など価格は幅広いですが、基本的に新しければ新しいほど交換費用は高額になります。

理由は、アームの本数が増えたことや、ブッシュのみの交換ができず、アームごとの交換が必要なこと、そして素材がアルミへと変わったことです。

 

ピンポイントで主要部品だけを交換するのがおすすめで、ショップでの相談や十分な検討をおすすめします。

すべてを交換すると、部品代だけでも200,000円はくだらないでしょう。

予算に余裕があり、走りの質感を回復させたい時に、予算を決めてショップに相談に行くのが良いでしょう。

エンジンマウント

10万kmころから劣化が気になり始めます。

15万kmにもなると、アイドリング時の振動がかなり大きくなります。

そんな時に交換したいのがエンジンマウントです。

セットでミッションマウントも交換するのがおすすめです。

 

エンジン自体に問題がない限りは、アイドリング時の振動がピタリととまり、効果を明白に実感できる部品です。

部品は15,000円~25,000円ほど、工賃は20,000円~30,000円ほどでしょう。

ミッションマウントとあわせて交換することで工賃を節約したいところです。

ミッションマウント

エンジンマウント同様、走行距離が伸びてくると気になる振動の発生の原因となります。部品は5000円ほど、工賃は工賃は20,000円~30,000円ほどでしょう。

エンジンマウントとあわせて交換することで工賃を節約したいところです。

故障および定期的な交換を推奨される部品(※注意あり)

以下の記事で、メンテナンスが必要な個所や弱点について詳しく紹介しています。

【BMWの維持】部品の故障とメンテナンスについて

「メンテナンスプランを考える」の項目では、どんな部品をいつ交換すべきか?いつごろから故障のリスクが上がり始めるか?が記載されています。

 

そのなかで、定期的な交換を推奨する部品として、以下のようなものをあげています。

※注意

  • 寿命は目安であり、安全マージンを取った短めの期間です。例えば7年7万kmが寿命とあっても15年15万kmもつことも珍しくありません。
  • 寿命が長めの部品の寿命を迎える前に、大抵の人は車を乗り換えます。
  • 寿命が長めの部品は、「20年20万km乗るぞ!」みたいな人以外は無視してもOKかもしれません。
 DIYの場合
部品 寿命 費用 1年あたりの費用
エンジンオイル 1年1万km 7,000円 7,000円
エンジンオイルフィルター 2年2万km 2,000円 1,000円
エアクリーナーエレメント 4年 3,000円 750円
エアクリーナーエレメント 4年 3,000円 750円
ベルト 3年3万km 4,000円 1,300円
ベルトテンショナー・プーリー 7年7万km 15,000円 2,100円
ラジエーター 10年10万km 30,000円 3,000円
クーラント 4年 5,000円 1,250円
エキスパンションタンク 7年7万km 10,000円 1,400円
ウォーターホース 7年7万km 18,000円 2,500円
ウォーターポンプ 7年7万km 30,000円 4,200円
サーモスタット 7年7万km 10,000円 1,400円
水量センサー 7年7万km 2,000円 280円
水温センサー 7年7万km 2,000円 280円
バッテリー 5年 20,000円 4,000円
燃料フィルター 7年7万km 7,000円 1,000円

合計:32,210円/年

ショップの場合(ディーラーはより高額)
部品 寿命 費用 1年あたりの費用
エンジンオイル 1年1万km 19,000円 19,000円
エンジンオイルフィルター 2年2万km 2,000円 1,000円
エアクリーナーエレメント 4年 7,000円 1,750円
エアクリーナーエレメント 4年 7,000円 1,750円
ベルト 3年3万km 12,000円 4,000円
ベルトテンショナー・プーリー 7年7万km 35,000円 5,000円
ラジエーター 10年10万km 45,000円 4,500円
クーラント 4年 20,000円 5,000円
エキスパンションタンク 7年7万km 25,000円 3,500円
ウォーターホース 7年7万km 35,000円 5,000円
ウォーターポンプ 7年7万km 45,000円 6,400円
サーモスタット 7年7万km 20,000円 2,800円
水量センサー 7年7万km 4,000円 570円
水温センサー 7年7万km 4,000円 570円
バッテリー 5年 30,000円 6,000円
燃料フィルター 7年7万km 15,000円 2,100円

合計:68,940円/年

上記部品をすべて交換すると、使う部品の種別(こちらで詳説)にもよりますが、なかなか良い金額になります。注意書きにもある通り、寿命が長い部品に関しては、あまり気にしなくてもOKです。

また、ここにある部品は予防整備できると良いことに間違いはありませんが、通常は故障してから直す項目です。

ショップで直す場合には、修理項目をまとめることで工賃が安くなることがあります。

その他の故障の修理

定期的な交換を推奨される部品」で、多くの部品を網羅していますが、距離や時間では読みにくい部品も数多くあります。

オイル漏れ

最も代表的な故障として、オイル漏れがあげられます。

以下の記事で詳細に解説していますが、オイル漏れの修理は緊急を要さないものが大半です。是非修理を先延ばしし、別の修理と一緒に作業を依頼して工賃を節約しましょう。

なぜなら、オイル漏れの修理費用の大半は工賃だからです。

交換部品としては、安価なOリングであれば1,000円程度。

高価なホースだとしても10,000円程度です。

後者のホースは、部品点数にするとごく一部ですので、大抵の修理では部品代は微々たるものなのです。

 

オイル漏れは、3年目くらいで発覚しはじめることもありますし、10年以上長らくもつこともあります。渋滞が多い道を走ったり、短距離の移動が多いシビアコンディションであったり、オイル交換を怠っているとオイル漏れが起こりやすくなります。

軽症・重症の判断やオイル漏れに関する詳細についても以下の記事をご参照ください。

BMWのオイル漏れが発覚!修理が必要?緊急度や添加剤、安価な修理方法をご紹介

センサー故障

こちらもよく聞く定番の故障ではありますが、なかなか距離や年数だけでは判断が付きにくいです。早いものでは新車保証期間内に壊れるケースもありますし、一方で10万km乗っても壊れないというケースもあります。

センサーは大抵、10,000円~40,000円ほどしますし、新しい車であればあるほど数も増える傾向にあります。

距離で劣化が判断できるものとしては、O2センサーがあげられます。10万km前後の型で、燃費が落ちてきた、パワーが落ちてきた気がする、たまに警告灯が点灯するが異常は感じない、という場合にはO2センサーが原因の可能性があります。

O2センサーを含め、大抵のセンサーは、壊れても車は動きます。しかし、燃費の悪化やパワーの低下など、様々な弊害が発生します。

詳しくはこちらの記事をご参照ください。

【BMWの維持】センサー故障の事例と緊急度一覧

燃料ポンプ

燃料ポンプは、大抵10年10万kmくらいは問題なく使えます。

大抵の車は、20万kmでも問題ないでしょう。しかし、ここも個体差により、早めに壊れてしまうケースがちらほら見かけられます。

いつ壊れるとも予測が難しいのですが、部品代と工賃を合わせて、高くても50,000円ほどでしょう。

基本的には心配しても仕方がありませんし、不調を知ることや点検することは難しい部品です。事前に不調が出てくれればラッキー。突然死も多い部品です。

エアコンコンプレッサー

こちらも燃料ポンプと同様です。

30年前の車は故障しているものが多く、20年前だとそこそこ、10年前だと大半は元気です。なかなか過酷な環境で動いているパーツです。日本製の部品が使われているケースが多いです。

ここも個体差が多く、運次第です。

20年20万kmくらいから故障も出てくるでしょうが、それ以前に運悪く壊れてしまうケースもあります。もしかすると使用環境にも寄るのかもしれませんが、それを予想できるほどの知見はありません。

故障すると、コンプレッサーだけで済めば良いのですが、エアコン系統をすべて交換するケースが多いです。大抵は1か所が故障してしまうと、そこを交換しても次から次へ周辺部品が故障してきます。

すべて交換する場合には、20万円~30万円は見る必要があるでしょう。

ハブベアリング

タイヤの回転部についているハブベアリングです。

15年15万kmくらいで故障(異音)が出始めます。こちらも運や使い方によるところが大きいのか、10年10万kmを待たずに異常がでた例もありましたし、逆に17万km乗ったE46では全く異常はでませんでした。

異常があった1輪分だけの交換で部品をあわせて30,000円~40,000円ほどであることが多いでしょう。

維持費を抑えるコツ

不要なメンテナンスをしない

不要というと言い過ぎですが、優先順位をつけたり、本当に必要なメンテナンスかどうかをしっかりと調べて理解したうえで判断しましょう。

良心的なショップを探し出せば、こうした点も含めて提案してもらえます。

メンテナンスをまとめて工賃を節約する

点検で故障が見つかったり、自身で異常を見つけた場合には、すぐに修理せず今後のメンテナンスプランに付け加えましょう。(緊急度が高い場合を除く)

修理をする際、同じような場所にある部品の交換であれば、工賃を節約できます。また、修理をまとめることで、必然的に1度あたりの総額が上がりますので、値引きも期待できます。

ご自身で緊急度が判断できない場合には、点検に出すと良いです。

その後、故障に関して詳細な説明を受け、緊急度についても確認しましょう。

こちらの記事で紹介したような有名なショップでも、規模が大きいところでは点検料が取られてしまいます。点検料に納得がいかない場合には、事前に確認すると良いでしょう。

diy-kagu.hatenablog.com

良い車を選ぶ

これがそう簡単にできたら苦労はしませんが、良い車を選ぶと修理に困ることもありません。

車選びには経験と知識が求められます。

また、素人はせいぜい展示車両から良い車を見つけてくることしかできませんが、良いショップに出会い、オークション会場で良い車を選んでもらうことが出来れば、良い車に出会える可能性も高まります。信頼できるショップであれば、そのショップで長らく整備してきた車を買うという手もありますね。

基本的なポイントについてはこちらで記事にしていますので、ご参考まで。

【中古BMW選び】車選びのコツとチェックポイント

自分の車(BMW)の状態を知ろう!

また、毎月中古車サイト(グーネット)に掲載されている中古車からオススメ車両を紹介しています。こちらも参考にしてみてください。

まとめ

ここまで、基本的なメンテナンスや車検、よくある故障などをまとめてきました。

すべてをショップに依頼した場合の維持費33,800円/年となりました。

一方で、DIYを駆使した場合の維持費は57,250円/年となりました。

 

数年に1回のメンテナンスを1年あたりに分けて計算しているため、実際の維持費には波があります。

ほとんど手がかからない年もあれば、もっと手がかかる年もあるでしょう。

 

また、ショップによってはもっと安いところもあれば、高いところもあります。

ディーラーであれば、この1.5倍くらいは見ても良いかもしれません。

 

この合計金額には、「車検」「快適性を高めるメンテナンス」「故障および定期的な交換を推奨される部品」を含めていません。

 

なぜなら、「快適性を高めるメンテナンス」は必ずしも必要ではなく、余裕があればやって方が良い項目だからです。

また、「故障および定期的な交換を推奨される部品」は事実上の故障であり、目安まで寿命を紹介していますが、定期交換部品とは呼べません。

 

この維持費を見てどう感じるかは人それぞれでしょう。

しかし、やはり国産車よりはやや高い結果になるかと思います。

故障の頻度次第ですが、国産車と同等~2倍程度を覚悟すれば、十分に乗ることが出来ます。

もちろん悪い車にあたると、買ってすぐに修理に次ぐ修理で維持費が跳ね上がることもありますから、良い車を探しだすことが最も重要です。

 

車検や税金を除いて、年間10万円。

毎月1~2万円も積み立てておけば余裕で維持することができます。

 

維持に不安を持ち始めた方には、ここら辺の記事がおすすめです。

BMWの維持費の真実 国産車とBMWの維持費の違いとは?

BMWの維持費を節約する2つの方法 BMWはDIY派に優しい車

プラストーンを綺麗にしてみよう

汚れきったプラストーン。

f:id:katamichinijikan:20170206110914j:plain

これは、水作のエアリフト式のフィルターの純正エアストーンです。我が家の小さな20cmキューブ水槽で頑張ってくれているのですが、フィルター交換のたびに気になっていました。すでに、交換部品は購入してしまっているのですが、せっかくですので再生できないか試してみることにします。

 

良く見かけるのは、いわゆるハイターなんかを使った方法。3日も漬けておけば真っ白になるそうです。黒くなっているのがただの着色汚れであれば、交換の必要はないわけですが、交換の必要があるということは物理的に詰まっているということな気がします。そうすると白くしたところでどうなんだ?という気もしてきます。汚れも溶かして落としてくれるのかな?溶かすといえば?

 

サンポールです。

f:id:katamichinijikan:20170206111222j:plain

 

3日漬けて、様子を見ます。

 

 

桐のドレッサー その27 - ビボスで仕上げ

この制作記はブログ開設当初の古いもので、作業日数に釣られて記事数も膨大になってます。
ブログ開設初期~第一目標(ドレッサー)完成までを知識ゼロから始める家具作りシリーズとしてまとめています。

知識ゼロから始める家具作りシリーズの記事一覧を開く

f:id:katamichinijikan:20180812135348p:plain

家具制作DIYを始めたキッカケであり第一の大きな目標であった妻へ送るドレッサー作りです。

最近はダイニングテーブル作りに浮気しつつありますが、先日やすりがけと、アルドボスによる塗装を終えていました。数日乾燥させ、布でよく磨くと、ほのかに光沢がでて、より一層ツルツルとしてきました。木も硬くなっているようです。

 

 

 

まずは、先日の記事で治具を作って取り付けた引き出しの取手からです。大きめの取手を選んだため、付属のネジが長いです。代わりを用意するまでの暫定策としてワッシャーを重ねて入れます。

f:id:katamichinijikan:20170203220534j:image

 

そして取り付け。

f:id:katamichinijikan:20170203220825j:image

 

一番下は、更にでかいやつを使いました。

f:id:katamichinijikan:20170203220709j:image

 

 

ちょっと移動して、鏡もつけてみます。まだ鋲が届いていなくてネジ頭が隠せていませんが、案外目立ちませんね。

f:id:katamichinijikan:20170203220852j:image

 

 

そして、アルドボスで三度塗りした表面に。

f:id:katamichinijikan:20170203220946j:image

 

ビボスを塗り込んでいきます。

f:id:katamichinijikan:20170203221024j:image

 

塗布後。アルドボスとは違った艶めきです。

f:id:katamichinijikan:20170203221056j:image

 

 

2時間ほど乾かし、よく磨けば完成。

今日はここまでです。

 

残すところ、最後の磨きと鋲の打ち込みです(^o^)

 

 

 桐のドレッサーのすべての記事

初めての大物で、制作記もだらだら長くなってしまいました。

その1:桐のドレッサー その1 - ニトリでドレッサーのつくりを勉強する - ドリルを買ったから家具を作りたい

その2:桐のドレッサー その2 - あれこれ思案その1 - ドリルを買ったから家具を作りたい

その3桐のドレッサー その3 - あれこれ思案その2 - ドリルを買ったから家具を作りたい

その4桐のドレッサー その4 - 桐の保護塗料 - ドリルを買ったから家具を作りたい

その5桐のドレッサー その5 - 桐用にオイル - ドリルを買ったから家具を作りたい

その6桐のドレッサー その6 - 細かい準備 - ドリルを買ったから家具を作りたい

その7桐のドレッサー その7 - 鏡到着 - ドリルを買ったから家具を作りたい

その8桐のドレッサー その8 - 桐材到着 - ドリルを買ったから家具を作りたい

その9桐のドレッサー その9 - まずは足元から - ドリルを買ったから家具を作りたい

その10桐のドレッサー その10 - 引き出し側 - ドリルを買ったから家具を作りたい

その11桐のドレッサー その11 - 鏡を支える - ドリルを買ったから家具を作りたい

その12桐のドレッサー その12 - 鎹を使ってみる - ドリルを買ったから家具を作りたい

その13桐のドレッサー その13 - 鏡の取り付け部作成 - ドリルを買ったから家具を作りたい

その14桐のドレッサー その14 - 鏡を木に貼り付ける - ドリルを買ったから家具を作りたい

その15桐のドレッサー その15 - 鏡に穴を開けましょう - ドリルを買ったから家具を作りたい

その16桐のドレッサー その16 - 板と板を2枚重ね - ドリルを買ったから家具を作りたい

その17桐のドレッサー その17 - 鏡の台座の面取りと仕上げ - ドリルを買ったから家具を作りたい

その18桐のドレッサー その18 - 照明や時計の小物はどうしよう? - ドリルを買ったから家具を作りたい

その19桐のドレッサー その19 - 桐の塗装 - ドリルを買ったから家具を作りたい

その20桐のドレッサー その20 - 鏡の取り付け - ドリルを買ったから家具を作りたい

その21桐のドレッサー その21 - 引き出し作り その1 - ドリルを買ったから家具を作りたい

その22桐のドレッサー その22 - 引き出し作り その2 微調整 - ドリルを買ったから家具を作りたい

その23桐のドレッサー その23 - 左右反転 - ドリルを買ったから家具を作りたい

その24桐のドレッサー その24 - 上下反転と天板貼り合わせ - ドリルを買ったから家具を作りたい

その25桐のドレッサー その25 - 天板を整える - ドリルを買ったから家具を作りたい

その26桐のドレッサー その26 - 仕上げと塗装 - ドリリウム

その27桐のドレッサー その27 - ビボスで仕上げ - ドリリウム

その28桐のドレッサー 完成 - ドリリウム

 

すべての家具の制作記の目次はこちら

水槽の白い汚れにサンポール

我が家では、小さなガラス水槽に数匹の魚を飼って楽しんでいます。最初は何度も死なせてしまいましたが、3度目の挑戦で無事安定させることができています。

 

さて、安定しだした頃から、水槽に手を出す必要性が減って、水垢が目立ち始めました。最初は光の加減次第でまだらに見える程度でしたが、今やぼやっと白くかすんでいます(^^;;

 

これはいけないと、まずは水槽を空にしてハイターにつけてみました。

f:id:katamichinijikan:20170203215559j:image

しかし、効果はいまいち。激落ちくん(メラニンスポンジ)でもいまいち。激落ちくんはやすりみたいなものですから、根気よくやれば落とせそうですが、ギブアップしました。

f:id:katamichinijikan:20170203215621j:image

濡れていてわかりづらいですが、白い汚れが残っています。

 

 

 

そこでようやくネットで調べてみると、同じ悩みを抱えた人がたくさんいます。そしてその対策も。主な対策はふたつ。「酸で溶かす」か「やすりで削る」です。

前者は酢を使う方法が手軽ですが、効果は薄そうです。また、やすりはお手軽ですが、やすりでこする作業にはもう飽き飽きしていまし。何かないかと家を探し回ったら、ありました。安くてどこにでもある、強い酸。

サンポール | トイレ用洗剤 サンポール 黄ばみなどのお掃除に | KINCHO

 

サンポールです。

ホイールの掃除用に買った残りがありました。

 

 

これを水槽にかけ、しばし放置。

f:id:katamichinijikan:20170203215703j:image

ハイターの後にこれを使っていますが、くれぐれも混ざらないように注意です。

 

 

サンポールに絶大な信頼を寄せているので、2分弱で洗い流してみると。

f:id:katamichinijikan:20170203215814j:image

 

 

新品の時のような透明度です。

汚れがしつこいときは、漬け置きサンポール+メラニンスポンジで軽くこすれば万全ではないでしょうか(^o^)

酢である程度効果がでるへなちょこ汚れなら、サンポールで落とせないはずがありませんね!

【BMWの維持】有名&安心なBMWショップ - 車検や整備を任せられるディーラー以外ショップまとめ

2020年1月15日 加筆修正

f:id:katamichinijikan:20180616161657p:plain

当サイトではBMWの維持に関する記事を多数掲載しています。

この記事では、実際にBMWを購入したり、整備をお願いできるBMWに強いお店・BMW専門店(以下、「ショップ」と呼ぶ)を紹介してみたいと思います。

ショップ(BMWに強いお店)を選ぶ価値

こうしたショップでは、以下のようなメリットがあります。

  • 工賃がディーラーより安い
  • 優先度の低い整備(先延ばしできるもの)は経済状況に合わせて提案してくれる
  • 純正以外の安価なOEM部品や社外部品、中古部品の使用も検討してくれる
  • ディーラーが嫌う整備も請け負ってくれる(ATF交換など)
  • ディーラーのメカニックより技術・知識・経験において信頼できる場合がある

※ショップにより性格は異なりますので、例としてお考え下さい。

 

ディーラーと比べたメリットは、広い意味で「安い」ということがあげられます。

これは、単純な工賃や部品代だけの話ではありません。

 

例えば、オイルが漏れが見つかったとしましょう。

すぐに対処した方が良いオイル漏れと、しばらくは走っていても問題ないオイル漏れがあります。

修理するとしても、別の整備項目が想定される場合には、一緒に整備した方が安く済むかもしれません。

 

ディーラーでは、基本的に車の内部構造に詳しくないセールス担当者と会話するため、先延ばしや代替策の提案が難しいです。

担当者や店舗によりますが、基本的に教科書通りの一様な対応となります。

 

しかし、ショップであれば経済事情などにあわせて様々な提案が可能です。

 

部品を一つとっても、純正品を使うべき部品もあれば、そうでなくとも良い部品もあります。

外装部品や壊れにくい部品が運悪く壊れた時は、中古品を使うという手もあるわけです。

 

こうした点において、あれこれと融通を効かせてくれるのがショップを選ぶメリットです。

 

ここに挙げているショップは、ネットで整備ブログを公開していてこだわりや確かな技術があることがわかっていたり、良心的な様子が伝わってきたり、ネットでよく名前のあがるショップです。

実際に私が足を運んだことがあるショップもあります。

 

ここに載っているから安心とは思わず、是非一度足を運び、信頼できるかどうかを確かめてください。

信頼関係ができてはじめて、ショップ側もみなさんに柔軟な提案をすることができます。

神奈川

Studie

URL:http://www.studie.jp/shop/yokohama.html

言わずと知れた有名店。

東京、神戸、名古屋、仙台など全国に展開しています。

ポールポジション

URL:http://www.poleposition.co.jp/

言わずと知れた有名店。

クラシックな車、アルピナなどの限定モデルもよく扱っています。

もちろん通常モデルのBMWたちも扱っており、中古車の取り扱いもあります。

神奈川県横浜市都筑区池辺町1820-3

TEL ; 045-945-1331

営業時間=10:00~18:30

定休日= 毎週月曜 第1・3火曜日

オートプランニング

URL:http://www.bmwparts.jp/

中古車の取り扱いもあります。

 住所 〒227-0036
神奈川県横浜市青葉区奈良町1843-25
電話番号 045-532-3090
FAX番号 045-532-3091

埼玉

つたえファクトリー

URL:http://www.tsutae-f.co.jp/

言わずと知れた有名店。

Webページは昔ながらの感じですが、店舗はかなりしっかりしています。

中古車の取り扱いもあります。

つたえファクトリー
南荻島 店
TEL 048-961-8591

営業時間
AM9:30~PM7:00

アウトブルク

URL:http://www.autoburg.com/

埼玉県東松山市にあるBMW専門店。

中古車の取り扱いもあります。整備情報をブログで発信しており、DIYされる方なら一度くらいはそのブログに辿り着いたことがあるかも?

〒355-0036 埼玉県東松山市下野本1538-2
TEL:0493-27-8880 FAX:0493-27-8881

Stella Motors

URL:http://stellamotors.blog.fc2.com/

埼玉は、玉石混淆色々なショップが見つかります。

埼玉県川口市にあるBMW専門店。BMW M3 M5 ALPINAを主にしているようですが、通常のモデルであっても対応してくれます。

千葉

BWI

URL:http://www.bodyworks-ishizuka.com/

千葉県銚子市にあるBMW専門店。

中古車の取り扱いもあります。整備情報をブログで発信。

TEL 0479-24-8877
FAX 0479-21-9667

〒288-0831
本社 千葉県銚子市本城町4-478-1
工場     〃    3-147-2
定休日 お盆 年末・年始

兵庫

take-M

URL:http://www.take-m.com/

 兵庫県西宮市のBMW専門店。

所在地:〒663-8114 兵庫県西宮市上甲子園5-10-23
電話:0798-23-6336
営業時間:11:00~19:00
休業日:水曜日(不定休あり)

大阪

アプリル

URL:http://e-carsearch.net/tcs-april/

大阪府東大阪市にある輸入車専門店。BMWの経験も豊富。

中古車の取り扱いもあります。整備情報をブログで発信。

住所 〒579-8004
東大阪市布市町1丁目1-44
電話番号 072-986-8460
FAX 072-986-8460
営業時間 9:00~19:00(定休日:不定休)

ガレージブリーズ

URL:http://g-breathe.com/

大阪府にあるE30専門店。blogが面白くていつも見ています。

車選びに不安のある方へ

信頼できるショップが近くにない方、自分で車を選びたい方に向けてBMWに特化した中古車の選び方・チェックポイントを紹介しています。

こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

diy-kagu.hatenablog.com

年式から考える中古BMW選び方と維持費について

2020年1月15日 加筆修正

f:id:katamichinijikan:20180616161008p:plain

このブログでは中古BMWに安く楽しく乗るための様々な知識を紹介しています。

今回の記事では、

「5年落ちのBMWはどうなんだろう?」

「10年落ちのBMWはどうなんだろう?」

そんな疑問にお答えしていきます。

 

例えば2006年式のBMWを買いたいとすると、「14年落ち」ということになります。

これを一体どう捉えれば良いでしょうか?気にするほど古くない?10年過ぎたらやめておけ?

ここらへんを年式ごとにご紹介します。

1年~2年落ち

バリ物の中古車・新古車・試乗車だった車です。事故車もちらほら。

大抵、価格は新車販売価格から3割程度落ちています。新しい車をお得に買いたい。そして展示している車の装備で満足だという場合に買う車です。

1年落ち程度の車であれば、ほとんどの車両がディーラーで扱われているはずです。保証は当然のように新車と同じ3年保証が利用できます。

また、まだまだ「弱点」に関する情報も出そろっておらず、今後の維持の見通しは立てにくいです。おそらく順当に信頼性は高まっており、10年程度であれば故障も少なく安心して乗ることができるでしょう。

そもそも、中古BMWを選ぼうという方々が興味を持たない車たちですね。

3年落ち

3年目に入ると、初回の車検を前に売り出された車が増えてきます。

価格も新車の半額を切る車も出てくる年式です。新車保証は3年目までとなりますが、延長保証でプラス2年、再延長で更にプラス20カ月の保証を受けることができます。ディーラーからの購入であれば、保証をつけて安心して乗ることができます。保証がない場合でもまだまだ故障は少ない年式です。

BMWの整備記録簿を見ると、大抵は新車1~2年で何かしら直しています。いわゆる初期不良ですね。また、新車保証が切れて市場での価値が残る3年~7年目くらいにおいても、片手で数えられる程度の修理は実施しているケースが多いです。水回り、電装品であることが多いです。

安心して乗りたいのであれば保証をつけることをお勧めします。

4年~5年落ち

初回の車検を経て、次の車検を前に売り出されている車も出てきます。

値段もこなれてきて、新車の半額以下は当たり前です。

新しめの車を、綺麗に整備して長く乗りたいという方にはお勧めできる年式です。

まだまだ大きな故障やまとまった故障は少なく、数年もすれば故障が出始めますが、1つずつ潰していけば気持ちよく乗り続けられるはずです。

ディーラーでの整備も良いですが、BMWに強いショップでの整備もおすすめです。おしなべてディーラーよりも良心的な価格で、整備プランについても融通を効かせてくれます。

なお、5年程度から車の状態に差が出てきます。

渋滞が多い場所や短距離の移動ばかりしていた車はオイル漏れやエンジンの不調など軽微な故障が出始めます。下手に走行距離が少ない車を選ぶと失敗する恐れが出てきます。

6年~8年落ち

経年劣化により交換部品が増えだす年式です。

ただし、特に2000年台後半以降のモデルでは信頼性がぐっと高まっており、渋滞が多い場所や短距離の移動ばかりしていた車整備を怠っていた車を除けばまだまだ故障知らずで乗り続けることができる年式です。

6年~8年も経過すると、よく壊れる「弱点」が目立ち始めます。しかし、まだまだ故障の絶対数は少ないでしょう。故障知らずの車が大半です。

購入にあたっては以下の記事で紹介しているようなチェックを十分に行いましょう。

【中古BMW選び】車選びのコツとチェックポイント

自身で整備できる方であれば、以下の記事で紹介している弱点だけでも自身でよく点検したり、予防整備を進めた方が良いでしょう。

【BMWの維持】BMWの弱点と定期交換が望ましい部品の紹介

BMWの部品交換の大きなサイクルとして、7年7万kmという基準があります。

7年もしくは7万km前後から、段々と部品の故障が目立ち始めます。主に水回りやガスケットなどの樹脂・ゴムパーツが中心で、この交換を1度済ませていると、更に7年7万kmを安心して乗ることが出来ます。

※7年7万kmは安全マージンをとった交換サイクルです。10年10万kmでも十分です。

もちろんこうした「弱点」以外の故障もありますが、運が悪いか何か原因がある場合が多いです。基本的には「弱点」以外の故障はそう多くありません。

繰り返しになりますが、基本的にはまだまだ故障知らずの年式です。

9年~12年落ち

6年~8年落ちで述べたような経年劣化による「弱点」を中心とした故障が目立つ時期です。意外かもしれませんが、まだまだ故障知らずの車も珍しくありません。

何度も言うように、渋滞が多い場所や短距離の移動ばかりしていた車整備を怠っていた車を除けばまだまだ快調です。くれぐれも走行距離で車を選ばないようにしましょう。

今から10年前と考えると、既にグッと信頼性が向上しています。

良い車を選ぶことでまだまだ楽に維持ができるはずです。断言しますが、10年落ち3万kmの車より10年落ち12万kmの車の方が良いです。(ただし、整備不良の過走行車は除く)

経年劣化は確実に進んでいます。

購入にあたっては以下の記事で紹介しているようなチェックを十分に行いましょう。

【中古BMW選び】車選びのコツとチェックポイント

自身で整備できる方であれば、以下の記事で紹介している弱点だけでも自身でよく点検したり、予防整備を進めた方が良いでしょう。

【BMWの維持】BMWの弱点と定期交換が望ましい部品の紹介

出来れば信頼できるショップやディーラー、BMWに強いお店に点検してもらえると安心感が高まります。

この年式でよくある故障はオイル漏れとクーラント漏れです。

前者はよほど重傷でなければ後回しにすることも可能です。

BMWのオイル漏れが発覚!修理が必要?緊急度や添加剤、安価な修理方法をご紹介

しかし、後者は不動車になる恐れもあるため漏れが発覚した時点で速やかに修理するべきです。決して高額な整備ではないため、この年式の車を買った場合には漏れがなくても予防整備をすることで安心して乗ることができます。

 

 

これくらいの年式までであれば、街中でも割と見かけるはずです。

また、かなり引っ張ったとしてもそろそろ足回りなどの劣化が見られるはずです。予算に余裕があれば、ダンパーを新品に入れ替えるだけでも大きな効果が得られるはずです。

13年~16年落ち

これまで何度もあげてきた「弱点」の故障が目立つころです。

また、運が悪いと「弱点」以外にも主要な部品や電装品など、細かな故障も増え始めます。オルタネーターや燃料ポンプなど、車が動くために欠かせないポイントの大物パーツについても心配がでてくるころです。

ただし、こうした故障は運の要素が強く、壊れる車は速く壊れるし、壊れない車は20年20万km乗っていても壊れないのであまり疑心暗鬼になる必要はありません。

この年代の車を選ぶ場合には、過去の整備記録がない車も多いです。しかし、整備記録がしっかりとした車も見つかるはずですので、しっかりと整備された車を信頼できるお店で購入したいところです。

古いということはそれだけで経年劣化も進んでおり、そもそもの信頼性も下がります。

車の購入時に「弱点」をある程度カバーするために30万円程度の整備予算を用意して購入することをおすすめします。買ったままで、動かなくなるまで乗られれば良いというのであれば構いませんが、気持ちよく乗るためにはしっかりとした整備を行いたいです。良い車を選び、30万円程度の余分な整備費用を用意しておくことで十分に安心して乗ることができるでしょう。一方で悪い車を選んでしまうと修理費用が高額になることや、故障が立て続けに起きる場合もあります。車自体は50万円を切るような車も多いですが、慎重な車選びが求められます。ただし、車選びは非常に難しいもので、経験と知識が求められます。

最低限のポイントはこちらの記事にまとめているものの、経験と知識からくる感覚的な要素も多いです。

【中古BMW選び】車選びのコツとチェックポイント

可能であれば、信頼できるBMWに強いショップに車選びを依頼したり、そうしたショップが昔から整備してきた車を購入すると安心感が高まります。

また、足回りに関してはダンパー以外の部品についても交換時期を過ぎています。サスペンションアーム(ブッシュ)であったり、マウント類を交換すると、乗り味がぐんと回復するはずです。

アイドリング中の振動が目立つようであれば、エンジンマウント、ミッションマウントなども交換しても良いでしょう。

17年落ち~

定期的な「弱点」の交換、そして気持ちよく乗るための足回りのリフレッシュ、また、それ以外の不足の事態への対応。そうした整備への考えや経験が求められます。

いきなりこの年代のBMWを買った場合、常にお金に余裕があって、近くに良いお店がある場合を除けばあまりお勧めできないです。

購入する場合には、直近での整備履歴があれば、その分を除いて「弱点」+αの整備を念頭に購入すべきです。車体は諸費用込みでせいぜい100万円で購入できるでしょうから、それに加えて少なくとも50万円は整備費として用意し、購入とあわせて整備したいです。

ブログを書いている人

カタミチ

ご意見・お問い合わせ等:syufukc@gmail.com

プライバシーポリシーおよび広告掲載等に関する表示事項